
はじめてのnote | AIで音楽を作って稼げるのか、本気でやってみた話(前編)
自己紹介
はじめまして。
片田舎に住んでいるしがないオッサンです。
性格はマイペース。
MBTIはINTP(論理学者)。
アニメ、漫画好きのオタク気質。
趣味は旅行。
ざっと自己紹介はこんなところでしょうか。
いつか副業をしてみたい
そう思い続けて行動できずにいましたが、
転職を機にようやく時間ができました。
(なんか稼げる副業はないものか?)
数か月前、ふとそう思い立ち、YouTubeで「副業」で検索、、、すると
「AIを使えば誰でも月5万円!」
このような謳い文句で溢れている状況に見えました。
(ホンマかいな!?)
と素直に思いました。ほとんどの動画に、実際の売上画面は出てきませんでした。
でも、中には本当に稼げる情報があるのかもしれないし、ないのかもしれない、、、
本当に稼げるのだったら、その真偽を確かめてみたい。
だったら、
とりあえず自分でやってみるか。
そう思いました。
それが、このnoteを始めた理由です。
一次情報を、公開するように心掛けて参ります。
AIで音楽を作って稼げるのか、本気でやってみた話【前編】
前置きが長くなりました。
というわけでタイトルの通りなのですが、
AI生成音楽を利用しての副業に、4月~7月の4カ月間実際に取り組んでみました。
ここではその過程と収益結果をすべて公開していきたいと思います。
さて、スキルも経験もない「片田舎のオッサン」でしかないそんな私が、
最初にやってみようと思ったのがAI生成音楽でした。
AIで音楽が簡単に生成できるということは、
以前からSNS等で目に入ってきていました。
(AIで簡単に大量に楽曲を量産すれば稼げるんじゃね?)
当時はそんな甘い考えでした。これが悪夢の始まりだとは、
このときのオッサンはまだ知る由もありません(笑)
検証開始
調べてみると、AI生成音楽のプラットフォームはたくさんあるんですね。
自分はSunoとMurekaで迷いました。
どちらも無料で試せるので、実際に触ってみることに。
そして最終的に、私にはSunoのほうが出来が良いように感じたので、2026年4月、こちらに課金しました。
Suno(サイトに飛べます)
Sunoでは無料プランでもクレジットが付与されます。
最初は「無料で十分じゃない?」と思ったのですが、商用利用を目的とするなら有料プランで生成した楽曲を使う必要があるため、有料プランを契約することにしました。
※このあたりの利用条件は変更される可能性があるため、実際に利用する際はSunoの最新の利用規約等をご確認ください。
年払いのプランもありましたが、今回の目的はあくまで副業として本当に稼げるのかの検証です。
1年間も検証するつもりはなかったので、月払いのプランを選択。
当初のオッサンの意気込みは、こんな感じでした。
「1カ月で数百曲作ったるでぇ! 荒稼ぎや!!」
……このときのオッサンは、まだ知りませんでした。
これが、長い戦いの始まりになることを。

改めて9月1日時点で確認してみたところ、Proプランは月20曲のダウンロード制限が9月3日からかかってしまうみたいです。オッサンが契約した4月時点ではダウンロード数は無制限でした。
AI楽曲が増えている中で、どんどん規制が厳しくなっているのかもしれません。
Premierプランは利用していないので今回の検証には登場しません。
ちなみに毎月付与される2,500クレジットは使いきれないと消えてしまいますのでご注意をば。
戦略を立てる①
まずはYouTubeを見漁りました。結果、AI生成音楽を使ってどうマネタイズをするのか、その手法としては大きく2つあることがわかりました。
手法①:ストリーミング配信によるロイヤリティ収益
手法②:TikTok・YouTube動画利用による収益
(他にも楽曲自体をダウンロードコンテンツとして自分で販売する、
BGM動画として投稿してYouTube収益化を図る等、細かくは色々と方法はあるようでしたが今回は代表的なこの二つを検証しました)
まず①についてですが、
これは制作した楽曲を、配信代行サービスを使って、
Spotify・Apple Music・YouTube Musicなどに配信して再生ロイヤリティを得る方法です。
そして奥深いのが、
この配信代行サービスも様々あり、各自で特色があるらしい
という点でした。
ただ、ここで一つ問題がありました。
配信代行サービスについて詳しく解説している情報が、思った以上に少ない。
もちろん検索すれば情報は出てきます。
