
【上がり3ホールの思考】「ボギーでいい」と思えた日の77。昔の感覚が静かに蘇った日。
幼稚園時代からの友人からラウンドに誘われた。
クラブ選手権の決勝は予選落ちして出られないため予定が空いていた。
今年になって、土日の用事に用事が入ることが多く、プライベートでのラウンドが減っていた。
競技ゴルフが多い年となっていた。
いろいろ試したい気持ちもあったが、心はリラックスしたラウンドを欲していた。
一緒に回るのは幼稚園時代からの友人のほかに、友人の大学時代の同級生だ。
3年くらい前に練習場でたまたま友人と会ってから、その大学の同級生と年に何度かプライベートでラウンドするようになり、コンペにも参加するようになっていた。
私と違って、高い身分の方々のコンペに、部外者の私が参加している。
初めは申し訳ない気持ちがあったが、何度か参加していると気兼ねも無くなってきた。
でも、まだ一部の方のお名前しか存じ上げていない
プライベートでラウンドする人や、幹事を務めてくれている人はわかるが、年に2度しか会わず、別の組では私の記憶力では難しい。
いつも私がメンバーではないコースに誘われる。
心の中では、私のホームコースでのラウンドを増やしてほしい思いはあり、思いもよらぬ形でその方向に進展していく可能性が出てきた。
そのことは別の記事に残すことにした。
「otona_golf_lifeさんとラウンドすると調子が上がってくるから、今日もお願いしますよ~」
私がよく誘われる理由の一つだと思う。
前半はティーショットが安定しなかったが、私のホームコースと違ってコース内にあればグリーンを狙うことが可能である。
大きく曲げたホールでの4番でのボギー、ティーショットが飛ばずに2打目を無理した5番のボギー、アプローチを寄せきれなかった7番のボギーの+3で前半を終えた。
パーオンは4回でバーディーパットを決められないところが私らしいゴルフだった。
ハーフが終わってのランチでは業界のマル秘話をたくさんしている。私は口は軽いが記憶力が乏しいので心配されていないのかもしれない。
後半になって11番でいつもの悪い私が見え隠れした。アプローチで50cmに寄せたパターを外してボギーとしてしまった。
12番では長いラフから寄せきれずにボギーとして、このまま崩れていくのか?
という思いも一瞬よぎった。
ティーショットには相変わらず苦労していた。
いつもの私よりもミスしていたと思うがそれでも、
「しかしコース内にうまく打っていくよね~」
褒められると伸びるタイプなのかもしれない。
14番でちょっと思いついたティーショットがイメージ通りだった。
15番で同じイメージでやったが駄目だった。
上がり3ホールを残して、後半+2で合計+5このままホールアウトすると77点だ。
前回このコースでのスコアは79点だった。
そのスコアまで2打の余裕がある。
16番ホールはフェアウェイが左右に分かれていて、左側のフェアウェイがベストで右側は飛びすぎるとOBの可能性がある。
どちらもOBが近く、安全なのは真ん中に打つことだが、そこは極端なつま先下がりとバンカーがある。
前の組が2打目を打ち終わり、ティーショットをした。
気持ちの動揺も、緊張もなかった。
ただ、14番ホールで思いついたイメージでティーショットを打った。
右めに飛んだストレートボールはギリギリ林の中にダイレクトで入ったように見えた。
「暫定球を打ちます」
「ローカルルールのプレイング4が使えるけど、競技ゴルファーだから打つんだね?」
「いや、プレイング4に行きます」
レーザー距離計で林までの距離を測ると235y程度ある。
キャリーでは届かないのでは?
OBではない可能性が出てきた。
完璧なストレートボールだった。
多分、アドレスで油断があったのだろう。
深いラフの中でボールを探した。
入ったと思われる林の前を探すがボールが見つからない。
このホールでダブルボギー、2点の余裕を使い切るのか…
あきらめかけて、もう少しだけ前を探していると、深いラフの中に私のボールがあった。
「まだツキはある」