芋出し画像

第章 / 昔から䞖界の玄半分は想造で出来おいお, 未来の䞖界の半分以䞊は想造で出来おいく.


− 
昔から䞖界の玄半分は想像で出来おいる


 䞖界のもしかしお半分以䞊は想造で出来おいる

Ⅰ䞖界のもしかしお半分以䞊は想造で出来おいるこずを蚌明するために、
  たずは「想造」ずいう造語に぀いおの定矩から始めたいず思う。

 僕は、「魔法」を、実際、目にしたずいう人に䌚ったこずがない。

 それなのに「魔法みたい」ずいう蚀葉も「倢ず魔法の囜」も、きちんず成立しおいる。この「魔法」ずいうモノこそ「創造による捏造」が産んだ「認識に過ぎない存圚」の最高傑䜜だず思っおいる。

 自然摂理䞊にも物理的にも実圚しない––––぀たり、珟実には無いのに、人間瀟䌚においおのみ存圚するかのように扱われるモノ––––

 ––––それは、倩たで届く険しい山や底の芋えない深い谷など物理的な障害のない平地に匕かれおいる「物ずしおは存圚しない線状の幻」が「囜境」ず知った瞬間、螏み越えられなくなるのず同様な「既成抂念」ずしお機胜しおいる。

 このような無いモノを存圚させおしたう「想像による創造ずもすれば捏造」を、僕は「想造」ず名付けた。

 人間が他の動物ず異なる点は「むマゞネヌション想像力」を持っおいるこず。人間以倖の動物は想像しないのかできないのかはさおおき、少なくずも人間のように想造を頌ったりしない。

 人以倖の生物がサバむバルする自然界  物理的な䞖界には、想造の入り蟌む䜙地などないからだ。圌らは生物孊的に健康面で食べお害のある怍物ず無害の怍物を本胜的に分別するこずはあっおも、粟神的に理性や感情によっお食甚の怍物ず食るための鑑賞怍物を分別するようなこずはしない。

 人間以倖は、物理的に移動できるのであれば、メリットのある堎所ぞ自由に移動する。枩床が適しおいたり、食べ物が豊富にあり、生存競争の少ない方ぞず移動を繰り返す。

 物理的には䜕の障害もないのにそこに囜境ずいう幻芚を芋お想造しおそれを越えられないのは人間だけだ。枡り鳥は、パスポヌトの有無など気にもしない。飛べない鳥や小さな蟻でさえも「囜境」を事も無げに行き来する。

 想造は、人間界  人間瀟䌚においおのみ珟実䞖界を凌駕し、人間だけが想造に䟝存しお生掻しおいる。

 玙や垃を食う虫は、倧量生産されたケツを拭く玙でも、高額の玙幣でも、ピカ゜のスケッチブックでも、生きる糧  栄逊になるのであれば、そのすべおに平等にかじり぀くだろう。人間には䟡倀の異なるその぀の玙も、物理的には等しく「ただの玙草食動物にずっおは食べ物」だからだ。

 しかし、人間瀟䌚においおは、その぀の玙には別々の「神」が宿る。


「想像」 心に思い描く。

「創造」 最初に぀くるこず  れロからむチを生み出す。少し哲孊的な衚珟をするずただ無かった物事に存圚感を䞎える。ただし、物理的粟神的を問わず。

「想造」 心に思い描くコトによっおはじめお存圚するコト  心に思い描くこずを起点に、これたでこの䞖になかった物事を粟神的、延いおは、物理的に生み出す捏造する。

【 Invention捏造 ず Innovation革新 】


 想像Imagineによっお
 創造Createする––––

 火や道具、手指の噚甚さ、文明や科孊技術によっお、想造は心の䞭から倖ぞず飛び出し、拡匵可胜範囲は人間瀟䌚のみならず自然界にたで及ぶようになった。

 山も谷も川も海もない囜境に、䞇里の長城やベルリンの壁を建造するのが人間らしさだ。神が玙を創造するのではなく、玙に神を想造する––––それが人間なのだ。

 - - - - -

Ⅱ䞖界のもしかしお半分以䞊は想造で出来おいるこずを蚌明するために、
  「ずは䜕か」に぀いお、共通認識を持ちたいず思う。

 錻を噛む玙ず、ノヌトの玙は、人にずっおは違う物だ。

 前者は、物質を拭うずいう目的のために必ず物質である必芁がある。埌者は、情報を残しおおく蚘録するずいう目的さえ果たせれば必ずしも物質である必芁はない。

 アヌト囜境お金––––これらも、やはり、人間のみが信じおいるモノゎトであり、物理法則や自然摂理の盀䞊になく、想像によっお創造された––––物質である必芁がないモノゎトだ。

 こういった想造に「没入」するのは、人類史䞊最長のトレンド––––

どれくらい長く続いおいるの

 人間瀟䌚史少なくずも

 想造に没入する瀟䌚のヒストリヌは、仮想珟実バヌチャル・リアリティの歎史ず蚀っおも過蚀ではなく、をはじめずするずいうのは䞖玀に登堎したテクノロゞヌの名前ではなく、倪叀から人類ず共にある発想のこずを指す。

 それは、おおよそ––––

⓪ リアリティ珟実
① バヌチャル仮想
② 拡匵珟実想造
③ 耇合珟実没入
④ 仮想珟実ここに入るキヌワヌドをが重芁

 ずいう流れで、自然摂理物理「⓪地点である珟実」を人間にだけ郜合よく浞食しおいったそしお、埌述する通り、人類をも、その䞍郜合に飲み蟌んでしたった。

「魔法」ず「アヌト」を䟋に、⓪から④の「䟵食プロセス」を玹介しながら、「神」ずいう存圚にも觊れ、④における「」には、どんな蚀葉が入るのか そしお、その先にある⑀ずいう段階が犯す眪に぀いお考えおいきたいず思う。


【段階の敎理】

⓪ リアリティ珟実
想像したコトが珟実の内倖に存圚しない状態

① バヌチャル仮想
想像したコトが珟実の倖にのみ存圚する状態

② 拡匵珟実想造
想造したコトを珟実に物ずしお実圚させる状態

③ 耇合珟実没入
②で、拡匵された珟実を圓たり前に受容しようずする状態

④ 仮想珟実  
珟実の倖にのみ存圚する想造に飛び蟌むこずを指すが  


・ 魔 法 の 浞 食 プ ロ セ ス

⓪ リアリティ段階の魔法の扱い

魔法のような物事は、自然摂理や物理に則っお認識凊理された。叀代人は自然ずいう珟実の䞀郚であり、他の動物ず䜕ら差はなく、超リアリスト厳栌な自然䞻矩者である。雷を芋おも、神の埡業などず考えたりもしない。

① 魔法ずいうバヌチャルの登堎

魔法ずいう噂が珟れる。理解できないこずはすべお「魔法魔術や呪いの類い」ずいう蚀葉で片付けられおいく。雷もそうかも知れないし、飢饉や未曟有の感染症など、科孊がなかった時代の魔法は、根本的な生物孊䞊や珟実的な解決はできずずも、粟神衛生面での「癒し逃避」を䞎えた。この段階の魔法は、珟実䞖界に察し良くも悪くも物質的な圱響を䞎えない。

② 魔法ずいう想造が珟実ぞ物質的な圱響を䞎えはじめる

魔術垫や魔女が登堎し、科孊的にはあり埗ない方法で雷をおさめ、雚を降らせ、病を治すフリをする。䞀方、粟神衛生面からの「八぀圓たり差別や迫害」も散芋されるようになる。魔女狩りや生莄など負の面の顕圚化。想像に過ぎなかった「幻」が、実圚する「人類を含む物」ぞ光ず圱を萜ずしはじめる。魔法が物質を䌎う想造物魔女人物魔法魔術本玙魔法ずなり、珟実を拡匵する。

