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Photo byhiiro_archive153

おばさんって言ってごめん【シチュボ】

    おとぼけ姉さん

    これは、よくある話。
    けれども、謝りたくても謝れない話。
    おばさんて、言ってごめん。

    僕には、10歳年上の親戚のお姉さんがいる。
    小さい頃から親戚の集まりのために面倒を見てもらって、僕からはすごく年上の大人なお姉さんとして見えていた。
    僕は、親戚の集まりのために子供だけでいる時間に、親戚のお姉さんが面倒を見てくれたというか、一緒に遊んでいてくれたんだ。
    お姉さんはいつも優しくて、僕を甘やかしてくれて、時折からかいに行ったり、時折抱きつきに行ったり、とにかく僕はそのお姉さんが大好きで、会えるのがすごく嬉しかった。
    僕はその時、5歳から8歳ぐらいの間、お姉さんはその時、15歳から18歳の間、お盆とお正月の親戚の集まりのたびに会って話して、一緒に遊んで、とっても幸せだった。
    けれど、親戚のおばさんが赤ちゃんを産んで、僕は親戚の中でもお兄ちゃんという扱いになった。
    子どもたちで遊んでなさいと、お父さんお母さんおじさんおばさんに言われて遊んでいたんだが、その時お姉さんは僕に構ってくれなかった。
    小さな親戚の子にばかり構うので、つらかった。
    ついには

    「悠人くんは、お兄ちゃんでしょ。ちょっと我慢しててね」

    と言われてしまい、 僕は癇癪を起こして、お姉さんに、

    「おばさん! 」

    と怒ってしまったのだ。

    僕は、その親戚の集まりが終わった後、怒りから覚めると、 お姉さんに申し訳なくて、次会った時謝ろうと強く思った。

    けどお姉さんは、それから親戚の集まりに顔を出さなくなった。

    受験や就活やらが始まったとかで、それからずっと顔を見せずだった。

    僕は、15歳、16歳、17歳、18歳になって思う。

    僕は、あの時のお姉さんほど、できた人物じゃない。
    あの時のお姉さんがどれだけしっかりとした大人だったかわかる。
    けど、そんなにちゃんとした大人でもない。
    やっぱりこの年代はまだ子供だ。
    なのに、大好きなお姉さんに、「おばさん! 」なんて言ってしまった自分が、後悔しかない。

     
     
     
    家事の合間にイラスト物語ボイスドラマを製作する、オタクお姉さんです♪ 小さい頃から優しいお姉さんキャラに憧れて、スタエフでは優しいお姉さんぶりっ子しながら、みなさんに「よしよし✨なでなで✨今日も一日お疲れ様^^✨」と言うだけの3分間のゲリラLiveを行なってます。

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