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父親、電話対応で社会の難しさを知る[父親一年生日記#55]

    僕のモヤモヤ。

    仕事をしていて、最近よく思うことがあります。

    世の中、思っている以上に“主語がない”。

    電話対応をしていると、それがよく分かります。

    ※もちろん丁寧な方がほとんどなのですが、たまにこういうこともあります。



    ぼく「○○でございます」

    相手「今日やってんの??」

    ぼく「はい、開放しております」

    相手「んじゃ、行くわ」

    ……ちょっと距離近めですね。



    相手「そちらって休める場所あります?」

    ぼく「はい、ございます」

    相手「持ち込みはしていいのかしら?」

    ……(なにを、でしょうか)

    主語がないまま進む会話、なかなかスリリングです。



    相手「忘れ物しちゃって」

    ぼく「どちらをお探しですか?」

    相手「ネックレスなの」

    ぼく「こちらには届いてないですね」

    相手「ないと困るんだよ?よく探して!」

    ……(これはどう返すのが正解なんだろう)



    相手「そちらに行こうと思うんだけど」

    ぼく「ありがとうございます」

    相手「道に迷っちゃって」

    ぼく「いまどちらにいらっしゃいますか?」

    相手「わかりません。どこでしょう?」

    ……(僕も知りたいです)



    そんなやり取りをしながら、ふと思いました。

    これ、将来娘もこうなるのかもしれない。

    主語のないまま話して、
    誰かを困らせてしまう日が来るのかもしれない。



    そのとき、自分はどう思うんだろう。

    きっと今と同じで、

    「主語をつけてくれ」

    と思うんだと思います。



    だからせめて、
    自分の娘には教えておきたい。

    何を伝えたいのか。
    ちゃんと相手に分かるように話すこと。



    父親になってから、
    社会の見え方が少しだけ変わりました。



    父親一年生日記。

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    はじめまして、おったんです。 茨城で働く普通の会社員、最近父親になりました。 娘との日常を「父親一年生日記」として綴っています。 クスッと笑えて、少し救われるような話を。 たまにズボンが破れます。

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