③ 魔法ずいうありもしない存圚が
  高床に人間瀟䌚に溶け蟌む䞀般化する

魔法によっお拡匵された䞖界が圓たり前になる。魔法が実圚するかしないかはもはや論点ではなく、魔法によっお生たれる想造物がどのようなモノゎトをもたらすのか ずいう偶然を含めた結果や効胜のみが胜動的に受容されおいく。魔法に関する「共通認識」が重宝され、マゞシャンが目の前で実際は䜕らかのトリックで物を消したずき、「珟実的ずは思えない䞍思議な䜓隓をしお驚いた」ずは蚀わず「魔法みたい」ずいう䞀蚀でお互いに通じ合えるようなコト。特暩階玚が魔法魔女や魔術を政治利甚するなどの時代を経お、珟代ではビゞネス掻甚されるケヌスが倚い。特に゚ンタメ業界では、魔法ずいう想造共通認識を掻かした挔劇小説挫画映画アニメなどが人気を集め、そのような鑑賞物だけでなく「倢ず魔法の囜  魔法を掻甚したむマヌシノな没入型遊園地」ずいう䜓隓䟡倀も創出されおいる。 

※ 堎合によっおは、玙を想造で拡匵した小説などの「鑑賞物」を「」に分類し、「テヌマパヌク」など想造で拡匵した珟実に没入する䜓隓およびその斜蚭を「」に分類するこずもある

④ 本来、珟実の倖偎にのみ存圚する想造に過ぎなかった魔法が、
  ②ず③の「物質  バヌチャル  状態」からの『解攟』
  『』を目指す

魔法に限らず、瀟䌚ぞの没入に陥った状況が垞態化するず、必ず、物質の比率を䞋げようずするアプロヌチが始たる。぀たり、想造を物䜓を䌎わず想像のみで存圚させようずする動きが珟れるのだ。これは、倚くの宗教が掚す「本来、地䞊にいるはずのない神」を、より厳密に神らしく扱うコトによく䌌おいる。神を物質から解攟するような思想––––偶像厇拝ではなく、ただ感じる神––––魔法は、バヌチャルだからこそバヌチャルなセカむの䞭で本圓のリアリティを埗る。玙の䞊で読んだり、画面の向こうで光る色ずしお芳るのではなく、やゎヌグルをかけお目の前で非珟実に魔法が起こるのを感じる非珟実を非珟実で䜓隓するコトこそがリアリティを生む状態。それは、物質物理法則からの解攟によっお起こる。③の倢ず魔法の囜は、広倧な土地を壁で囲っお珟実を遮断した䞊で、朚や石で建造物偶像を぀くり成立しおいたが、④のそれは、脳の䞭で倢芋るように県前で起こるコンテンツ幻の䞭の幻ずしお成立する。それを「マルチバヌス」や「メタバヌス」ず呌び、期埅する向きもある。


・ ア ヌ ト の 浞 食 プ ロ セ ス

⓪ リアリティ段階のアヌトの扱い

身も枩めず、腹も満たさず、雚も凌げない存圚  最たる䟋であるアヌトに意味はない生存競争の圹に立たない。぀たり、アヌトなど存圚しえない。火に意味はなく、暗闇を照らし、暖をずり、敵を嚁嚇し、森を焌き尜くしお加熱消毒した安党な食糧を調達するための物理珟象でしかない。道具以䞋でも以䞊でもない。

① アヌトずいうバヌチャルの登堎

科孊のなかった時代、様々な危機を神のせいにするこずで、根本的な生物孊䞊や珟実的な解決ではないが、粟神衛生面の「癒し逃避」が達成された。そのための゜リュヌションである「神」ずいう存圚から「悪魔」や「魔法」や「呪術」も生たれたが、それず共に「祝いアヌトの原型」も生たれた。この時代、アヌトの芳客は「神」のみであり、アヌトを䜓珟するのは「人党員」であった。぀たり、アヌトは祀り事だった。芳客神になりたがるような烏滞がたしい人は存圚せず、党員が参加する祀り奉る偎にいた。必然、今のアヌティストらしき圹割も存圚しない。アヌトは衚珟手法ではなく、祈り方捧げ方だった。歌唱や舞螏ずいう自身の肉䜓のみで衚珟可胜なプリミティノな方法が奜たれ、その埌、楜噚や蚀葉を䜿った高床な祈り音楜挔劇なども生たれたが、基本的にはすべお神ぞ捧げる儀匏のため、人に芳せるずいう抂念もなければ、芳客ずいう存圚差別や階局もなかった。この時代のアヌトは、自身が自分のたたで参加するフェスに過ぎず、祭りは祀りず同矩で、アヌトによっお珟実䞖界に䞎えられる物質的な圱響豊穣で飢饉を救うなどの善的な圱響環境汚染などの悪質な圱響は軜埮だった。

② アヌトずいう想造が珟実ぞ物質的な圱響を䞎えはじめる

人間瀟䌚のアップデヌトに応じお、コンサヌトや挔劇が化  物質バヌチャル化し、「鑑賞芞術化」しおいった。元々、叀代ギリシア劇の俳優は人だったが、挔者を耇数にしおいく䞭で顕著な化が起こったず掚枬する。神に向けた祈りでも、客垭に向けた蚎えでもない「舞台䞊のみで完結する䌚話仮想空間内から飛び出さない察話」を鑑賞する「芳劇」ずいうスタむルが生たれた。この頃から、螊りや歌にしおも、矎術にしおも、「アヌトあるいはアヌティスト」ず「鑑賞者」ずの間に明確な線が匕かれはじめ、自然に存圚する石土朚貝殻動物の皮や毛などを加工しお生たれる顔料垃や玙粘土楜噚などを駆䜿した想造物物質を想像で拡匵  可芖化可聎化したを芋聞きする参加型の祭りではない鑑賞型アヌトが生たれ、本質以䞊以倖の意味を持たせはじめた。やがお、その最たる意矩は、神性から地䜍や金ぞず倉遷しおいく。

③ アヌトが高床に人間瀟䌚に溶け蟌む䞀般化する

人間瀟䌚における神の存圚感の倉遷に沿う圢で神事や祭事は圢骞化。アヌトも神ずの関係性 宗教的な意味合いから独立し、「粟神面における人倖の新たな支配者」である政治や経枈ず結び付き、珟実に耇合しおいった。次第に、アヌトはビゞネスず化し、金を埗るために「挔者や舞台」ず「芳客や客垭」ずいう差別を匷化した。こういったビゞネス面での゜リュヌションは、鑑賞ずいうスタむルを広めるだけでなく、䟋えば「スタンディングオベヌション」のような物理や自然摂理䞊は䜕の根拠も効果もない「䌝統様匏矎」や「マナヌ」など、新たな想造を生み出し、あたかもそれが理や正矩であるかのように刷り蟌んでいった。人間の自由を謳った民䞻化に欠かせなかったビゞネスずいう新たな瀟䌚機胜は、アヌト面においおは「こうあるべき」ずいう制限䌝統的なしきたり䞍自由を助長し、ステヌタスや自己顕瀺欲などず盞たっお、新たな悪しき差別や階玚を次々に生み出した。

④ 本来、珟実の倖偎にのみ存圚する想造に過ぎなかったアヌトが、
  ②ず③の「物質  バヌチャル  状態」からの『解攟』
  『』を目指す

シンデレラずいうバヌチャルは、玙ずいう物質を䌎い絵本になり、朚や石を積んだ城を倢ず魔法の囜に築いた。音楜ずいうバヌチャルは、ポリ塩化ノァむナルビニヌルずいう物質に刻たれおレコヌドずなり、朚や石などで囲った穎でコンサヌトを行った。いずれも今は、デゞタラむズされおデヌタのみで流通し、サブスク配信やYouTube、メタバヌスやオンラむン公挔など、可胜な限り物䜓を䌎わないコト物質を䌎う物事ではなく、アヌトずいう抂念  デゞタルデヌタのみで成立するコトを目指しおいる。そんな䞭、民衆のアヌトぞの参加が芋盎されおいる。次創䜜や共創カルチャヌによっお、アヌトぞの参加が顕著になっおいるのだ。ボカロYouTuberむンスタグラマヌTikTokerは、新しい時代の音楜家映像䜜家写真家舞螏家なのかも知れない。圌ら行っおいるのは、最先端のコトではなく、叀代における歌唱や舞螏ず同矩だった「た぀り」ぞの回垰だ。ただし、か぀おは神ずいう異界の芳客ぞ届けるアプロヌチ意識ずしお行われおいた祀りは、珟代の  クリ゚むタヌズ・゚コノミヌあるいは文化においお、神に替わっお「粟神面における新たな人倖の支配者」ずなった「ビゞネス」のための「お祭り」ず化しおいる。それは、挔者ず芳客舞台ず客垭などの既成抂念を砎壊し、参加を奜む枩故知新の干枉ありきで鑑賞するアヌトむンタラクティノなコンテンツだ––––芳客が䜜品の䞭に入っお撮圱し拡散されおゆくデゞタルアヌト䞻人公ずしお没入するゲヌムリスナヌではなくナヌザヌずしお音楜を䜿っお螊る人々––––など、ゞブンゎト化を歓迎する参加型プラットフォヌムにおける超民䞻的な幟次創䜜は、アヌトにおける物質物理法則からの解攟ずプリミティノな䜓隓䟡倀ぞの回垰を加速させた。


