メインコンテンツへスキップ
見出し画像

2回目のZINEフェス〜おみくじ売れないんかい〜

    おとみしん

    こんにちは。おとみしんです。
    副鼻腔炎になりました。顔面が激痛です。皆さんもお気をつけください。
    さて、先日行われた「ZINEフェス札幌」のレポを今更ながら書いてみたいと思います。
    よかったら読んでみてください。

    ※「おとみしん」は4年ほど一緒にルームシェアをしている高校の同級生「Kちゃん」と共に本を作るなどの活動をしており、2人でZINEフェスに参加しています。そのときの記事はコチラ↓

    1.事前準備の話

    前回は今年の5月に開催されたZINEフェス札幌に参加したのですが、周りのブースのすごさをみて自分たちのブースのしょぼさに打ちひしがれたため、今回はモノを増やすことにしました。

    ▫️売ったもの一覧
    ・ルームシェアエッセイマンガ(続巻)
    ・低クオリティZINE
    ・おみくじ
    ・なんか絵
    ・🆕シール
    ・🆕ザビエルの本

    前回のおみくじ完売で味を占めた私たちは、おみくじをコツコツと大量生産しました。
    「これはまた完売するから多めに作ろう」と豪語していたあのときの自分たちに今すぐ電話をかけたい気持ちでいっぱいです。

    他の出展物に関しては、私が無職だったため前回より余裕をもって完成させることができました。順調オブ順調。時間があるって素晴らしい。世の中の働くすべての人に申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらひたすら本を作りました。ほんとうにすいません。

    いよいよ本番も近づいてきたころ。私はブース設営の予行演習をすることもなく、持ち物の詳細を確認するわけでもなく、おつりの用意をするわけでもなく、友人の犬と遊んでおりました。
    前回のZINEフェスが全体的にゆる〜い雰囲気だったため、ナメきってしまったのです。(ぜったいに参考にしないでください)
    持ってきた荷物の中には、前回のZINEフェスのリストバンドがしっかり入っていました。夏休み前日に持って帰ってきたランドセルが夏休み最終日そのまんまの状態で出てきたみたいな気分でした。この例えであってますか?

    ほんでなんとかなるっしょ精神で挑んだ結果、前回同様貧乏くさいブースができあがったわけです。へへ。

    画像
    「50音シール」のところが特に小学生みがある

    2.ZINEフェス当日の話

    いざ、荷物を持って札幌コンベンションセンターへ向かいます。お隣さんやお向かいさんにご挨拶しブースを設営していると、先日参加した「酔っ払いしか参加できない映画のイベント」でKちゃんが初対面にも関わらず首元を触るなどのダル絡みしていた「余熱さん」という男がブースに立ち寄ってくれました。
    私は余熱さんが腹を立てていなさそうなことに安堵しながら「あとで行きます」と伝えました。
    しかし、いざZINEフェスが始まってしまうと回転寿司のようにお客さんが流れてくるのでなかなか自由に他のブースを見て回ることができません。余熱さんの「早めに設営を終わらせて先にブースをまわる(+宣伝する)」というやり方いいなと思った次第です。

    🟥おもしろお客さん紹介コーナー

    さて、いよいよ開場です。せっかくなので印象に残ったお客さんを紹介していきたいと思います。

    ①おみくじ大当たり少年

    我々がちまちま20枚ほど制作したおみくじには「大当たり」が1枚入っていました。
    ブースを見にきてくれたファミリーの少年が少しおみくじに興味があるようだったので、私たちはすかさず「これ当たり入ってるよ」「当たりめっちゃデカいからわかると思うよ」と話しかけました。
    そしていざおみくじを引くとき、少年は「オレ当たりわかるよ」といかにも小学生らしい発言をしながら引いてくれたのです。かわいかった。

    ②売場提案お兄さん

    「低クオリティZINE」という本は、「値段をお客さんに決めてもらう」という方法でいつも販売しています。お客さんに「前回は最高1000円で売れたんですよ〜」など話していると、そのシステムを面白がってくれたお兄さんが「こうすれば人間の競争心理が働くのでは…」と、現在までの販売価格を店頭に表示する方法を提案してくれました。
    こちらも「じゃあ…値札も書いてもらっちゃっていいですか?」と全任せする始末。あのときはすみません。お兄さんに任せた方が絶対に良いと思ったんです。結果本のクオリティが低すぎて前回の最高額には届かなかったのですが、「みんなでチャレンジしている」という感覚が出てめちゃくちゃ良い思い出になりました。ありがとう優しいお兄さん。

