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Photo bysinoayakouri

大好きな人の元カノのこと

    彼氏の元カノを見てしまった夜

    初めての投稿で、こんな話をするのもどうかと思うけれど。

    昨夜、ついに見てしまった。彼氏の元カノの写真を。

    「大好きな人の、大好きだった人がどんな人なのか知りたい」

    そんな私のしつこいお願いに、彼がついに折れてくれた。


    勝手に描いていた彼女像

    センスが素敵な彼が初めて選んだ女の子。「教室で一番可愛い」と言っていた彼女。イケイケなダンスサークル所属。

    きっと私には叶わない存在なんだろうと覚悟していた。

    勝手に想像していたのは、清楚な黒髪ボブの女の子。少し天然で抜けてて、人見知りもする、おとなしいタイプ。彼と同じシックな服が好きな、お似合いカップルの相手役。

    私たちとは系統が違うと聞いていたけれど、それでもきっと素敵だったんだろうなと。


    知らない時代の彼への想い

    どうでもいいことかもしれないけれど、私の知らない時代の彼氏が好きだ。

    今よりも自信がなさそうで、猫背で、弱気な笑い方をしていた頃。でも周りの人にたくさん愛されているのがわかる、優しい笑い方をしていた。

    今よりもエスコートが下手だったかもしれないし、もしかしたら私たちみたいに「大好き!」を直接伝えることを恥ずかしがっていたのかもしれない。

    そんな彼を一番近くで見ていたはずの女の子。


    写真を見た瞬間

    嫌な動悸がした。

    正直に言うと、思っていたような「彼に似合っている女の子」ではなかった。

    ふわふわの髪の毛で小さくて、守ってあげたくなるような女の子だった。高嶺の花というより、日常をずっと見ていたくなるような魅力を持った人。

    私でも手が届いてしまいそうな、でも絶対に届かないことがわかっている。そんな女の子。


    襲ってきた感情

    悔しかった。

    「出会う時期が違っていたら、私が彼の初めての彼女になれていたかもしれない」

    そう思った。そうありたかった。私の前にいる女の子なんて、正直目障りだった。

    今、不動の一番として愛されているのは私だとわかっている。

    わかっているけど!

    でも、そうやって寵愛を受けていた一番最初の女の子は私じゃない。初めての思い出にいるのは私じゃない。


    彼氏の言葉

    「独占欲がわいちゃったんだね」

    「可愛い」とも言ってもらえた。

    あー、独占欲。そっか、これが独占欲。


    一日経った今も

    まだモヤモヤしている。

    もっと彼氏の生涯の記憶に残る女の子でありたい。彼氏の1番の女の子として君臨していたい。

    そのためには余裕が大事だって、頭ではわかってる。

    でも!

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