・ 瀟 䌚 の 浞 食 プ ロ セ ス

⓪ リアリティしかない䞖界

原始時代。瀟䌚らしきは芋圓たらない。自然がすべおの䞖界。䞖界  自然界のワンレむダヌ。神ずいう認識がただ登堎しおいないずいう意味で、神界は人間界ず完党に区別され、自然摂理ず物理法則のみが人類を支配しおいた時代。

① 神ずいうバヌチャルの登堎

Society 1.0狩猟瀟䌚。神ずいう存圚が粟神衛生面の゜リュヌションずしお登堎するが、神界倩は盞倉わらず人間界地䞊ず完党に区別され、自然摂理ず物理法則のみが人類を支配しおいた。神をはじめずする想造は、珟実  䞖界の倖偎に圚り、バヌチャルが粟神䞖界心の䞭から飛び出しおいない時代––––倩界あるいは地獄ず人間瀟䌚が切り離されおいたので、想造が物理的な自然界に良くも悪くも圱響を及がすコトはなかった。雷も、川の氟濫も、神ずいう想造のせいにはできたが、神を恐れ敬う人々の「神に察する畏敬の念」 信心によっお、珟実生掻が改善するこずはなかったし、逆に蚀えば、悪化するこずもなかった。神をはじめずする想造は、物質を䌎わず、あくたで、倩界ずいう倖界か、人間の粟神心の䞭でのみ存圚しおいた。

② 神ずいう想造が珟実ぞ物質的な圱響を䞎えはじめる

Society 2.0蟲耕瀟䌚。「宗教」ず「囜」ずいう想造に䟝存し、「神官」や「王様」ずいう人が人を支配しおいた「人治時代」––––想造が物䜓を䌎っお珟実に飛び出し、人間瀟䌚を拡匵しはじめた時代でもある。定䜏によっお以前は、感染症の発生や資源の採り尜くしなど問題が起これば移動すれば良かったが、それが䞍可胜ずなり❶䞍䜜による飢逓や疫病の蔓延、❷囜境ずいう抂念  戊争の根源が生たれ、❶に察しおは「神に祈る」ずいう圹割  神職、❷に察しおは「歊力を生業にする」圹割  貎族や歊士王が生たれ、物理法則にも自然摂理䞊にもない神囜特暩階玚ずいう想造が、珟実䞖界に存圚機胜しはじめた。䟋えば、神は、偶像厇拝絵や圫刻、あるいは、実圚の自然物を祈りの察象ずするこずや、寺瀟仏閣など珟実䞖界での可芖化、祝詞お経呪文など可聎化、さらに、䜓隓化熊野詣でお䌊勢参り四囜のお遍路などされた結果、神職の生掻は、田畑を耕したり持や猟をする物質的な仕事ではなく、祈祷や占いずいう想造のみで成立する仕事ず化した。神に察する畏怖によっお、珟実ぞの圱響が䞀切なかった前時代ずは異なり、収穫した䜜物を自身で食さず神に捧げるなどし、幞運にも間接的な生掻改善宗教団䜓からの救枈に繋がったり、逆に、生莄や人身埡䟛䞀向䞀揆や魔女狩りなど神にた぀わる儀匏犠牲を䌎う祭祀争い迫害で悪化したりもした。良くも悪くも想造が人間瀟䌚を物的に䟵食しはじめたバヌチャルが粟神的なセカむである「心」から「珟実」ぞ飛び出した時代で、想造バヌチャルによっお、人間瀟䌚の珟実物質が拡匵された結果、人治瀟䌚が完成しおいく。ただし、②の段階での想造は、必ず物䜓を䌎っお珟実人間瀟䌚を拡匵する「物質  バヌチャル  拡匵珟実」であった。

③ 神ず王に代わる想造物が高床に人間瀟䌚に溶け蟌む䞀般化する

Society 3.0工業瀟䌚。「神」ず「王」に代わり「法」や「お金」ずいう想造が人を支配する時代人治から法治ぞの倉遷。想造が高床に珟実にミックスされ、たるで、自然摂理のように振る舞いはじめた。珟圚に至る「資本䞻矩瀟䌚」や「法治囜家」の原型が定たり、陣地の取り合いずいう意味での物的な争いが少し萜ち着いたこずで、「争いのない時代の歊力の無甚さ」や「科孊の発展による神や宗教の圢骞化」などから特暩階玚ぞの反感が匷たった䞖玀䞖玀ペヌロッパでは垂民革呜や産業革呜が起こり、䞭囜では最埌の王朝である枅が台頭、日本では明治維新が起こった。人は人に支配されるこずを嫌い、人の䞊に人ではない想造を眮きたがった。人を支配する「人間ではない  人倖の存圚ただし、神以倖」の最たるモノが「お金」ず「法」であり、この぀が「王に付随する貎族」ず「神官」ずいう二倧特暩階玚に取っお代わった※ ちなみに「」は、次䞖代のそれかも知れない。物質  米の「量」よりも、玙幣ずいう想造物の「数」の方を重宝したり、血族関係ずいう生物孊䞊の関係 「家」に由来する階玚が重芖されなくなる䞀方、「経枈栌差」や「孊歎」など、より耇雑で倚岐にわたる新たな想造䞊の差別が生たれた。ただし、この時代の「想造」も「物質瀟䌚」ありきで存圚しおおり、あくたで物䜓がベヌスにある䞊での耇合珟実 物質  バヌチャルだった。

【 ※ が、「法」の次に、人倖に想造された神になる話 】

④ 本来、珟実  自然摂理や物理法則の倖偎に存圚する
  想造に過ぎなかった人間瀟䌚が、 
  ②ず③の「物質  バヌチャル  状態」からの『解攟』
  『』を目指す

Society 4.0情報瀟䌚。人を支配する想造 「情報」の割合が飛躍的に増幅した時代。想造された幻想的䟡倀が、物理䞊自然摂理の珟実的䟡倀を凌駕する䞖界が到来した。特に䞖玀埌半、むンタヌネットの普及以降は、仮想珟実物質を䌎わないセカむに没入するの台頭が顕著ずなった––––「情報化瀟䌚」ずいう名前の真意は、想造で拡匵された物質、あるいは、想造が高床に溶け蟌んだ物質的な䞖界「人間瀟䌚」においお、想造情報が存圚感を著しく䞊げるコトにある。極論、物質を䌎わず情報のみで瀟䌚を成立させるコト––––䞖界で生きる動物人類ずしお、衣食䜏を満たす物質は必芁だが、瀟䌚で生きる人間ずしおは、法埋お金地䜍アヌトなど物理法則でも自然摂理でもない幻である「情報」のみを求める状態––––むンタヌネットずその䞭に生たれた物質を完党に捚お去ったデヌタ情報のみをやり取りする瀟䌚や同時倚数接続ゲヌムなどにより、想造の比率が異垞に高い瀟䌚あるいは想造による䞖界  バヌチャルリアリティが登堎し、さらなる情報化物質の存圚感をなくす傟向が進行した結果、バヌチャル想造から始たり物質を想造で拡匵した珟実ぞ没入する䜙り仮想が耇合された珟実ぞず倉遷しおきた瀟䌚芁玠の倚くが化玔粋に情報のみで成立する状態ぞず倉遷した。䟋えば、珟圚、遠隔地ぞ送金を行う際、金属や玙などをした物質「貚幣」を実際に移動させる必芁はなく、数字ずいう情報デヌタのみを操䜜するだけで事足りる。前述の通り、音楜も、コンサヌトやずいう人流や物流から、情報のみをやりずりするオンラむンや音楜配信  ぞず倉貌した。絵画や圫刻ずいう矎術分野でも同じく、物理法則から解攟され、情報のみをやり取りするデゞタルアヌトやアヌトなどが生たれおいる。



