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債券という選択にたどり着いた日|#45(第2章)

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    前回の話で書いた通り、私は「守る」という視点で資産をどう運用するかを考え始めていました。

    その中で出会ったのが、ある元証券会社出身のYouTuberの発信です。

    動画の内容はどれも実務的で、感覚的な話ではなく、具体的な数字や仕組みをベースに説明されていました。

    気がつけば、その方の動画はほとんどすべて見ていました。

    寝る前や時間やちょっとした空き時間なども、時間があれば動画を再生し、繰り返し見ながら理解を深めていきました。

    さらに、その方は書籍も出版されていたため、すぐに購入して読みました。

    動画で断片的に理解していた内容が、本を通じて体系的につながっていきます。

    債券とは何か。
    利回りはどのように決まるのか。
    なぜ安定した収入が得られるのか。

    そうした基本的な仕組みを、一つひとつ整理していきました。

    それまでの自分にとって、「投資=増やすもの」という考え方が当たり前でした。

    個別株やインデックス投資、不動産投資も含めて、すべては資産を拡大するための手段として捉えていました。

    ただ、債券の仕組みを理解していく中で、考え方が少しずつ変わっていきます。

    「増やす」のではなく、「減らさずに、安定した収入を得る」

    この考え方が、自分の中でしっくりくるようになっていきました。

    すでに不動産からの家賃収入があり、生活はある程度成り立っている状態です。

    そのうえで、さらに価格の上下に左右される投資を続ける必要があるのか。

    そう考えたとき、自分の中では、「これからは守りを重視した運用にシフトしていくべきだ」という考えに自然と落ち着いていきました。

    そしてもう一つ、重要な気づきがありました。

    それは、タイミングです。

    この検討をしていた2025年当時、アメリカの政策金利は高い水準にあり、米国10年国債の利回りも4%を超えていました。

    歴史的に見ても、債券投資としては非常に良い環境だったのです。

    これまでの自分は、株式市場の動きばかりを見ていましたが、債券市場にもこうした「タイミング」があることを、このとき初めて意識しました。

    仕組みとして納得できる。
    自分の投資スタイルにも合っている。
    さらにタイミングとしても悪くない。

    こうした条件が重なったことで、自分の中で一つの方針が固まりました。

    これからは、「増やす投資」ではなく、「守りながら安定した収入を得る投資」を軸にしていこう。

    そう決めた瞬間でした。

    ただ、その一方で、まだ分からないことも多くありました。

    債券といっても、商品は非常に多く、円建てなのかドル建てなのか、国債なのか社債なのか、選択肢はいくつもあります。

    利回りやリスクもそれぞれ異なり、どの商品をどう組み合わせていくのかによって、結果は大きく変わってきます。

    つまり、「債券に投資する」という大きな方針は見えたものの、その中身をどう構成していくのかは、これからしっかり考えていく必要があると感じていました。

    どの商品を、どの基準で選ぶのか。

    その考え方こそが、今後の資産形成において重要になってくるのではないか。

    そんなことを考えながら、さらに詳しく調べていくことにしました。

    ここから、私の資産形成はもう一段階、具体的な行動へと進んでいきます。


    第2章では、不動産投資を通じて資産形成を加速させてきた過程を書いてきました。

    銀行融資を活用することで、自分の資金だけではなく、外部の資金(他人資本)を使いながら資産を拡大していく。

    そして、家賃収入という形でインカムを得る仕組みをつくる。

    これによって、資産形成のスピードは大きく変わりました。

    一方で、資産が増えていく中で、新たな課題も見えてきました。

    それは、「増やす」だけではなく、「どう守るか」「どう使うか」という視点です。

    現預金が1億円を超えたことで、これまでの判断基準では意思決定ができなくなり、一度立ち止まることになりました。

    そして、その過程で出会ったのが、債券という選択肢でした。

    第3章では、この債券投資について、実際にどのように取り組んでいったのかを書いていきます。

    証券会社とのやり取りや、実際の購入プロセス、そして安定した収入をどのように仕組み化していったのか。

    これまでとは少し違う、「守りながら収入を得る資産形成」について、具体的にお話ししていきます。

    そして、次回(第46話)からは、第3章「債券と仕組みでつくる安定収入」が始まります。

    第3章は全20話ほどを予定しています。

    不動産とは異なるアプローチで、どのように安定した収入をつくっていったのか。

    資産を減らさずに収入を得るという考え方が、自分の中でどのように形になっていったのかを書いていきます。

    📝皆さんの資産形成の取り組みや考え方も、ぜひお気軽にコメントで教えてください。
    (コメントには必ずご返信させていただきます)

    この連載は100話まで続きます。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。


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    ■運営者(ユウナ)について
    このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。

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