
かつて「予選通過が当たり前」だった男の、18番ホールでのやらかしと絶望
3年前までホームコースにしていて、選手会に所属していたコースでのクラブ選手権予選。
去年は、スタートホールのOBから悪い流れを作ってしまい、前半44。
後半は我慢して42。
合計86で、3打届かず予選不通過だった。

ここをパーで凌げれば可能性がある!と最終ホールはプレッシャーでグリーン周りでやらかした。
ダブルボギーじゃなければ...
と思ったが、前半に叩きすぎていた。
その年で変わるが、81〜82点だと安全圏
カットラインが85〜86点までいく年もある。
とにかく今年は1番ホールのティーショットを克服するべく意識して準備した。
以前、このホールでOBになることで有名だった頃に戻るわけにはいかない。
前日の練習は、スイング作りを捨てて、ティーショットの練習をたくさんした。
ただ、練習場では良くてもコースでどうなるかが分からないのが最近の私のティーショット。
シャフトを硬いものに戻して、昔からのスイングで挑めば安定はするのだと思う。
ただ、その先に未来があるとは思えないので、今の柔らかい純正SRで続けるつもりだ。
そこのコースはクラブハウスと練習場が注射長を挟む形で離れているので、慣れた人たちはクラブハウスに行く前に先に練習をする。
1番ホール対策で、練習した。
参加する選手が並んで練習している。
先に居た人たちに軽く挨拶をして練習を始めた。
やっぱり調子が悪くない。
ただ、1球だけOBになりそうな球が出た。
少し不安な練習になった。
朝、コースに着くと選手会に入った頃のキャプテンが居た。
競技委員としてコース内を回るためにカートの準備をしていた。
お世辞とは知っているが、
「お前はこのコースを背負う漢」
と言ってくれた人だ。
「おー!生きてたのか?」
「なんとか細々と生存しておりました」
1番ホールのティーイングエリアには私に、
「ゴルフより大事なものがあるのか!俺は会社を潰してもゴルフをした」
と私に指導してくれた当時の監督が居た。
挨拶したが、無視された。
そんなことはどうでも良くて、とりあえずティーショットを成功させることだった。
前の組で危なくOBだった人はいたが、全員無難にスタートした。
スタート前のマーカー指定や注意事項の説明が終わり、後はスタートの時間を待つだけだ。
ハンディキャップが、増えまくっている私は4番目に打つ。
前の3人はとりあえず無難に終えた。
私の番が来た。
「大丈夫。練習で曲がることなんかほとんどない。うまくいく方が当たり前だ」
ティショットは完璧なハイフェードで、残り90ヤードまで飛んだ。
3mのパットは決められずにバーディは逃したが、パーでの完璧なスタートだった。
2番は2打目が予定より飛んでしまった。
グリーンに行くと、朝挨拶をした元キャプテンが居た。
奥からの難しいアプローチを見事にザックリして見せた。
ボギー。
3番ホールは手前からのアプローチで、前のホールのミスを引きずって強く打ってしまい、3メートルオーバー。
下のパットが入ってパー。
4番ロングホールは、最近使っていなかったいつもより70ヤードくらい後ろのティーイングエリアだった。
最近はここのティーイングエリアを使うように戻っていたらしい。
ドッグレッグを、突き抜けることがなくなり、まっすぐ打てばいいだけだ。
打ちやすくなったはずだった。
多分、スイングリズムが狂った。
左にOBでダブルボギー。
そのダブルボギーが流れを変えた。
ティーショットはまずまずなのに、アプローチやパットがちぐはぐで、ボギーやダブルボギーのゴルフになった。
終わってみると、9オーバーの45点。
この調子の中で、悪くても40点以下でのラウンドが求められる後半になった。
ちぐはぐな流れは変わらなかったが、14番、15番と連続してバーディー逃がしのパーが続いた。
懐かしかった…昔のラウンドの雰囲気だった…
一緒にラウンドしていた先輩も、
「いい球打つようになってきたな~」
久しぶりにほめてもらった。
上がり3ホールで後半4オーバー。
ギリギリラインだ。