「魔法」「アヌト」「瀟䌚」におけるの時系列歎史を振り返ったが、④ 仮想珟実における「」の別名こそが「」の本質であり、それは、本来、デゞタラむズするこずにメリットがあるのではなく、「」されるコトに効胜がある。

 人類をも芆う䞖界党䜓の䞍郜合に察する解決策––––それは、䟋えば、人間による自然砎壊ぞのアゲむンストにも圹立぀。

「」に入るのは「非物質化Incorporeal」だ。

 ⓪から④を「瀟䌚」に眮き換えるず、おおよそ––––

⓪ 神話の䞖界
① 狩猟瀟䌚
② 蟲耕瀟䌚
③ 工業瀟䌚
④ 情報化瀟䌚

 ずなる。

 その次に䜍眮し、日本政府が「Society 5.0」ず蚀っおいるビゞョンには、きちんずした名付けがなく、ただただ「が進む」的な誀魔化しが暙抜されおいるだけだ。

「」も「非物質化」ず思えば、理解は容易い。

 最新の/が行うのは「⑀ 呚目の/非物質化で拡匵した珟実ぞの没入」ずいう功眪䟿利でありながら眪深いコトだ。


【 1.0 → 5.0 の 倉 遷 た ず め 】

⓪ リアリティ珟実
想像したコトが珟実の内倖に存圚しない状態

① バヌチャル仮想
想像したコトが珟実の倖にのみ存圚する状態

② 拡匵珟実想造
想造したコトを珟実に物ずしお実圚させる状態

③ 耇合珟実没入
②で、拡匵された珟実を圓たり前に受容しようずする状態

④ 仮想珟実非物質化
珟実の倖にのみ存圚する非物質な想造に飛び蟌む状態

â‘€ /Ⅱ呚目の拡匵・耇合珟実 
非物質化した想造が再び珟実を浞食する状態


【 別 衚 珟 す る ず 】

⓪ REALITY
想造のない䞖界人間瀟䌚ずいうコト自䜓が存圚しない

① REALITY  VIRTUAL
想造が珟実の倖にだけある瀟䌚

② REALITY  VIRTUAL
想造が人間瀟䌚を拡匵しはじめた瀟䌚

③ REALITY × VIRTUAL ⑎
想造が珟実で摂理や法則のように振る舞う瀟䌚

④ REALITY × VIRTUAL ⑵
想造の比重が増した仮想珟実ぞず没入する瀟䌚

â‘€ REALITY × VIRTUAL ⑶
想造が非物質的に拡匵した珟実ぞ没入する/瀟䌚


 ④の仮想珟実非物質化が持぀善い副䜜甚に環境保護がある。

 飛行機を䜿っお海倖ぞ出匵する回数はリモヌト䌚議で随分ず枛った。それに察し、「ポケモン GO」に代衚される呚目の//Ⅱ事業は人流を生み出す点では、新たな犁断の果実眪ずも蚀える。

 人間のみが利益を享受する「瀟䌚」で進化し続ける文明は、この星自然ず物理に生きる人類以倖の党類にずっおは自然砎壊を促す悪化に他ならないずきがある。

 実際、コロナ犍察策ずしお倚くの郜垂がロックダりン退化を遞択した結果、化リモヌト䌚議の増加やバヌチャルコンテンツの普及が掻性化し、人流移動や旅行が抑制されたコトで、倧気汚染物質の排出量は倧幅に削枛された。

 新たなりィルスは、人類ず経枈には詊緎ず眰のように映ったが、地球にずっおは救枈ず慈悲であり、皮肉にも、人が動かないコトが、倧気や氎、延いおは、この星を浄化する最善策であるコトが蚌明されおしたった。

 䞀方、同じ化でも「仮想通貚」のマむニングは、ハむスペックなを酷䜿するため、倧量の熱を発し、地球枩暖化の助長ずいう倧眪を犯しおいる。

 ビットコむンによっお各囜の玙幣の補造がなくなり、森林䌐採が抑制されたずしおも、今床はデゞタルなマむニングで枩暖化が進む––––それは、原子力発電に抗議するデモが音響蚭備を賄う自家発電によっお倧量の化石燃料を焚くのず䌌おいる––––人類がクリヌンに生きるためには、科孊技術をより良く進めるのではなく、経枈をはじめ、あらゆる掻動を埌退、いや、停滞させるしかないのか––––それは「憧れ」よりも「諊め」を遞ぶ道かも知れない––––僕は、時々、そんなふうな絶望に皋近い倱望を感じおしたう。

 だずするず、少子化ずいうのは  

− 
アヌトず蚘録に関するパラダむムシフトの歎史


 蟲耕瀟䌚Society 2.0の出珟によっお、人々は定䜏を始め、瀟䌚コミュニティはより重芖されおいった。

 支配する偎ずされる偎ずいう芋方もあるが、IMMERSIVE SOCIETYの芖点から芋れば、各人が各䜍の圹割想像によっお創造  想造された圹柄を玍埗しお挔じおいた偎面もあった想造された圹割に積極的に没入しおいったのではないか。

 そんな没入瀟䌚の初期––––より重芁芖されおいったのが「宗教」や「囜家」ずいった「口承神話噂よりもさらに耇雑な想造の産物」だった。科孊ずいう根拠が生たれる前たで、予枬䞍可胜で理䞍尜な脅嚁に察する人々の粟神的な拠り所は、ずっず「神」であり続けた。

 そんな時代に暮らす人々は、自然資源を求めお垞に移動するこずをやめた代わりに、土地を耕すこずで埗られる蟲䜜物をはじめずする「定䜏地に根ざした有限の成果物のみを糧する生掻」を䜙儀なくされた。内陞郚の集萜では獣を狩り、海岞偎の集萜では魚を釣る。すぐに、それだけでは満足できなくなり、互いの成果物を亀換するコトで幅広い無限の欲望を満たしおいった。

 か぀おは自由に移動するコトで倚皮倚様な資源を入手できおいた人類※は、自ら進んで遞択した定䜏システムず自然摂理に逆らっおたで爆発的に増殖させた人口によっお、瞄匵り意識ずいう生易しい構造ではない耇雑な境界囜家の根源を生み、土地を根拠ずしながら、そこで生たれる原始的䟡倀生きおいくために最䜎限必芁な衣食䜏に関する生産物の䜙剰を亀換䟡倀利暩ずしお機胜させはじめる。

※ 䞀郚の説では、瞄文時代の人類は、珟代人よりもかなり倚皮倚様で豊かな食事を摂っおいたずされおいる。

 䜙剰は蚘録しおおく必芁があり、その数量を管理するための䞍完党な蚘録䜓系※が生たれた––––「数数字」だ––––瞄に぀くった結び目に䞀定の法則を䞎えるコトで「数」を衚すキヌプなどはその代衚栌だ。

「数」を甚いた財産の蚘録や管理ずしお生み出された゜リュヌションが「通貚」ずいう圓初は貝殻や金属などの物質に䟝存した亀換䟡倀を持぀システムだった。

※ ただし、このような「数」あるいは「数字」は、口述できるすべおを曞蚘するようなコト完党曞蚘はできなかった。よっお、数字を遥かに凌駕する蚘録衚珟䜓系である「文字」が生たれるたで、物語は長らく口承のみで成立しおいった。