ただ、「AI生成音楽を配信する」という条件まで絞ると、実際に試した人の情報はかなり限られていました。
しかも、配信代行サービスを片っ端から自分で試すほど、時間もお金もありません。
そこで、自分なりに調べながら、一番条件が合いそうだったサービスを選ぶことにしました。
簡単に各配信代行サービスの特徴をまとめると以下のようになります。

この中で一番自分に合っているなと思ったのが、
SoundOnという配信代行サービスでした。
以下、AIによるSoundOnの解説です。

特徴をまとめると、
①完全無料で配信できる
②1年目は100%収益を受け取れるが2年目以降は90%になる
③月20曲まで配信できる
④当時調べた限りでは、AI生成音楽を明確に禁止する記載はなかった
⑤YouTube Content IDは希望すれば申請可能と調べたら出てきた
ということになりますが、
当時のオッサンはここまで詳しく下調べをしている状態ではなく、
(完全無料いいやん✨2年目はちょっと取り分減るみたいだけど10%ならぜんぜん許容だな)
くらいしか頭にありませんでした。
③や④や⑤については、深く認識することもないまま、突っ走りました。
それがのちのち大打撃になるとも知らずに、、、(笑)
また⑤については正直、検証が終わった今でも、未だにわかっていません。
そもそもYouTube Content IDとは何なのかについては次章で軽く触れます。
ひとまず当時の私は完全無料で配信できることから、
SoundOn(サイトに飛びます)
を利用することに決めました。
戦略を立てる②
マネタイズ手法はストリーミング配信だけではありません。
手法②:TikTok・YouTube動画利用による収益化
も狙いたいところです。
これは簡単に言うと、
他人に、自身が制作した楽曲を動画のBGMとして使ってもらい、
TikTok・Instagram ・YouTube など再生数されることで、
ストリーミング側の収益に還元させる方法です。
つまりオッサンが作った楽曲を、見ず知らずの誰かが動画のBGMに採用してくれたら収益が発生するということです。
(バズって1億再生とかされたらどうしよういやされろ)
と思ってしまうのが欲深い人間というものではないでしょうか。
オッサンももれなくそうなるように願いつつ、楽曲製作にあたりました。
ただ、後々になって分かったのが、YouTubeについては、Content IDによる権利管理・収益化の仕組みを利用しなければ、他人の動画で自分の楽曲が使われたとしても、自動的に自分へ収益が入ってくるわけではないということでした。
つまり、その動画がYouTube上でバズったとしても、Content IDなどによる仕組みを利用していなければ、楽曲制作者に自動的に収益が還元されるわけではありません。
どうすればSoundOn上でContent IDに登録できるかを、時間をかけて調べてみたものの、結局分からずじまいでした。
おそらくですが、SoundOn側が、AI生成音楽はContent ID登録をできないようにしている、もしくは審査を厳しくしているのではないかなぁ~と思っています。
もしSoundOnでAI生成楽曲でもYouTubeのContent ID登録できた方がいましたら、その方法をコメント欄ででもご教示いただけると幸いです。
オッサンはここが分からなかったため、
YouTube動画使用の導線からの収益は諦めざるを得なかったのでした。
よって、
YouTube動画利用による収益を最優先に考えたい方は、
配信代行サービスはSoundOnを選ばないほうがいいかもしれない。
という帰結になります。
ただSoundOnでもTikTokでの収益権利は得られますので、TikTokを主戦場に考えられる方は問題ないと思います。
戦略を立てる③
AI生成音楽のプラットフォームはSuno
配信代行サービスはSoundOn
ここまでを決まるための情報収集と、それぞれの登録作業に15時間くらいは費やしたと思います。
(ようやく基盤となるところは決まった。でもまだ決めなくちゃならないところがある)
それが、製作する音楽の方向性とジャンルです。
人気のあるジャンルであれば埋もれる可能性はあるが、一発当たればデカい。
なにせtiktokで一発でもバズれば、連鎖的にその楽曲は使用され続けます。
最近で言うと「夜の踊り子」でしょうか。
今から14年前の曲ですよ。それがミーム化して、とんでもないバズを生み出しました。
一方でバズはあえて狙わず、生活に溶け込むようなBGMを製作する方向性もありだと考えました。
