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「テヌマは自由です」が、䞀番むずかしかった。珟圹高校生から芋た探究孊習

    「奜きなテヌマを決めお、自由に探究しおください」

    探究孊習で、よく聞く蚀葉だ。

    自分の興味のあるこずを、自分で問いにしお、自分で調べる。

    蚀葉だけ聞けば、すごく楜しそうだ。

    でも、実際に高校生ずしおやっおみるず、

    「自由にしおいい」が、䞀番むずかしかった。

    今日は、探究孊習を実際にやっおいる生埒偎から、僕が感じおいるこずを曞いおみたい。


    「䜕を探究したい」に、答えられなかった

    僕自身、探究を始めたばかりの頃は、なかなかテヌマが決たらなかった。

    「興味のあるこずを考えおみよう」

    そう蚀われおも、

    宇宙も奜き。
    教育も気になる。
    AIも面癜そう。

    興味はいくらでも出おくる。

    でも、

    「じゃあ、䜕を問いにする」

    ずなるず、急に難しくなる。

    「宇宙に぀いお調べる」では広すぎる。

    「宇宙開発に぀いお」でも広い。

    「宇宙開発が瀟䌚に䞎える圱響」  ただ広い。

    今振り返るず、僕に足りなかったのは、やる気ではなかった。

    「問いを぀くる」ずいう経隓そのものが足りなかった。


    「自由に決めおいい」は、本圓に自由なのか

    ここで、少し疑問が出おきた。

    問いを぀くった経隓がほずんどない生埒に、

    「自由にテヌマを決めおいいよ」

    ず蚀う。

    これは、本圓に自由なのだろうか。

    料理をしたこずがない人に、

    「奜きな料理を自由に぀くっおいいよ」

    ず蚀っおも困る。

    それず少し䌌おいる気がする。

    自由に考えるためには、最初のきっかけや、考え方のヒントが必芁なのではないか。

    「䜕でもいいよ」ず蚀われるこずず、

    「ここから考えおみよう」ず背䞭を抌しおもらうこずは、たぶん違う。


    探究が「調べ孊習」になっおいく

    テヌマが決たったら、次は調査。

    Googleで怜玢する。

    本を読む。

    ニュヌスを芋る。

    アンケヌトを取る。

    そしお、情報をたずめる。

    もちろん、どれも倧切だ。

    でも、ここでたた違和感が出おくる。

    「調べたこず」ず「探究したこず」は、本圓に同じなのだろうか。

    調べれば調べるほど、情報は増えおいく。

    でも、

    「それで、䜕が分からなかったの」

    ず聞かれるず、答えにくい。

    い぀の間にか、

    「問いを深めるこず」より、

    「発衚できるだけの情報を集めるこず」

    が目的になっおしたうこずがある。

    せっかく自分で問いを぀くれる時間なのに、情報集めず発衚準備で終わっおしたったら、少しもったいない。


    「進捗どう」が、ちょっず怖い

    先生や倧人に、

    「どう進んでる」

    ず聞かれる。

    「はい、進んでたす」

    ず答える。

    でも、本圓は自分でもよく分からない。

    テヌマは決たった。

    資料も集めた。

    アンケヌトも䜜った。

    だけど、

    「この探究で䜕を明らかにしたいの」

    ず聞かれるず、蚀葉に詰たる。

    探究には、最初から正解がない。

    だからこそ面癜い。

    でも同時に、

    自分がどこに向かっおいるのか分からなくなる。

    だから「進捗どう」が、少し怖くなる瞬間がある。


    「思っおいたのず違った」が、䞀番おもしろい

    䞀方で、探究を続ける䞭で、僕が䞀番面癜いず思う瞬間もある。

    それは、

    「思っおいたのず違った」

    ずなったずきだ。

    僕の堎合、もずもずは「宇宙」そのものに興味があった。

    小さい頃にプラネタリりムを芋たずき、宇宙の壮倧さず、そこから芋た地球の矎しさに惹かれた。

    「地球っお、こんなにも矎しいんだ」

    そんな感芚が、自分の䞭に残った。

    そしお、宇宙に぀いお知れば知るほど、

    気づけば僕は、宇宙そのものよりも、

    「この地球をどうすれば、もっず良くできるんだろう」

    ず考えるようになっおいた。

    宇宙を知りたかったはずなのに、地球のこずばかり考えおいる。

    そこで、僕の問いは倉わった。

    「宇宙に぀いお知りたい」から、

    「宇宙から地球を芋るこずで、僕たちの䞖界の芋え方は倉わるのか」

    ぞ。

    今、僕が「宇宙芖座」を探究しおいるのも、ここに぀ながっおいる。

    最初から、この問いを持っおいたわけではない。

    問いを探究しおいたら、問いそのものが倉わった。

    僕にずっおは、これが探究の䞀番面癜いずころだ。


    最初から「良いテヌマ」を぀くらなくおもいい

    だから、探究では最初から完璧なテヌマを求めなくおもいいず思う。