    ③デュオおばあさん

    売り場でヘラヘラしている私たちを見て、「あなた方は…デュオなの?」と聞いてくれたおばあさん。
    私たちは一瞬顔を見合わせてから言いました。
    「「デュオです!!」」

    ④太客

    商品を説明しながら会話していたところ、突然その女の子は言いました。
    「私、太客になります!!」
    私たちは答えました。
    「ありがとう太客!!!」
    そして太客は太客らしくたくさん買っていってくれたのでした。ありがとう太客。
    太客はおみくじを読んで、「これ、当たってます…!」と何回も言っていました。かわいかった☺️よそで騙されるなよ、太客。

    ⑤オロナミン姐さん

    我々が商品の話をしているにも関わらず、そのお姉さんは我々の顔ばかりみていました。
    「あなたたち、なんか良いね!」
    「へへへ…☺️」
    そんなやり取りを何度か交わした後、なんとそのお姉さんは「これ、差し入れ!」といってオロナミンCを1本ずつ持ってきてくれたのです。オロナミン姐さんの爆誕です。そのとき喉がカラカラだったのと、私はオロナミンCが大好きなのでマジでほんとうに嬉しかったです。
    オロナミン姐さんは「なんかあなたたちお茶って感じじゃないなと思って…」と言っていました。
    おもしろすぎる。本も買ってくれて、とても嬉しかったです。ありがとうオロナミン姐さん。このことは一生忘れません。

    ⑥ニット帽を被ったモナリザ

    今回、あらゆる人がうろ覚えでザビエルを描いたイラスト集「ウロオボエ美術館」という本を作りました。次回は「モナリザ」でいこうと決めていたので、「モナリザを描いてくれたら100円引き」というシステムでこの本を販売しました。
    そして偶然高校のときの先輩がブースに来てくれたのでモナリザを描いてもらいました。
    〜そのとき聞こえたやりとり〜
    先輩「なんか被ってたよな確か」
    Kちゃん「それ違う絵です。モナリザは被ってませんよ」
    先輩「そうだっけ?」カキカキ
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    描き終えた絵を見て、私は愕然としました。
    そのモナリザは完全にニット帽を被っていたのです。被ってないって言ってただろ。いい加減にしてください。

    このような感じで面白いお客さんがたくさんいらっしゃいました。
    他にも前回も来てくださって続きのマンガを買ってくださった方や、同じくルームシェアをしていてとても共感してくれたお二人、「note書かれてますよね…?」と言ってくれた方…などなど。(まさかnoteを読んでくださっている人がいるとは思わずかなりドキッとしました)
    あと、前回我々が楽しく本を作っているのを見て、今回出展してみました!という方!!!うれしすぎました…😭😭
    このような感じで面白いお客さまはもっともっといたのですが、紹介しきれずすみません。次回はちゃんと事細かにメモしようと思います。
    みなさま本当にありがとうございました。たくさん楽しませていただきました。

    🟨低クオリティZINEの楽しみ方

    ここは低クオリティZINEを購入した人にしかわからない部分なので読み飛ばしていただいて構いません。
    低クオリティZINEは、我々デュオが大学生の頃から定期的に集まってはチマチマ制作していた「リレーマンガ」が発端となっています。
    その後、夕食の後や移動の飛行機の中など、暇な時間を見つけてはリレーマンガやリレー小説をかいており、それを本にしているのです。
    ちなみに我々デュオの名前は「蒟蒻王室」です。よろしくお願いします。
    そういうわけで、この本の最大の面白ポイントは
    「別の人間が交互に書いている(描いている)」というところなのです。
    その上で、次の文章を見てください。

    「あの日見た顔のダニの名を僕たちはまだ知らない」

    頭がかゆい。
    ボリボリボリボリかいているとあの子に見られてしまった。
    洋子ちゃんは僕を睨みつけてこう言った。
    「あんまり頭をかくと、鬼が来て、首から頭をひねりちぎって、ほんで、鬼が来て、あかんねんて」
    「へーそうなん」
    僕は気にしていないフリをしながら窓の外を見た。

    「リョーくんその頭についてるのなに!?」

    まずい。僕はツノが生えていて、焦るとツノが飛び出てくるのだ。

    「え?あ、え?どれ??なんかついとった??」
    必死で隠したが、ツノはどんどん伸びてくる。
    「え、あ、あ、あの、あー!これな!これなー…あの、あれや、笛やねん!!」
    「えーっそうなん?あたし笛すっきゃねん。吹かしてもろてもええでっか?」
    洋子ちゃんは躊躇なく僕のツノをくわえ、思い切り吹き込んだ。

