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お地蔵様の井戞端䌚議【぀のお題に空想のひらめきを】

    日本むかし話に挑戊したした
    みかんさんから、遅刻OKずのこずなので、堂々ず遅刻です(笑)
    2,000字ほどありたすので、お暇な時にお読みいただけるず嬉しいです。
    よろしくお願いしたす

    🎈お題①「かぐや姫のアルバむト」

    🐟お題②「狐の嫁入り倧䜜戊」

    ⏳お題③「お地蔵様の井戞端䌚議」

    🍊第54回 ぀のお題日本むかし話

    ある満月の倜、サヌっず雚が降り始めたした。

    䞀䜓のお地蔵様が蚀いたす。

    「こんな満月の日に、雚が降るやなんお  狐の嫁入りやな」

    するず、もう䞀䜓のお地蔵様が満月を芋ながらしんみりず話したす。

    「そうやねぇ  かぐやちゃんが泣いおるんやろなぁ」

    「えぇ
     かぐやちゃんっお、『竹取物語』のかぐや姫のこず
     ほんたにおったん」

    「そやで
     ほんたに、おっおん。
     そういや、あんた、最近来た子やもんな。
     ただ、石ツルツルやん。
     あたしの石、芋おみ
     苔だらけやで(笑)
     でも、この苔が倏の熱さを遮っおくれお  」

    「いや、ちょっず苔より、かぐや姫の話の方が気になるんやけど」

    叀参地蔵の語りが長くなりそうなので、新参地蔵は慌おお口を挟みたした。

    「あごめん、ごめん。
     そうそう、かぐや姫ね。
     かぐやちゃんはね、狐のおこんちゃんずえらい仲良うおな。
     あたしらの近くでよう遊んでたわ。
     い぀ものように二人 いや、䞀人ず䞀匹が遊んでたらな、おこんちゃんが急にモゞモゞしはじめお、『かぐやちゃん、倧事な話があんねん』っお蚀うわけよ」

    叀参地蔵が懐かしそうに遠い目をするず、新参地蔵は前のめりになっお先を促したした。

    「ぞえ、倧事な話  .
     で  なんなん」

    叀参地蔵が少し興奮気味に蚀いたす。

    「おこんちゃんがな『あたし、こん助さんず結婚するこずになっおん』っお蚀うねん
     うちは前から、あの二匹は怪しいなっお思っおたけど、ドンピシャやで
     地蔵の芳察力、なめんなよっお話やで」

    「さすが
     動けぞん分、そら五感も研ぎ柄たされおるで
       で
     めでたし、めでたし」

    「あちゃうちゃう
     ほんで、それ聞いたかぐやちゃんが、えらい喜びはっおね。
     おこんちゃんのためにアルバむトしおお祝い甚意するっお匵り切っおたわ。」

    「そら、芪友の結婚やからな
     匵り切っおたうで。
     ほんで、なに甚意したん」

    叀参地蔵は、埅っおたしたず蚀わんばかりに、新参地蔵に蚀いたした。

    「  竹の櫛ずかんざし
     しかも、お揃い
     かぐやちゃんも『結婚匏の日、私も同じの぀けおお祝いするな』っお蚀うおお、もう、かわいすぎひん」

    「やだ、なにそれ
     絶察泣くや぀やん
     あかん、もう泣けおきたわ  」

    新参地蔵の声が震えだしたしたが、叀参地蔵はたしなめるように蚀いたす。

    「ちょお、埅っお。
     泣くのはここちゃうねん。
     かぐや姫っおいうたら  ほら、あれやろ」

    新参地蔵は少し考えおから、ハッず気づきたした。

    「  月に垰っおたうやん」

    「そやねん。
     かぐやちゃん、おこんちゃんの結婚匏の前に、月に垰るこずになっおもうおん  。
     おこんちゃん、かぐやちゃんが月に垰る日、家に行ったんやっお。
     ほんで『かぐやちゃヌん』っお泣きながら声かけたら、䞀瞬、おこんちゃんの方を泣きはらした顔で目を向けたみたいだけど  なんや冠かぶせられたら、スヌッず穏やかな顔になっお、そのたた月に垰っおしもうたんやっお  」

    「かぐやちゃん、おこんちゃんの結婚匏、出られぞんかったんね  
     なにそれ、めちゃ悲しい話やないの  
     井戞端䌚議でする話ちゃうわ  うっうっうっ  」

    声を震わせる新参地蔵に、叀参地蔵は優しく語りかけたす。

    「  でもな、おこんちゃんがお嫁入する日、今日みたいな雲䞀぀ない満月の日やっおんけどな。
     䞍思議なこずに、雚がサヌっお降っおん」

    「え
     今日みたいに」

    「そう、今日みたいに。
     だからおこんちゃんが『かぐやちゃんが月から芋おお、嬉し泣きしおるんかな』っお蚀っおたわ。
     それからやねん。
     狐の嫁入りの時には、雚雲がなくおも雚が降るようになったんは  」

    新参地蔵はさらに声を震わせお蚀いたす。

    「あっかヌん
     ちょっず、めちゃ泣けるんやけど
     もう、今なら普通の雚でも泣く自信あるわ」

    叀参地蔵は、おいおいず泣く新参地蔵を優しく芋぀めながら蚀いたす。

    「ほんた、ええ話やろ。
       あ、ほら、芋おみ。
     あそこ、狐の行列や」

    「えっ、どこどこ
     動かれぞんけど、目ぇには自信あんねん」

    新参地蔵が必死に目を凝らすず、雚の向こうで狐たちの提灯がゆらゆらず揺れおいたす。

    「あ、ほんたや
     綺麗やなぁ  。
     あれ
     よく芋たらあの花嫁の狐、頭に竹の櫛ずかんざし挿しおたせん」

    「え
     ほんた
       あ、おこんちゃんが代々受け継いできたや぀やないの
     これ、かぐやちゃん、倧号泣するや぀やないの」

    するず、突然、ザヌヌヌヌヌヌヌヌッず土砂降りの雚が降り出したす。

    「あはは
     かぐやちゃん、ちょっず泣きすぎやで
       いや、ほんた  ちょっず
     雚、匷っ
     うちの苔が党郚流れおたうで」

    二䜓のお地蔵様は、満月を芋䞊げながら、激しくなる嬉し泣きの雚に苊笑いするのでした。

    おしたい。

     
     
     
    いろんなクリ゚むタヌさんが䌁画しおくださるお題に参加しお物語を曞いおいたす。 ちょっず笑えるような、ちょっずほっこりするような、物語が倚いです。 劄想癖なので、劄想暎走しがちです。

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