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同じ景色を見ている

あ〜ん、もう無理かも。
梅雨時期のせっかくの晴れ間。
なのに朝寝坊したので到着したのは正午過ぎになってしまいました。
それでもダメ元で行ってみたら、いくつかは待っていてくれました。

今日は、縄文時代のハスと言われる大賀ハスを見てきました。
大賀ハスは、昭和26年、大賀博士という方が縄文時代の遺跡から見つけたという驚きの品種。
このエピソード、裏話はもっとすごい。

遺跡から発見されたのは、たった3粒の種。
大事に大事に育てていたけど、2つは途中で枯れてしまいました。
残った最後の一粒が花を咲かせたそうです。

と、言ってもハスの素人のわたしには上野の不忍池のハスとの違いが見た目ではよくわかりません。

ただただ、きれいだなあ〜。
やっぱ、来てよかった。
それに尽きます。

学生時代、当時の恋人と山を登ったときのことを思い出しました。
頂上からの景色は地上から見上げる姿とは全く異なっていました。
滑らかな稜線が幾重にも重なり、緑のグラデーションはどこまでも広がっていました。
感動したわたしは思わず「昔の人と同じ景色を見ているんだね!」と言うと、彼は、現代は植林や森の生態系も当時とは変わっているから同じ景色ではないよ、と言っていたなあ。

そっか・・・って、
なんか、さみしい思いをしてたな、わたし。

今日は、大賀ハスをひとりで見ています。

今度は、同じ景色を見ていると思ってもいいよね。
縄文人もハスってきれいだなあ〜花が咲いて嬉しいなあ〜って思ったよね、きっと。
そう思ってもいいよね、と誰に聞くでもなく眺めていました。


おわり

【今回のロケ地】
千葉公園・・・JR千葉駅から徒歩9分。
大賀ハスの開花は朝4時から始まって、7時ごろ満開、その後ゆっくりと閉じ始め午後3時には完全に閉じるそうです。

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