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日々棒読み34 「グイン・サーガ」で思い出すことなど

AmazonのKindleストアを眺めていたら「グイン・サーガ」がKindle Unlimitedの対象になっているのを見かけました。
栗本薫作のヒロイックファンタジー。頭が豹で体が人間のグインが大暴れしたりしなかったりします。ちなみに「グイン」は当時有名になってきたSF作家アーシュラ・K・ル・グィンから拝借したそうです。作者によると、「コナンはコナン・ドイルでしょ?その時の人気作家の名前を付けるという吉例に倣えば今はグインだよね」だそうです。

グイン・サーガ1 豹頭の仮面

私は高校生の時に読み始めましたが、第1巻、2巻ととても面白く、その後も新刊が出るのを楽しみにしていました。「こんな話を100巻も読めるのかぁ、なんて幸せなんだ」と本気で思っていました。比較的ファンタジー色の強い外伝も面白かったですね。
しかし。
第一部である「辺境編」が終わるとなんだか(私にとって)退屈な話が続き、新刊を読むたびに「俺はこの話、いつまで読むのかなぁ」という思いがよぎるようになってしまいました。

そんなふうに思うようになった頃(大学生でした)、井上靖の『蒼き狼』を読みました。モンゴルの成吉思汗(チンギスカン)の、誕生から蒙古統一、世界征服、そして死までの物語で、その壮大さと、成吉思汗とともに生きたように感じた読後感に呆然となったのを覚えています。それも文庫1冊で。
それに引き換え……
グイン・サーガは新刊が出れば買うけど読む優先順位は低くなってきていて、結局読むのをやめてしまいました。第20巻前後だったような気がします。

読まなくなったとはいえ、100巻を越えてもまだ終わらない、とか、作者が不治の病であるとか、完結まで書けずに亡くなってしまったとかいうことは知っていました。今では別の作家(複数)が引き継いで物語は続いているということも。
「全100巻」の物語という触れ込みで刊行が始まり、栗本薫によるものは130巻までだそうです。そういえば、刊行開始当時の後書きだったかインタビューだかで「100巻はともかく50巻くらいは書かないとカッコがつかない」みたいなこと言ってたな。それどころか100巻を軽く越え、外伝も20冊以上あるらしい。すげぇなおい。

そんなわけで、私は早々にリタイヤしたグイン・サーガシリーズですが。
Kindle Unlimited対象。
辺境編だけでも読んでみようかな。
それともその先も行けるとこまで読む「グイン・サーガ耐久レース」でもやろうかな?今ならわかる面白さがあるかもしれない。

などと。
すでに栗本薫より年上になってしまった爺さん(俺)は妄想したりするわけですよ。

アニメもありました。第1話無料のようです。

グイン・サーガ Amazonプライムビデオ


蒼き狼(新潮文庫) Kindle版


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