    ピーーーーーーーーーーー

    なんか背景にも色ついちゃった…

    それはさておき、なんと僕がツノだと思っていたものは本当に笛だったようだ。
    「あ、あの、その…こ、これは…」

    「すごいやん!笛持ってんねや!やばない?!!すご!うちも欲しいわ!やば!えっぐー!!」 

    洋子ちゃんはすんなりと僕の笛を受け入れた。
    よかった。嫌われなかった。
    そのとき先生が机の前までやってきて、プリントを丸めたもので僕たちの頭をポコンポコンと叩いた。

    ポコンポコン チンポコポン
    ポコポンポコポン ポコチンチン

    そのリズムにあわせて先生の顔についていたダニが踊り始めた。

    ポコンポコン チンポコポン
    ポコポンポコポン ポコチンチン

    するとダニに詳しいあかねちゃんが隣のクラスから走ってきて
    「こ、こ、こ、これは!!!新種のダニですぞ!!!やばシム!!やばシムでごんす!!」

    そこにあかねちゃんのお父さんもやってきて
    「これは普通に顔ダニだべや」

    顔ダニだった。

    おわり

    低クオリティZINEより

    この文章を1人で書いていたとしたら薬物中毒者と疑われても仕方ないかもしれませんが、2人で書いているとしたらどうでしょうか。おもしろく思えてきませんか?
    というか、我々2人が(笑い)涙を流しながらこの作品を完成させたことが伝わると思います。
    声を出してはいけないところでリレー小説を書くのはオススメできません。
    もしお手元に低クオリティZINEをお持ちの方は、ぜひそういう目でもう一度読んでみてください。

    🟦時間をかけて作ったものが必ず売れるとは限らない

    今回持っていったもので一番時間がかかったのはやはり、ルームシェアエッセイマンガですが、その次はおみくじです。
    しかし、完売したのは低クオリティZINE。やはり努力が必ず報われるわけではないのです。あ、努力の報い=売り上げとした場合ですよ。個人的には報われない努力はないと思ってます。広義的な意味で😅💦
    それでも私はやはりエッセイマンガをメインとしてこれからも活動を続けていきたいと思います。なぜなら、漫画描くの楽しいので。ここ数年での発見です。漫画描くの楽しすぎる。なんで今まで描いてこなかったんだろうという後悔さえしている。これからもガンガン描いていきたいと思います。自分が楽しいと思うことをやろう!!

    🟩結果発表

    ⚫︎ルームシェアエッセイ漫画1…そこそこ売れた
    ⚫︎ルームシェアエッセイ漫画2…そこそこ売れた
    ⚫︎50音のシール…めっちゃ売れた
    ⚫︎おみくじ…全然売れなかった
    ⚫︎低クオリティZINE…完売
    ⚫︎ウロオボエ美術館…あんまり売れなかった

    こんな感じでした。ウロオボエ美術館に関しては普通に単価が高すぎました。素人が作ったZINEに1000円ってね…買ってくださった方本当にありがとう😭😭付き合いで買ってくれた友達…ほんとうにごめん😭😭ありがとう😭😭
    正方形にしたいという理由だけで、1冊作るのに800円弱くらいかかっているのでほんとうに大バカなのですが、次回もまた800円かけて作ろうとしております。商売下手かよ。

    画像
    オロナミン姐さんは恥ずかしいとのことで
    写真に写ってくれなかった

    3.ZINEフェスの後にやったこと

    ZINEフェスが終わって家で荷物整理をしていると、『シェア型本屋さん「よはく」』と書いたチラシを発見。
    Kちゃんに聞くと、私が不在にしている間に「よはく」の方がくれたとのこと。
    ちょうど無職でヒマだったので、プレオープンの日にさっそくよはくさんに訪れてみることにしました。

    よはくさんは、札幌では珍しい「シェア本棚」のお店。説明を聞くと誰でも気軽に本屋さんになれるとのこと!楽しい!!
    これはもってこいだと早速契約させてもらうことにしました。

    【宣伝】
    よはくさんで本棚をお借りしたので、我々の本を置いておきます。よければぜひ見てみてください。

    画像
    案の定貧乏くさい本棚に

    聞いたところ、なんと200ほどの棚があるとのこと。今すぐ本屋さんになりたいそこのアナタ!!
    ぜひ一度行ってみては!?

    ちなみに店員のオガワさんとサエキさんは本当に良い人です。あととっても個性的です。良いバランスのお二人。これからもぜひともよろしくお願いします!

    そんな感じで今回のnoteは終了したいと思います。我々デュオの活動を今後も生温かい感じで見守ってください。
    さようなら。みなさん副鼻腔炎にはお気をつけて。

     
     
     
    イラストを描いたり漫画を描いたりしています。 最近言語化チャレンジをしています。

    あなたへのおすすめ