たとえば寝る前や、勉強中、カフェなどで流しても違和感のない楽曲を大量にストリーミング配信して、ファンを増やしとにかく日常の中で流してもらって、再生数を稼ぐという方法です。
当時、実はあまり悩みませんでした。
オッサンは後者、つまりバズは狙わない方向性を選ぶことにしました。
理由は
バズを生み出す楽曲をAIで生成するのは難易度が高い
と感じたからです。
歌詞が覚えやすい
ダンスしやすい
口ずさめる/歌詞動画に使える
サビが即座に印象に残る
一般的にバズる曲にはこうした要素があると考えました。
これらは基本的に歌もの(ボーカル入り)を前提にした要素です。
TikTokのトレンド曲リストを見ても、上位に挙がってくるのはほぼ全てボーカル入りの楽曲でした。
オッサンもSunoで歌ものの楽曲製作を何曲か試みたものの、やはりどこかAI感が残る出来上がりになってしまいます。また歌詞を考える手間も発生してしまう。
であれば、インスト楽曲を大量に製作して、打席に立つ頻度を増やし、色々なところで聴いてもらえる設計にしたほうが稼ぎやすいのではないかと、そう考えました。
今思えば、歌ものの製作の面倒臭さから逃げるための言い訳だったのかもしれません。
AIっぽさを消すための何らかの方法論を見つけることに注力して、
歌もので高クオリティな楽曲を製作することができていれば、
また違った結果になった可能性があるかもしれません。
ですが当時のオッサンは歌ものではなく、インスト曲を大量に製作する方向に舵を切りました。
その上でインストの定番であるカフェミュージック系・チルBGM系は、
すでに似たような曲が大量に存在していて、あまりにも差別化が難しいと判断しました。
EDM/エレクトロニクス路線へ。
最終的に選んだのは、EDM系/エレクトロニクスサウンド。
勉強中や睡眠導入BGMは激戦区なので、ドライブ中に聴いてもらえるような、その筋の音楽が好きな層をピンポイントで狙う戦略にしました。
ニッチではありますが、埋もれにくいだろうという読みです。
この判断が果たして功を奏したのか、それとも徒労に終わったのか?
後編で収益結果を公開しますので、それをご覧になって判断していただければと思います。
誤算だったこと
実際にAI生成楽曲を製作している過程、また配信設定をしている過程で、
誤算だったこと、当初の計画通りに進まなかったことが、たくさん出てきました。
ここでは、それらを解説していきます。
その① 審査に通らない
はい、これは大きすぎる誤算でしたね。
いきなり出鼻を挫かれた形になりました。
当初の計画では数百曲、大量に楽曲を生成して、とにかく打席に多く立つという考え方でしたが、
大量に楽曲を生成するところまではよかったものの、
配信するにはSoundOn側で審査があるということを、まったく頭に入れていませんでした。
では4月、検証し始めの時期に、具体的にオッサンにどんなことが起こったかを記します。
Sunoの契約をして、意気揚々、オッサンは楽曲製作を始めました。
プロンプトに、
Future Bassとか
Chill electronic instrumentalとか
Retro-futuristic electronic musicとか
Emotional melodic dubstepとか
一言変えるだけで出力される楽曲の雰囲気が違ってくるので、まるでガチャを引くときのような高揚感を覚えながら、バンバン生成していきます。
バンバン生成するとは言いますが、待ち時間は当然ありますし、出来上がった楽曲を1曲ずつ聴いていくだけでも、けっこう時間がかかります。
そして500クレジット程、消費した頃だったと思います。
(そろそろ試しに良さげな楽曲を配信設定してみるか)
オッサンはSoundOnで試しに10曲ほど配信設定作業を行いました。
するとステータスが審査中となります。
(なるほど、少し時間が掛かるんだな。そりゃそうか、世界中の人が配信しているんだから確認にも時間がかかるってもんだろうな)
1日ではステータスに変化はありませんでした。
4,5日経過し、そろそろかなと確認してみると、、、

なん…だと…
このような通知がきており、配信承認がなされていませんでした。
原因は明確には分かりませんでした。
ただ、自分なりに考えると、楽曲の特徴が弱く、既存楽曲との類似性などの観点から判断されたのではないかと思っています。
大量に生成するという当初方針が瞬く間に瓦解した瞬間でした。
(絶望だ、、)
審査が通らないなんて予想してなかったぞ。
ある程度楽曲に、類似性を回避する部分を出さないとダメなのではないか。
どうすればいいんだ?