 これらは、瞄や貝殻自䜓の物質的な䟡倀ではなく粟神的な関係性––––぀たり、想造に過ぎない「信頌」ありきで成り立っおいた––––そしお、今なお、その原理原則は倉わらず、耇雑な「印刷」を斜された少し䞊質な玙が物質的な䟡倀以䞊の想造された䟡倀を持っおいる。日本では、最䜎亀換䟡倀を持぀硬貚のみがその䟡倀を超える物質的な䟡倀を持っおいるが、それすら円玉を造るのにそれ以䞊の円がかかるずいう亀換䟡倀で算出された比范に過ぎない。

 ここに登堎した「印刷」ずいう技術は、第章で述べた通り、音楜業界の生みの芪でもある。

 印刷においお「掻版」以䞊に重芁な圹割を果たした「玙」ずいう媒䜓ず共に、埐々に完党な曞蚘 「文字による蚘録」が生たれ、敎備されおいった。それは、神話や歎史はたたた思想や孊問たで、ありずあらゆる口述できるコトをすべお曞物ずしお長期間保存長距離間䌝達できるずいうパラダむムシフトを起こした。

 ただし、曞物には「固定」ずいう「良くない副䜜甚」もあった。キリスト教は聖曞ずいう䞍倉ゆえに絶察的な本ずいう圢で、画䞀的にナヌラシアの西端を支配しおいった。その裏で、これたで口承で玡がれおきた神話が、その倚皮倚様で豊かな共創䟡倀ナラティノを倱っおいった。

【 ナ ラ テ ィ ノ ず は  】

 今も、䞖界各地の読み曞きを奜たない人々が倚く暮らしおきた山深い蟲村郚では、ナラティノに口承されおきた昔話が、生き生きずした畏怖を描き、瑞々しい䌝説や浪挫ずなっお、画䞀的ではない唯䞀解を持たない歎史由来の䟡倀––––䟋えば 「芳光資源ずしおのミステリヌ」であり続ける様子に、最新の発想や技術をもっおしおも決しお超えるこずのできない可倉ゆえに氞続性を持぀䞊質さの残り銙に觊れるこずができる。

 蟲耕瀟䌚Society 2.0の䞭に築かれた封建瀟䌚人治囜家は、やがお、民䞻䞻矩ず工業瀟䌚Society 3.0の台頭によっお、想造である「暩力」ずいう機胜を、人以倖ぞず明け枡しおいく。

 亀換䟡倀は、次第に、貎族ずいう想造䞊の特暩階玚高䜍から䞎えられる「物米など」ではなく、工堎や蟲堎の䞻  資本家経営者新たな特暩階玚から、劎働の察䟡ずしお䞎えられる「お金」に宿るようになる。

 地方貎族の䞊にさらに偉い䞭倮貎族がいお、その䞊に『王』が君臚したように、瀟長の䞊には資本金を提䟛する株䞻がおり、その䞊には『法』が君臚しおいる。『王』ずいう個人の代わりに『法』ずいう人倖が人類を裁く珟代瀟䌚––––資本䞻矩お金や法治囜家も、極論、王や垝囜人治囜家ず倉わらない想造が生み出した幻に過ぎない。

 亀換䟡倀をやり取りするシステムは「経枈」ぞず名を倉え「物質的な䟡倀を亀換するための䟡倀」ではなく「物質的な䟡倀を生産するために必芁な䟡倀」ぞず倉貌し、その支配力を増しおいった。

 生掻に必芁な物質を新たに生み出すためにたず必芁なのは、蟲業であれば土地や鍬や皮、持業であれば海川湖や船や網ではなく、それらを甚意賌入するための軍資金  資本ずいう幻だ。お金は、もはや、物質的な䜙剰米が䜙ったから魚ず亀換したいずきの亀換䟡倀の根拠だった確かな量ではなく、想造の客䜓化共通抂念ずしお成立しおいる数倀における䞍確かな盞互信甚ずいう幻情報を根拠ずした亀換䟡倀経枈的な䟡倀のみを持぀存圚ず化した。

 これが、䞖界の玄半分が幻で構成されおいる䞖界「人間瀟䌚」だ。

 資本䞻矩ぞず舵を切った人間瀟䌚に暮らすほずんどの人々は、王政からの解攟ずいう自由の代償ずしお、劎働ずいう新たな鎖に繋がれ、経枈のいずれかの歯車に取り蟌たれお生掻するこずを䜙儀なくされた。

 新たな差別ず䞍平等経枈栌差、ピラルキヌ士蟲工商など職業は血瞁で盞続するものではなくなったが、珟代もそれに匹敵する財産は個人の死埌に公に垰すこずなく血瞁でそう盞続されるが生たれ、人々はそれぞれの圹割に没頭しおいる。

 想造であるお金を皌ぎ、物質的な䟡倀ではなく亀換䟡倀ずしおのお金に䜙剰があればあるほど、そのお金の有意矩な䜿い道を求めるようになった。

 か぀おの王である卑匥呌が質玠倹玄な生掻を送っおいたのに察し、織田信長は楜垂楜座ずいう経枈政策によっお埗た䜙剰金を甚いお動物ずしお生きるために自然摂理䞊は䞀切圹立たない矎術品の収集に䟡倀を芋出した。郚䞋である歊士もこぞっお「茶道」に倢䞭没頭した。

 工業瀟䌚が、その無尜蔵の欲望需芁に応える圢で倧量生産する商品やサヌビスは「人々が物質的に生きるために必芁䞍可欠なモノ」から「人々が粟神的に豊かに生きるための莅沢なコト」ぞず倉貌し、衣食䜏以倖の想造 「情報」を増産加速させおいく。

 その䞭で生たれたのが、印刷による曞物であり、録音による音源であり、撮圱による写真や映像だ。

 圓初は実務的なモノ善䟋医療機噚悪䟋戊争兵噚を生んでいた蚘録技術は、庶民の䜙剰を吞い䞊げる嚯楜ビゞネスずしお、挔劇やコンサヌトなどのラむノ興業に代わる゚ンタメ分野の蚘録産業に応甚され、結果、挿絵付きの本や写真付きの新聞雑誌、レコヌドやビデオ、そしお、攟送が登堎した。

 これらの商品やサヌビスのコアコンピタンスは、本を物質的に構成する玙でもなければ、レコヌドを補䜜するためのビニヌルでもない。

 その䞭に収められた「情報」にこそ、䟡倀あるモノゎトだ。

 さらに情報化䞻な商材が物質ではなく想造ぞず倉化するコトが進むず、゚ンタメに限らず様々な工業分野業界においおも「商品販売モノ売り」の䞊流に䜍眮付けられた「デザむン広告ブランドなど想造である情報を扱うコト」が瀟䌚に占める割合が、飛躍的に倧きくなっおいった。

 それが、情報瀟䌚Society 4.0だ。

 普段の日垞を想像しおみお欲しい––––

 ––––起床しお、新聞やテレビを芋ながら朝食を摂る。音楜を聎きながら鉄道に乗っお移動し、合間に昌食を食べ぀぀も仕事や孊業に勀しみ、終業埌攟課埌、䜙裕があれば映画を芳お、再び、鉄道に揺られお垰る。あらゆる堎面で広告に觊れるだろう––––

 ––––それらすべおが、想造である法埋によっお暩利や安党が保たれ、想造であるお金が察䟡ずしお機胜し、物質的な䜓隓䟡倀は「食事それすら産地などのブランディングは想造の産物かも知れない」ず「移動」ぐらいで、あずのほずんどは、想造された情報のやり取りのみで構成されおいる。

 孊生に人気の職業䞊䜍に垞にランクむンする法曹界銀行新聞瀟は、想造の産物をメむン商材ずしお扱うビゞネスだ。䞖界を垭巻しおいるGAFAも同様で、グヌグルずメタ元フェむスブックだけでなく、ハヌドをメむンに販売しおいるように芋えるアップルも、想造  音楜や゜フトりェアあるいは実甚以倖のデザむンやブランドを掻甚しおいるし、アマゟンが扱う商品には、本や映画をはじめ物質ではなく想造されたコトにこそ䟡倀あるモノゎトが含たれおいる。

 次代ずいう䜍眮付けで、日本政府が目指すSociety 5.0やドむツ政府が提唱するIndustry 4.0は、内包する䞖界の範疇やフォヌカスする垂堎に差はあれど、想造の産物をさらに駆䜿した拡匵珟実瀟䌚ぞの没入拡匵珟実瀟䌚の耇合床合いの向䞊を目指しおいる。

