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#231 学校の抱える問題を解決するには?

    問題が山積み

    教育問題にだいぶスポットが当たるようになってきた。
    教員不足、教員の質の低下、教員の働き方改革など。
    現場にいる身としては、山積みの問題に対して、いつも悩ましい問題が突き付けられる。

    「システムの問題」なのか?

    まず、小学校現場では「システムの問題」は多々ある。
    例えば欠席連絡。ようやく、電話以外の家庭との連絡手段が導入され始めた。大規模校であれば、朝の30分間、教頭や教務は欠席連絡の電話対応に追われる。スマホから連絡可能なアプリの導入で解決できそうだ。
    これは「システムの問題」だったから、新たなシステムを導入することで解決できる。

    次の問題はどうだろう。
    「お便りの配付」現場では、管理職にチェックしてもらった手紙を印刷し、帰りの会などで児童に配付する。児童が家庭で保護者に渡すことで連絡が完了する。

    これを「システムの問題」として捉えてみよう。
    解決策はすぐに思い浮かぶ。アプリによる保護者へのデジタル手紙の配付。メリットは明らかだ。印刷業務がなくなる。児童が親へ渡したかどうかの心配がなくなる。
    では導入決定!

    肝心なのは思考・行動の変容

    新たなシステムが導入された場合、容易に想像できるのが教員の拒否反応だ。
    紙のお便りをどうやってデジタル化するのか?手引きがあったとしても不安だ、面倒だ。挙句の果てに、デジタル化配布の問題点を挙げ始める。(やりたくない時の常とう手段)

    新たなシステムを導入しても問題が解決しないことがある。そのシステムを運営する肝心の教師の思考・行動が変容していない場合、問題は解決しない。

    僕ら教育現場の抱える問題はどっち?

    現在、僕らの教育現場の抱える問題は、「システムの問題」として処理できるのだろうか。どんなシステムを用いれば、問題は解決するかなあ、と考えても、現場で働く教師自身が変わらなければ、そのシステムが問題を解決することはありません。

    重要なのは「システムをどのように変えるのか」という問いではなく、「僕らのの思考・行動の様式をどのように変えるのか」という問いだ、ということです。

    問題に直面したとき、「システム」か?「思考・行動」か?と二項対立で考えてしまいます。ここが悩ましい。きっと、どちら「も」なんですよね。
    適切なシステムと、目的に向かって変わることを恐れない、学び続ける教師集団であることが、問題を解決する条件なんだと思うんです。
     

     
     
     
    地方の公立小学校に23年勤務→今年から国立の小学校勤務の教師です。自分の思っていること、考えていることが、どこかの誰かのためになるかもしれない。 若い先生に届けたいという思いでスタート。そして、いつかどこかで一緒に働く仲間へのメッセージでもあります。 よろしくお願いします。

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