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#【セキュリティつまみぐい】2026年5月28日 欧州 ENISA、NIS2指令における高重要度セクターのサイバー成熟度評価結果を公開

    ずんちゃです。今週のニュースをつまみぐいします。


    ■ずんちゃの一言

    👉EU重要分野のセキュリティ成熟度は全体的に向上。背景には法規制の影響が大きそう。宇宙分野は最重要ながら成熟度は中低水準。上下水道分野の成熟度が最下水準にあることは市民生活への深刻なリスク。レガシーシステム刷新とリソース不足補完のための支援枠組みが不可欠。


    新たに公開された『NIS360報告書』は、NIS2指令付属書Iに基づく重要分野におけるサイバーセキュリティの成熟度と重要性を評価したもので、各分野の関係主体や規制を含むエコシステム全体が評価対象です。

    特に成熟度が高いのは、銀行・電力・通信でした。一方、トラストサービス、航空、金融市場インフラは、過去と比較して高成熟度帯に上昇。ガス・道路・海運・医療も中程度に強化されました。

     デジタル化度、社会経済的影響、即時性などを基準に、銀行・電力・航空・宇宙・デジタルインフラが最重要と評価されました。

    EU法規制の進展、政治的関心の高まり、各種能力(人材・対策)の進歩が成熟度の改善に寄与した一方で、分野間・組織間での進捗のばらつき(人材不足や業界特性差など)は残りました。

    「リスクゾーン」は成熟度が低く、重要性がそれを上回る分野です。
    ENISAによる2026年評価では、(過去にリスクゾーンとして指摘されたセクターに加え、)鉄道、飲料水、排水が新たにリスクゾーンに該当するものとして評価され、ガスはリスクゾーンを脱却しつつあるものとして評価されています。

    今後の見通し
    法規制、脅威認識、相互依存などが投資と対策を促進し、将来的により多くの分野がリスクゾーンから脱出すると期待されています。


    ■ソース

    https://www.enisa.europa.eu/enisa-nis360-2026

     
    サイバーセキュリティニュースを「つまみぐい」して、組織への影響を一言整理します。 I analyze cyber risks in global supply chains as a form of economic security risk. CISSP, CISA, MBA

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