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人生賭ける夢をみつけるための冒険に出かけようと思う

    ぽん子

    夢がないことが、ずっとコンプレックスだった。
    やりたいことが頭をよぎることはあるけど、仕事辞めてまで始める覚悟もない。
    その覚悟の無さが、自分の気持ちの弱さを証明しているみたいで、なおさら落ち込んだ。

    本気だったら、人生賭けることできるんじゃないのかな。その手前でビビってるくらいなら、その程度の気持ちなんじゃないの。

    そう思うと、せっかくみつけた夢の種のようなものが、芽を出すまえに、しゅるしゅると枯れてしぼんでしまうような気がする。

    いいな。わたしにも夢があったらな。
    夢に向かって頑張っている人って、なんていうか自分の人生のハンドルを自分で握っているって感じがして、わたしは、それが羨ましい。

    人生の残りの時間を考える。元気で動けるのって、あと半分くらいじゃないかな、と思うと、ものすごく焦る。ちょっとまってよ、わたし、やりたいこと、まだ見つけてないよ。

    ほんとに?
    ほんとに、わたし、やりたいことないわけ?

    確かに、人生かけてまでやりたいことって、まだ見つかってない。わたしは、それが、ほしくてほしくて仕方ない。

    だけど、それなら、わたしが今までやってきたことはどうなるの?

    仕事のあいだに、一箱古本市の準備したこととか、自分でイチから調べて本を作ったこととか、それを「本気じゃなかった」って自分で決めつけてしまうのって、わたし、なんかイヤだな。

    本屋さんの店舗はないけど、作った本がお店に並んでもないけど、でも、自分でやりたいって決めて、失敗してもやり抜いたじゃん。
    人生賭ける夢じゃないかもだけどさ、わたし、あのとき、本気でやったじゃん。

    それに、やりたいことならまだまだあるでしょ。

    全国の本屋さんを回りたいし、それを一冊の本にまとめたい。選書サービスだってやってみたいし、大学も、通信制でいいからもう一回入り直して勉強したい。文章書くのも上手になりたいし、コンテストで一等賞もとってみたい。

    多分、今あげたこと全部、働きながらやれると思う。人からみたら、小さい夢かもしれないけど、夢にデカいも小さいもあるかよ、と、自分に言い聞かせる。

    わたしは、やっぱり、夢がほしい。
    人生賭けてもいいって思えるくらいの、そういう夢がほしい。

    だけど、だから、わたしは、自分がやりたいって思ったこと、一個ずつ実現させようと思う。
    さっき書いたことも、まだ書いてないことも、これから見つかるかもしれないことも全部。

    そうやって、自分のやりたいを一個ずつ叶えていった先に、これだってものが見つかるかもしれない。そうだといいな。

    自分のやりたいことを、一個ずつ叶えること。その先に、人生賭けてもいいって思えることをみつけること。それが、今のわたしの夢だ。
    ちょっと、出遅れちゃったかもしれないけどさ。
    いいじゃん、宝探しみたいでさ、ワクワクするよ。









     
     
     
    好奇心旺盛なドジです。何にでも手を出すけど飽きっぽい。思いつきと思い込みで突進してコケるタイプ。本屋とライブハウスで会いましょう。

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