 人間瀟䌚は、狩猟瀟䌚Society 1.0から情報瀟䌚Society 4.0たで、ずっず「䞖界の “玄半分” は想造で出来おいる」状態  /であり、「IMMERSIVE SOCIETY物質 + 想像に没入する瀟䌚」だったず蚀える––––が、珟代瀟䌚は「Society 5.0」に向けお「䞖界の “半分以䞊” が想造で出来おいる」次䞖代の状態ぞず急進しおいる。

− 
未来の䞖界の半分以䞊は想造で出来おいく


 技術ずいう面から、最近のバヌチャル垂堎政府がSociety 5.0で提唱しおいるサむバヌ空間を捉えるず、どうしおも「から/ぞ」ずいう流れで解釈しがちだが、前述の通り、実際には「」ずいう発想は、最近になっお登堎した技術的なモノゎトではなく、倪叀から存圚する心的に䜜甚する発想䜓隓であり、人間瀟䌚における仮想珟実は、むしろに没入するコト  IMMERSIVE SOCIETY 1.0から始たった。

 ただし、その時代の人間瀟䌚は、珟実の物質に䟝存したため、物理法則に瞛られた仮想珟実を掻甚したクリ゚むションや゜リュヌションに止たっおいた。ディズニヌランドも実際の土地や建築物に䟝存しおこそ存圚できたし、通貚ずいう゜リュヌションも玙や金属などの物質に䟝存し、䟡倀の根拠も長らく物質䞖界でレアな「金Au」に由来しお存圚しおきた。

 情報化が高床に進んだ瀟䌚であるSociety 4.0の最終圢態ず䜍眮付けられた珟代においお、それらは、化するこずで「物質物理法則からの解攟」を実珟した。僕は、そんな瀟䌚を「IMMERSIVE SOCIETY 1.5」ず呌んでいる。「1.0」ず異なるのは「非物質的であるコト」 情報ずいう想造のみで゜リュヌションや䜓隓䟡倀を生み出す点にある。

 代衚栌が、゜ヌシャル・ネットワヌクサヌビスずいう「瀟䌚」だ。

 名前がそのこずを自称しおいる––––あれは、玛う事無き新しい瀟䌚だ。さらに、今埌、䜓隓をより没入的にするオキュラスリフトなどのりェアラブルデバむスゎヌグルの普及によっお、ディズニヌランドのような倢ず魔法のセカむが自宅にいながら楜しめる時代が来るかも知れないもっずも、䌁業偎がそれを蚱せばだが  。そうなれば、実際の土地ず建築物ずいう物質やそこぞの物理的な移動などは党お省かれる。

 倚くのモノゎトが、バヌチャル化リモヌト化しおいくコロナ犍は、ただでさえ進行しおいたその傟向をさらに加速させた。

 お金も、玙や金属ずいった物質ぞの䟝存床を䞋げるコト、もしくは物質性を無くすコトで、むンタヌネットずいう仮想空間内で物理法則に瞛られず、亀換䟡倀の移動倉動を行なっおいる。これは仮想通貚ずいう最新のモノゎトではなく、クレゞットカヌド電子決枈スむカやパスモなど亀通系カヌドなどによっお、ずっくの昔に実珟されおいた。

 仮想通貚は、生成される過皋マむニングを非物質化し、さらにブロックチェヌンを掻甚するコトで「契玄」ずいう幻を匷固にした。䟋えば、契玄者その貚幣の保有者履歎を遡れたりする––––財垃に入っおいる「十円玉」の前の持ち䞻が誰だか知るコトはできないし、その前の持ち䞻ずもなればなおさらだ––––レコヌドメヌカヌがずいうデゞタル音源をアナログに物流しおいた圓時、買う回数は分かっおも、そのあず各曲ごずの聎かれた回数を正確に远跡するコトはできなかった––––

 ––––しかし、ブロックチェヌンを掻甚した仮想通貚であれば、どういう経緯で、今、自分の手元にやっお来たかが正確に分かるし、悪意あるマネヌロンダリングは駆逐されるずいう觊れ蟌みも嘘ではない。サブスクの音楜ストリヌミングサヌビスは、各楜曲がどれだけ再生されたかを氞続的にリアルタむムで䞖界に明瀺し続けおいる。

 玙幣や硬貚も––––鉄道の切笊も––––レコヌドメヌカヌの音源も––––物に䟝存せず、情報化デゞタラむズされた––––この「情報化」ずいう蚀葉の定矩こそ明確にすべきコトであり、IMMERSIVE SOCIETY 2.0におけるコアでもある。

 それこそが「非物質的Incorporeal」だ。そしお、非物質化によっお埗られる効胜の぀が「珟圚だけでなく過去ず未来を含む線的な远埓トラッキング」であり、物理的に移動可胜な狭い゚リアだけでなく仮想空間を含む広倧な宇宙をワヌプテレポヌテヌションするような面ず空間を俯瞰するような次元的な瀟䌚なのだ。

 時空を超える感芚––––

 同じ家でも、有名人が䜏んでいた家の方が䟡倀が高いように。物そのものではなく、その所有者によっお、未来においお䟡倀が䞊がるようなコトが幅広くビゞネスになる時代が来るかも知れないし、珟実䞖界には存圚しない別の宇宙フィクションのセカむから召喚された存圚によっお、物理的には䟡倀のない普通の土地に高倀が付くかも知れないポケモン GOずいう非物質的な/は、それに近い状態を生み出しおいる。

 䜕もない空間から聖灰を出珟させるサむ・ババ––––四次元ポケットからどこでもドアを取り出すドラえもん––––そんなビゞネス。

 よくよく考えおみるず、非垞に理解しづらい「情報化」ずいう蚀葉は、「非物質化物理法則を超越するコト」に眮き換えれば理解しやすくなる。情報化瀟䌚ずは非物質化瀟䌚であり、様々なデゞタラむズも、仮想珟実化も、ほがすべお非物質化ずいう蚀葉に眮き換えるコトができる。

 神話や宗教やお金などの想造が物質を䌎うこずで物理法則や自然摂理に瞛られた限定されたたた拡匵した珟実が珟実以䞊の䟡倀を生む「IMMERSIVE SOCIETY 1.0」呚目の/拡匵された珟実に没入する瀟䌚は、ただただ珟実䞖界に䟝存もしくは寄生するような圢でしか機胜しなかった。

 遊園地は広倧な土地を必芁ずし、音源を聎くにはレコヌドずいう物質的な媒䜓を物流させる必芁があった。経枈には「金Au」ず玙ず比范的安く量産可胜で加工しやすい金属が䞍可欠であったし、鉄道に乗るためには玙の切笊を手にし、駅員がそれを鋏ずいう物䜓で切るずいう物理的なチェックを経る必芁があった。

 その時代に「ポケモン GO」を実装しようずするず、実際に怪「物」を配眮するしかなかっただろう––––動きもしない眮き物像を぀くっお各地に配するしかなかった––––が、今は違う。

「デゞタラむズしおむンタヌネット䞊で送る」ずいう技術革新によっお、非物質的な次元流通が普及し、情報のみでやり取りできる芖聎芚情報のみを扱うモノゎトはすべお物理法則から解攟された。

 昔は、船䟿で䜕十日ずかかっおいた手玙はワヌプするように玠早く海倖に届くし、オンラむンラむノを開けば䞖界䞭から客がテレポヌテヌションしおくる。ファミコンではケヌブルの長さに瞛られおいた人の察戊が、いたや、リアルタむムに、ワヌルドワむドに、倧量同時参加で、぀のゲヌムを楜しめる。

 非物質的なコト「゜リュヌションIMMERSIVE SOCIETY 1.5」が倧きな成長を遂げおいる。

 それは、限られた地球の物質的な資源を守る「゚コ」ずいうメッセヌゞによっおも、今埌、さらに助長されおいくだろう。

 ただし、それは、ただ「Society 4.0」なのだ。

「Society 5.0」「IMMERSIVE SOCIETY 2.0」が目指す次䞖代瀟䌚は、「ポケモン GO」のように、芖聎芚情報を非物質化するだけでなく、それバヌチャルを非物質のたた珟実䞖界ぞず飛び出させようずしおいる。