そこから色々と自分なりにプロンプトを工夫したり、楽曲を組み合わせる方法を用いたり、鼻歌から楽曲を作る方法などを試したり、色々と試行錯誤を行いました。
結果、審査承認率は上がっていったような気がするのですが、
これは大丈夫だろうと思っていた楽曲がダメだったり、
これは通らないかもなと思っていた楽曲が通ったりして、
最後まで、絶対的な方法論は見つけられませんでした。
ただコツっぽいものは、なんとなく自分の中で見つかりました。
もし需要がありそうでしたら、別の記事で公開しようと思います。
オッサンはこの失態を取り戻そうと、類似性を回避できそうな楽曲をこしらえて、4月中に改めて配信設定に取り組みます。
ですが更なる悲劇が襲いました。
SoundOnは月20曲まで配信できることは先に示していたことでありますが、
私が利用した際には、審査不備になった楽曲もこの月20曲の枠に含まれているようでした。
結局、初月に登録できた楽曲は数曲程度に留まってしまったのでした。
その② ハマってしまうと……
はじめて、実際に自分が生成した楽曲がSpotify、Apple Music、Amazon Musicなどで配信されている状況を目にしたとき、
片田舎のオッサンが生成した楽曲が、全世界に配信されていいのか?
と、心がざわついたのを覚えています(笑)
Suno側はSuno側で、アップデートがとても激しいです。
課金していた短い期間の中でもバンバン、新しい機能が実装されました。
簡単な編曲ができる機能が出来たりして、ユーザーに継続課金をさせるため、飽きさせない工夫を凝らしていることが、実際に使ってみて分かってきます。
xなどを覗いてみると、私のように副業目当てでSunoを利用するよりも、趣味でAI楽曲生成を楽しんでいる方も多い印象でした。
というわけで、オッサンは生成の坩堝にハマっていき、気が付けば4,5時間経っているみたいな現象に出くわすことになっていきます。
さらに完成度を気にするようになり、ボツにする楽曲が増え、なかなか配信数が増えないにもかかわらず、時間だけが過ぎていくという結果に、、、
趣味でやるのであれば喜ばしいことですが、副業検証としては最悪です。
当初は1ヵ月1,500円だけの課金のつもりが、最終的にプラスでもう1ヵ月課金してしまいました。
これによりかかる経費が3,000円に増えてしまいました。
本当に反省しています。ごめんなさい。
そして最終的に配信できた楽曲は40曲程度となりました。
配信設定するかどうか迷ったが最終的にボツにした楽曲たちを、
参考になるかどうかわかりませんが、YouTubeに上げておきます。
よかったら聴いてみてください。
ついでに更新するか分からないけどチャンネル登録もお願いします(笑)
ボツにした曲集(YouTubeに飛びます)
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
長くなりましたので、続きは
【AIで音楽を作って稼げるのか、本気でやってみた話(後編)】
で公開いたします。
後編では、実際の収益結果とその検証を行います。
今後とも、副業に挑戦する姿をリアルに届けていきたいと思います。
<次回予告>
AIで音楽を作って稼げるのか、本気でやってみた話(後編)
見どころ:グロい結果、、、
公開時期:近々

<次々回予告>
田舎のオッサン、真夜中に自転車でUber Eatsを始めてみた
見どころ:こけて骨折か?
公開時期:今月中、遅くても来月中
