目覚まし時計の届かない場所【30日連続・閃光小説】2日目
リリリリリーン!今日も目覚まし時計に起こされる。
ワタシ、小学校は大好き。ずっと小学校にいたいくらい。
でもずっと寝ていられるのならその方がいいな。
ずっと気持ちよく夢をみていたい。夢の中でパパとママと遊園地に行くんだ。
「いつまで寝てる!早く起きろ!」お母さんが怒っている。はっ!まずい二度寝しちゃった。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
寝坊した私をママじゃないお母さんがベッドから引きずり降ろす。
「そんなに寝ていたいなら、ずっと寝てなさい!」
今は目覚まし時計の音が聞こえない海の底でゆっくり眠っている。
ずっと寝ていられる。夢がかなってずっと夢が見られる。
ワタシのパパとママも海の底で一緒に寝ているから寂しくないの。
みんな仲良くお母さんに、海の底へ沈められたから。
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