− 
非物質化する瀟䌚が解く呪い


 非物質化する瀟䌚を「進化」ず捉えるべきか はたたた「回垰」ず捉えるべきか––––

 ––––人間が没入する瀟䌚を持぀以前、想造仮想は人間瀟䌚の倖偎のみに存圚しおいた––––その時代、自然摂理や物理法則が支配する「珟実䞖界」に想造で拡匵できるような幅は存圚しなかった。この時代を、没入瀟䌚以前ずいう意味で「IMMERSIVE SOCIETY 0.0」ず䜍眮付けおいる。

 埐々に、神話は口承される「噂」になり、掻版印刷による楜譜も楜噚などなくずも「歌」は生たれ、やがお、それらの「物語」や「音楜」を、あたかも物質玙で出来た本やビニヌルで出来たレコヌドに䟡倀があるように芋せかけ、流通させはじめた。

 それが「IMMERSIVE SOCIETY 1.0」の魔法だ。

 魔法䜿いに、正矩ず悪ずいう぀の面があるように、その魔法も、囜境ずいう幻をたるで物理山のように「壁」や「長城」ずしお可芖化したり、お金ずいう錬金術ずさしお倉わらない郚分も倚い実態のないたやかしを巡る無甚の争いを生んだりず、負の芁玠も倚く産み萜ずした。

 そんな䞭、ビゞネス的な利䟿の裏で、副䜜甚的に倱われおいったのが「ナラティノ」ずいう人間瀟䌚文化にずっお、非垞に重芁な発想だったのではないだろうか。

 そうしお、迎えた「2.0」ぞの過枡期である「IMMERSIVE SOCIETY 1.5」は、非物質化デゞタラむズしおむンタヌネット䞊で送るコトによる瀟䌚を生み出した。

 ここたで読んで頂いお、ただ「」を技術やデバむスずセットで考える人はいないはずだが、䞖の䞭は、ただただ、床映像でないず––––デゞタルでないず––––ゎヌグルを付けないず––––などなど、「」をかなり狭矩に捉える堎合も倚い。

 䟋えば、やゲヌム––––前述の通り、それに参加しおいるナヌザヌが心の䞭で没入すれば、それは「」であり「没入瀟䌚」になり埗る。

 人々がそこでやり取りするコトに、物質は぀もない。

 あらゆるは非物質的なデヌタ「情報」で、だからこそ、物理法則を超えたデタラメなワヌプやテレポヌテヌション、ブラックホヌルのようなコトたで起こせる。䞖界各囜から仮想的であはあるが箇所に集たっお意芋を亀わしたり、手玙を䞀瞬で送れるだけでなく、それが届いたこずを肩ではなくスマホを持぀手を揺らしお知らせ、即座に返信が来れば、たたすぐにそれにリアクションができる––––堎合によっお、そのやり取りは䞖界䞭に公開されおいく––––返信は送った人からだけでなく䞖界䞭のあらゆる人から届く可胜性を持っおいる。

「IMMERSIVE SOCIETY 1.5」は、そういった非物質的なナビキタスでメタ・むンタラクティノな瀟䌚を指す。

 億円を海倖に持ち蟌む際、倧量の「玙幣」や「金Au」を甚意し、匷盗に襲われるリスクを冒す必芁はなくなった。

 むンタヌネットずいうセカむ網は、囜境やお金ずいう幻を、本圓の幻に戻しおくれた。IMMERSIVE SOCIETY 1.5内で、囜ずいう抂念を感じる瞬間は、日に日に少なくなっおいる。

 䞀方、音楜業界は、音楜流通におけるIMMERSIVE SOCIETY 1.5であるiTMSYouTubeSpotifyなどの登堎で、レコヌドを物流しおいた時代に比べるず、経枈的に蟛い期間を過ごした。

 コロナ犍によっお、あらゆる業界がか぀おのレコヌドメヌカヌず同じく察応する猶予も䞎えられないほど急激なIMMERSIVE SOCIETY 1.5化バヌチャルリモヌト化の荒波に晒され、リアルなビゞネスなど最初から幻だったかのように消え去ろうずしおいる。

 そのほずんどは、デゞタラむズしおむンタヌネット䞊で送るコトが可胜な「芖聎芚情報しか持たない業界」だ。

 䌚員制のレンタルビデオお芋合い出匵に関する䞀郚のマヌケット––––すべお芋聞きする情報のみで事足りる産業であったがゆえに、それぞれ、䌚員制の動画配信サヌビス出䌚い系アプリリモヌト䌚議ずいう「IMMERSIVE SOCIETY 1.5」に垂堎を奪われた。

 非物質化した「1.5」瀟䌚によっお呪いを解かれ、野獣から王子に戻れた者も少なくないが、その陰で、人魚姫のように泡ずなり海の藻屑ず消えゆく産業が少なからずいるこずも、たた、事実だ。

 今埌、ありずあらゆるドキュメント蚘録やオブゞェクト物質的な䜜品などが非物質化するコトで、回垰的だが新しい䟡倀ずしお捉えられるナラティノ・マヌケティングが有効になっおいくのは間違いない。

 そんな期埅膚らむ「非物質的な蚘録」ずは、どのようなアヌカむノなのだろうか––––それは、にも倧きく関係するアヌカむノたちだ。いや、むしろ、その根幹ずなるものかも知れない。

▶曞蚘は、文字でアヌカむノする。

▶録音は、音波をアヌカむノする。

▶撮圱は、光をアヌカヌノする。

 今、泚目されおいる新たなアヌカむノが「圢動声アヌカむノ」だ。

▶撮圢アバタヌや3Dモデルずいった方が銎染みがあるか––––
それは、次元の圢をアヌカむノする。

▶撮動モヌションキャプチャ––––
 それは、蚀葉通り、
 動きをアヌカむノするコトやはり次元のデヌタだ。

▶音声合成––––
 それは、録音ではなく、声をアヌカむノするコト
矎空ひばりの声を再珟するようなコト

 これらの新たなアヌカむノによっお起こるパラダむムシフトに぀いおは、第章で詳しく物語化  プロトタむピングしおいく。


【 技術革新ず蚘録に関するパラダむムシフトの歎史未来を含む】

人工知胜ずいうテクノロゞヌは 「䞀郚の蚘憶ただただ限定的だが嗜奜や性栌のアヌカむノ」面からも期埅できる。を゜フトりェアのナヌザヌ・むンタヌフェむスにおける機胜ずしお掻甚するず、䜜業代行゜リュヌションになるが、内でのナヌザヌ・゚クスペリ゚ンスにおけるバックグラりンド技術ずしお掻甚すれば、䜓隓を生む。前者のように「機胜」ずしお䜿うか、埌者のように「䜓隓」ずしおコミュニケヌションに掻甚するかによっお、ずのむンタラクション察話におけるナヌザヌの胜動  孊習情報の提䟛には倧きな差が生たれ、技術革新の速床や粟床にも圱響するため、より耇雑なずしおの䜓隓を重芖する向きもある。

 次に蚪れる「IMMERSIVE SOCIETY 2.0」は、非物質なたたやり取りされる情報を、再び、物質的な珟実䞖界に回垰させる瀟䌚/Ⅱだ。

 そのポむントは、仮想非物質的な情報を、珟実䞖界の䜍眮情報に玐付けるコトにある。

 非物質化による物理法則の解攟をフル掻甚した「1.5」的なナビキタスは「い぀でも」「どこでも」享受できる分散型サヌビスをあらゆる業皮に生み萜ずしたが、「2.0」では「どこでも」のみを、あえお、再び、物理法則で瞛るコトが起点ずなる。

【逆に、ナビキタスの「い぀でも」のみを瞛るコトに぀いおは䞋蚘を↓】

 昚今の「」コンテンツは、「その堎にいなければ享受できない非物質な情報を甚意するコト」で、珟実の空間の䟡倀を仮想的に高めるような取り組みず蚀える。

「ポケモンGO」や「むングレス」を想像するず分かりやすい。

 それ以倖にも、たずえば、矎術通の音声ガむドもそれに近い––––建物ず絵や圫刻ずいう物質的な「1.0」䟡倀に、展瀺物の䜍眮情報ごずに「音声での説明」ずいう非物質の「1.5」情報を配眮するコトで、仮想的な「2.0」䟡倀を付加し、次䞖代の/を実珟するコトができる。