    最初は小さくおいい。

    「なんずなく気になる」でもいい。

    途䞭で仮説が倖れおもいい。

    テヌマが倉わっおもいい。

    むしろ、

    「思っおいたのず違った」

    からこそ、新しい問いが生たれる。

    最初から正解の問いを぀くるこずより、

    問いを曎新しおいくこず。

    そのほうが、僕はずっず探究らしいず思う。


    生埒に必芁なのは、「自由」だけじゃない

    僕は、

    「もっず生埒を自由にすればいい」

    ずも思っおいない。

    必芁なのは、

    自由に考えるための「足堎」

    なんじゃないかず思う。

    䟋えば、先生がこんな問いを投げかける。

    最近、「なんで」ず思ったこずは

    自分の生掻の䞭で、少し倉だず思うこずは

    「本圓にそうなの」ず疑問に思ったこずは

    この3぀なら、今日からでも探せる。

    そこから、

    「なぜ」

    「本圓に」

    「他の人はどう思っおいる」

    ず掘っおいく。

    テヌマを䞎えるのではなく、

    問いを生み出すきっかけを枡す。

    これだけでも、探究の始たり方は倉わるんじゃないかず思う。


    僕が増えおほしいず思うのは、「問いを持おる人」

    僕は、孊校で「探究を䞊手にできる生埒」を増やしたいわけではない。

    それより、

    「身の回りの圓たり前に、問いを持おる人」

    が増えおほしい。

    垰り道に、

    「なんでこの街っおこうなっおるんだろう」

    ず思える。

    ニュヌスを芋お、

    「本圓にそうなのかな」

    ず立ち止たれる。

    友達ず話しお、

    「それっお別の芋方もできない」

    ず考えられる。

    そしお、

    「じゃあ、自分で調べおみよう」

    ず動ける。

    それが、僕にずっおの「探究」の先にあるものだ。


    探究は、授業の䞭だけにあるものじゃない

    本圓の探究が始たるのは、

    「探究の時間」が終わったあずかもしれない。

    倧孊に行っおも。

    仕事をしおも。

    瀟䌚に出おも。

    きっず、人生には、正解のない問いがたくさんあるず思う。

    だから僕は、探究孊習を、

    「孊校でやる特別な授業」

    で終わらせたくない。

    「問いを持っお生きるための緎習」

    にしたい。

    そのためには、

    「自由にやっおいい」

    だけでは足りない。

    問いを぀くる方法を知る。

    倱敗しおもいいず思える。

    途䞭でテヌマを倉えおもいい。

    倧人も答えを持っおいないこずを認める。

    そしお䜕より、

    生埒の「なんで」を、本気で面癜がっおほしい。


    先生方に、聞いおみたい

    ここたで、生埒偎から探究に぀いお曞いおきた。

    もちろん、僕は高校生で、教育の専門家ではない。

    先生方から芋れば、

    「孊校珟堎では、そんなに簡単じゃない」

    ずいう事情もきっずあるず思う。

    だからこそ、聞いおみたい。

    先生方は、生埒の探究をどう芋おいたすか

    「ここが難しい」

    「こういう探究なら面癜い」

    「生埒にはこうなっおほしい」

    そんなこずがあれば、ぜひコメントで教えおください。

    生埒ず先生。

    どちらか䞀方から答えを出すのではなく、

    䞀緒に「探究っお䜕なんだろう」ず考えおみたい。


    探究は、ただ終わっおいない

    僕自身も、ただ探究の途䞭にいる。

    これからも、

    問いを間違える。

    迷う。

    やり盎す。

    そしお、たた問いを぀くる。

    でも、それでいいず思っおいる。

    探究ずは、正しい答えを芋぀けるこずではなく、自分の問いを曎新し続けるこずなのだから。

    もし今、

    「自分の探究、これでいいのかな」

    ず悩んでいる高校生がいたら。

    その違和感を、無理に消さなくおいい。

    その違和感も、探究しおみたらいい。


    関連蚘事

    今回の蚘事は、少し前に曞いたこの蚘事の「続き」でもありたす。
    あのずきより少し時間が経っお、実際に探究を続けおみた今だからこそ曞けたものです。

    高校生の目線から、教育や探究に぀いお曞いおいたす。
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    sanny

     
     
    高校2幎生 宇宙から地球を芋぀める「宇宙芖座」を起点に、教育や未来瀟䌚に぀いお考えおいたす。 「もっずこうなったら面癜いのに」を、考えお、詊しお、瀟䌚に぀なげおいきたい。 宇宙 / AI / 教育 / SF / 瀟䌚実装

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