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[EXCEL] 数式の確認・修正(F2 か Alt⇒M⇒P)公務員に必要なエクセルのスキル ~集計~

    ▶ 目次 > 集計 > 数式の確認・修正

    【まとめ】
    数式を確認する方法
    ・F2 (ダブルクリック):修正もここから
    ・Ctrl+Shift+@:全数式を表示(非推奨)
    ・Alt ⇒ M ⇒ P:参照元のトレース(推奨)
     *Alt ⇒ M ⇒ A ⇒ A で消える
    ・Ctrl+Shift+ [ :参照元へ移動
     *別シートに移動できる場合もある(環境次第)


    【説明】
    エクセルのキモは集計です。
    数式を組むことで自動で集計が出来ます。
    当然、数式が誤って入れば、正しい答えが得られません。
    間違った答え(数値)を用いると「手戻り」による時間浪費は勿論、とんでもないこと(お詫びの記者会見や懲戒処分等)にもなりかねません。
    そのためには、数式の構成を確認し、必要に応じて修正します。
    *「数式の構成を確認」は「後任」にはハードルが高いところですが、とっても重要です。
    「前任」は分かりやすい数式を作り、かつ、説明書(ドキュメント)を作成してきちんと引き継ぐ必要があります。
    *数式を確認するだけではなく、複数の方法によって「答え」を出して確認することも重要です(別記事予定)。

    数式の確認方法はいくつかあります。
    例えばこんな表

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    本来は税額は別欄にすべきでしょうが、
    簡略化しています

    単価×数量=税抜き価格 税抜き価格×税込み(1.1)=合計 です。
    これについて数式を確認してみます。

    1 F2 又は セルをダブルクリック

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    「税抜き」の「3,333」が青く
    「税込み」の「1.1」が赤く表示されています

    数式の対象となっているセル(参照元のセル)に色が付きます。
    ただし、薄目なのでちょっとわかりづらいかもしれません。

    F2を押した状態から、左矢印キー(←)でカーソルを移動して数式を修正できます。
    ・元に戻す  :Enter または Esc(後者の方が楽?)。
    ・修正した場合:Enterで確定
    ・修正をやめる(確定前):Esc
    ・修正を取り消す(確定後):Ctrl+Z

    *私はF2を多用します。1日に何度押すか分からない位。ダブルクリックだと、その度にマウスに手を伸ばさないといけないので面倒です。出来るだけF2を押すようにしましょう。F2は左手中指を伸ばせばすぐに押せます(私は、FNキーとの同時押しが必要なので、左手親指でFNキーを、同中指でF2キーを押すという変則形です)。

    2 Ctrl+Shift+@ で全数式を表示(非推奨)

    Ctrl+Shift+@で表内の全数式が表示されます。
    再度、Ctrl+Shift+@で元に戻ります。

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    インスタのリールなどでは時々見かけますが、私はこれ、ほぼ使いません。
    理由は、見た目が悪いから。
    セルがぐっと伸びてしまい、おまけに、数式が並んでクラクラします。
    見た目にも気持ち悪い(上のもの位ならまだいいのですが)。
    かなり個人的見解です。
    ただし、メリットもあります。
    似たような数式が並ぶ場合、全部の数式を表示することで、差異が見えてくる可能性があります(ウォーリーを探せ、に近い場合もあります)。
    Ctrl+Shift+@ を押して列幅が広がっても慌てずに、再度、Ctrl+Shift+@ を押しましょう。

    ご利用はお好みで。

    3 参照元のトレース(Alt ⇒ M ⇒ P)(激推し)

    *トレースを消す:Alt ⇒ M ⇒ A ⇒ A
     参照元を表示したいセルをクリックしたら、Alt ⇒ M を押すと下のようになります。

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    この後、P を押すと・・・

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    数式の対象(参照元)のセルが表示されます。
    *上の場合は、=SUM(G3:G5) という連続したセルのため、参照元が青枠で囲まれます。
    これが、=G3+G4+G5 だと・・・

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    =G3+G4+G5 の数式の各セルが点と線でむすばれます。