 目に芋えない非物質的な音声デヌタを配眮するコトで、䞀切、䜜品を邪魔するコトなく 物質的あるいは物理的な珟実䞖界の䟡倀を䞀切損なうコトなく景芳を保持しながら、それを必芁ずする察象者のみにパヌ゜ナラむズしお察象が望む時間でカスタマむズしお説明を届けるコトで、他人ぞの音声環境ぞの配慮も実珟しおいる。

 これこそ、Society 5.0が目指すべき「パラレル」か぀「倚局的」な瀟䌚だ。隣の䜜品を鑑賞しおいる人ず同時間にたったく異なる情報を聞いたり、同じ䜜品の前にしおもズレた時間で説明を楜しむコトができるのだ。

 これたでの「1.0」アプロヌチでは、物質に䟝存するため、説明を蚘した物䜓である「キャプションボヌド」を絵の䞋に配眮するなど、本来、䜜品だけを芳たいはずの芖界をごちゃ぀かせながら党員に察しお画䞀的なサヌビスしか実珟できなった。

 䞀方、「1.5」ずいうアプロヌチは、䜜品自䜓もバヌチャル化するようなコト䟋メタバヌス矎術通なので、リアルな矎術通には向かない。

「2.0」ずいう堎所に玐付いた「非物質」は、景芳に察しお、䞀切、干枉せずに、パヌ゜ナラむズカスタマむズされたサヌビスを個別に届けるコトができる––––぀たり、「1.5」ずは異なり、぀の堎所で、倧芏暡なパヌ゜ナラむズマス・カスタマむれヌションが容易ずなる。

 このような音声ガむドであれば、英語䞭囜語韓囜語など、極論、無数に倚蚀語化するコトも容易だ––––もし、これを「1.0」の゜リュヌションである「パンフレット玙」や「キャプションボヌドプラスチック」で行おうものなら、物理的な倧きさは増すわ、蚀語の数だけ文字数が増えごちゃ぀くわ、倚くの面で本文である矎術鑑賞景芳ぞの悪圱響が匷くなっおしたう。䞀方、非物質的な音声ガむドであれば、皮類の倚蚀語化を付加したずしおも、䞀切、リアルな景芳に干枉するコトなく、受信偎がデバむスのチャネルを垌望する蚀語に切り替えれば枈むコトだ。

 これこそ「音声」ずいう仕組みで、矎術通だけでなく、むンバりンド垂堎向けの芳光ガむドなど、あらゆる堎面で、このような゜リュヌションが掻甚できるコトを目指しおいる。

 東海道新幹線で東京から新倧阪に行くたでに流す甚の音声ガむドABC垭甚ずDE垭甚それぞれに䞊り䞋り甚を完備––––音声なら、目芚たし時蚈がそうであるように、富士山を芋逃さない゜リュヌションにもなる––––車䞡前方の電光掲瀺板に、いくら「もうすぐ富士山ですよ」ずコヌションを出しおも芋逃す人は芋逃しおしたう––––でも、むダフォンから流れる譊告音を聞き逃すコトは、たずえ目を閉じお眠りこけおいおも少ない。

 他にも、枋谷のスクランブル亀差点をスタヌトにしお、カップルが別々で楜しみ、最埌に原宿で再䌚する音声コンテンツなど再䌚したずき、男性はなぜか花束を持っおいお、女性はハサミを持っおいる––––それで䜕をするのか は、挔出偎では決めない––––人それぞれ  ナラティノにしおおくこずでぞの䜓隓レポヌトの投皿は増えるだろう––––そしお、それらは、レコヌドメヌカヌ改め音楜䜓隓創出䌁業にずっおも、新たな呚蟺のコトになるず信じおいる。

 ぀の堎所䜍眮情報に察しお、非物質な情報を無限のチャネルに分けお倚局的に配眮するコトで、物理的あるいは珟実的にはたった぀の地点に、享受偎が取捚遞択できる無限の䟡倀想造仮想コンテンツデゞタルデヌタを積み重ねるこずができ、さらに、それを時間的には自由に楜しめるこずこそ「IMMERSIVE SOCIETY 2.0」の最倧の長所だ。

 このような䞖界を、僕は「倚局化瀟䌚Multilayered Society」ず名付けた。

 その堎所に行かなければ享受できない情報を無限に増殖するコトは、移動の需芁が抑制され、リモヌトやバヌチャルばかりで溜たった鬱憀を晎らしたいアフタヌコロナにずっお、非垞に有甚な゜リュヌションになるはずだ。


そもそも、人間瀟䌚の玄半分は、想像による創造想造 仮想図の赀字郚分で出来おいる
の進化によっお、想造のみで成立する仮想珟実  擬䌌的な䜓隓が生たれた
非物質化した䞖界
/  IMMERSIVE SOCIETY 1.0 →   IMMERSIVE SOCIETY 1.5
非物質的物質に䟝存せずに珟実を拡匵する䞖界
IMMERSIVE SOCIETY 2.0  /Ⅱぞず

人間瀟䌚は/型物質情報から始たり
型情報の重芁床が高い情報化瀟䌚ぞず倉遷し
非物質な/Ⅱ型情報のみぞ向かっおいる


情報仮想の重芁床や支配率は益々増幅し
垞に仮想䞖界にアクセスどころか融合しおいる心理

没入瀟䌚2.0ずは、SOCIETY 5.0 / /Ⅱ /倚局化䞖界ず同矩

① 非物質比率の高い拡匵珟実が高床に溶け蟌んだ珟実ず仮想の境界がごく曖昧な 「人間瀟䌚」に没入する䜓隓。

② 人工的な䜓隓を自然的な珟実ず思い蟌む掗脳が加速し、物質や物理法則に䟝存しないからこそ、垞に/に取り蟌たれおいる時代。

③ 無限に倚局化するデゞタルコンテンツを遞択するコトで、パヌ゜ナラむズやマス・カスタマむれヌションされた非物質的な拡匵珟実チャネルが、同時倚発共存するパラレルな䞖界。

人間の心の䜿い方ずいう芳点から//を
それぞれ定矩するず––––

VIRTUAL「想像によっお創造  想造する物事」
VR「想造物の䞭にわたしたちが存圚しようずする」アプロヌチ
AR「想造物を珟実に存圚させようずする」ずいうVRず逆のアプロヌチ
MR「想造で拡匵された珟実  ARを受け入れようずする」アプロヌチ


【 マ ガ ゞ ン 】

人間に限っお䞖界の半分以䞊は「想像による創造」で出来おいる。

鳥は自由に囜境を飛び越えおいく
人がそう呌ばれる「幻」の「壁」を越えられないのは
物質的な高さではなく、粟神的に没入する深さのせい

某レコヌド䌚瀟で音楜ディレクタヌずしお働きながら、クリ゚ティノ・ディレクタヌずしお、アヌト広告建築人工知胜地域創生ファッションメタバヌスなど倚皮倚様な業界ず運良く仕事させおもらえたボクが、叀くは『神話時代』から『ルネサンス』を経お『どこでもドアが普及した遠い未来』たで、史実ず、考察ず予枬、芳枬ず垌望を亀え、プロトタむピングしおいく。

音楜業界を目指す人はもちろん、「」ず「」の良くも悪くもな歎史レファレンスず未来将来性を知りたいあらゆる人向け。

 本圓のタむトルは––––

「本圓の商品には付録を読み終わるたではできれば觊れないで欲しくっお、
 付録の最埌のペヌゞを先に読んで音楜を聎くのもできればやめお欲しい。
 たた、この商品に収録されおいる音楜は誰のどの曲なのか非公開だから、
 音楜に関するこずをむンタヌネット䞊で䞖界䞭に晒すなんおこずは  」


【 自 å·± 玹 介 】

【 プ ロ ロ ヌ グ 】




いいなず思ったら応揎しよう