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星の王子さまと私のバラ

星の王子さまを今更読んだ。

久しぶりに会った友人に「最近はバラの栽培にめちゃくちゃにハマってる」という話をした。
すると、「星の王子さまみたいだね。知らないの?バラの話。読んだ方がいいよ」と勧められたので、Kindleで購入して読んたのだ。

星の王子さまの感想については、言うまでもないと思う。
とても心打たれたし、何度も繰り返し読んでいる。
そして、バラを愛する気持ちがより強くなった。
星の王子さまでのバラはたいそうわがままに描かれているし、王子さまも微妙な気持ちになったりするが、それでも自分だけのバラだと愛情があるのだった。

私のベランダの鉢植えに、絵に描いたような真っ赤なバラが咲く。
世話をして3年目の木で、ゆうに20個くらいは蕾ができている。これから真っ赤で綺麗なバラの花をたくさん咲かせる予定の木だ。
その様は絶対に綺麗だろうな。たくさん綺麗に咲くのに、それが全部私だけのものなんだ。
これってすごいことだ。
植物園にでも行けば生きているバラなんて何種類でも観れるだろうけど、私のものではない。
だから触れたり、花を近づけて香りを確かめるなんてできない。
それに引き換え、私だけのバラは私の好きにしていい。
好きなだけ愛でて、好きなだけ香りを楽しんで、好きなだけ摘んで花瓶に差したっていい。

バラっていうのはとても時間と手間がかかる。でもその分、バラへの愛は高まっている。
昨日も今日も明日も明後日も、私はバラに新鮮な水をくんで、たっぷりごちそうしてやる。