    * Alt ⇒ M ⇒ P を何度も押していくと、参照元を遡っていきます。
    1回目

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    2回目

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    この段階で、上2つと下では数式が異なっていることが分かります。
    合計は正しいですのが、このまま放置するとミスを生む惧れがあるので、修正します。

    3回目(修正してない)

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    上2つと下1つでは「税抜き」の欄に←があるか否かで異なりますが、この段階では、却ってわかりづらいでしょう。
    あまりやりすぎると分かりづらくなります。
    従って、私は、Alt ⇒ M ⇒ P での遡りはほどほどにして、セルを変えて使用しています。

    この「参照元のトレース」は非常に便利で、数式のミス削減に大変役立ちます。
    私は数式を作ったり直したりする度に使っています。
    ただし、注意点もあります。

    【注意点】
    ・同一セルを2回扱っていても分からない。

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    上の表では、合計欄には
    =G3+G4+G4+G5
    という誤った数式が入っています(G4を2度足している)。
    しかし、「参照元のトレース」では、それが分かりません(1のF2押下でも分かりませんが)。
    上の表なら分かりやすいのですが、たくさんのセルを足していく場合、間違えやすいところです。

    ・他のシートの参照元セルは分からない。
    数式が別のシートを参照している場合

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    参照元のトレースでは、以下の表に表示され、参照元が分かりません。

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    「参照元のトレース」については以下もどうぞ。
    [Excel]激推し:ファイルを引き継いだらやること ⑤計算式(参照しているセル)を確認する その2「参照元のトレース」


    4-2 参照先のトレース Alt ⇒ M ⇒ D

    このセルがどこで使われているか(参照先のトレース)は、Alt ⇒ M ⇒ D で分かります。

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    繰り返すと、先に進みます

    *個人的には、これはあまり使っていませんが、もっと活用すべきでしょう。


    5 Ctrl+Shift+ [  参照先セルを表示/移動

    合計欄の「12,221」を選択した後

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    Ctrl+Shift+ [ を押すと

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    合計の対象となっているセルがグレーアウト(灰色)になります。
    「3,333」は灰色になっていないので、おかしいな、と気付きます。
    なお、右上の「3,666」も灰色になっていませんが、これは単に「角」ということで灰色になっていないと思われます(誤りがあるのか紛らわしい気がします)。
    個人的には、ほぼ、使いません(上の「参照元のトレース」の方が使い慣れているので)。

    なお、別シートを参照していると、そのセルに移動できるという説明もありますが、これはバージョンによるようです。
    私の環境では出来るものと出来ないものとがありました。
    例えば、「あ」のC2セルは「元データ」というシートのG3セルを参照していますが・・・

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    Ctrl+Shift+ [ を押下すると・・・

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    「参照するセルが見つかりません」と出てしまいます。
    下のように同一シート上なら問題はありません。

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    別シートでも移動できる場合もあります。
    移動できる場合は、F5 ⇒ Enter で元セルに戻れるようです。


    5-2 Ctrl+Shift+ ]  参照先セルへ移動

    右上の「3,666」のセルを選択して

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    Ctrl+Shift+ ]  を押すと・・・

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    「合計」欄の「12,221」に移動します。
    これは、「3,666」が「12,221」を出すのに使われているからです。
    ただし、移動が分かりづらいかと思います。
    私は使っていません。

    6 参照元のセルへ移動するマクロ

    5の「Ctrl+Shift+ [ 」では参照している別シートのセルへ移動できる場合もある、と書きましたが、ダメな場合もあります。
    これを参照元の数式を元に、マクロで簡単に移動できるようにしてみました。詳細はいずれ。

    7 数式修正したセルを目立たせる方法

    人(前任)が作った数式を修正したのはいいけれど、どこを修正したかわからなくなってしまった!(元に戻せない!)、なんてことは多々あります。
    そうならないためには、あらかじめ、「数式を修正したセルを目立たせる」設定にしておくことをお勧めします。
    元のシートのコピーを作り、修正はコピー上で行います。
    「条件付き書式」を用いて、元のシートとコピーしたシートの同じセル番地の数式が異なったら(=修正されたら)色を付けます。
    具体的には以下の記事をどうぞ。
    [EXCEL] 数式が変えられたら分かるようにしておく ~条件付き書式レッスン番外編 Copilot回答付き~


    以上




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