短編小説「もののけっ子に勇気の歌を」新装・改訂版 本日発売
忘れていく人が、最後まで忘れないものは何か?
認知症の寅平じいさんは、もののけのきょうだい、
ケタ郎とケラ子に出会い、最強の妖怪「むりかべ」との戦いを
歌で応援してほしいと頼まれる。
不思議で、笑ってほろりとする、ざしきわらし×認知症ファンタジー。
「ざしきわらしに勇気の歌を」を改題。
新装・改訂して再リリースしました。
AmazonKidleにて、300円で発売中。ぜひご一読ください。
●もののけっ子に勇気の歌を
●概要
ロボット介護士に支えられて暮らす、認知症の寅平じいさんは、
ある日、公園の林で赤い着物の不思議な女の子に出逢い、
その後を追って大きなクスノキの穴に頭を突っ込むと、
妖怪の世界に落ちてしまいます。
そこで待っていたのは、ケタケタと笑う小僧のケタ郎と、
ケラケラと笑う小娘のケラ子。
ざしきわらしの近縁にあたる「もののけっ子」のふたりは、
人間を「あきらめ」の中に閉じ込めてしまう
恐るべき妖怪「むりかべ」との決戦を前に、寅平に応援を頼みます。
「あんたの歌で、ぼくらの戦いを支えてほしい」。
「ふるさと」「あおげばとうとし」「ズンドコ節」「スーダラ節」。
歌うたびによみがえる、生まれ故郷からの旅立ち、集団就職の朝、
工場で働く日々、打ち明けられなかった初恋・・・
記憶がこぼれていく中で、それでも歌は湧き出してきます。
ざしきわらしとは、もののけっ子とは何者なのか?
「勇気」とは何か?
社会活動の能力をなくしても、人生の大事な思い出を失っても、
なお、人にはできること・すべきことがある。
そして生きる希望と支えてくれる者のやさしさがある。
笑って、ちょっと不思議で、最後にほろりとする短編ファンタジー。
●もくじ
1 ケタケタ小僧とケラケラ娘
2 クスノキの穴の中へ
3 ぼくの人生
4 妖怪むりかべ
5 子どもたちへの応援ソング
6 介護ロボット テルミ
7 ぼくという人間のおへそ
8 地の果ての戦い
9 もののけっ子よ ありがとう
※「ざしきわらしに勇気の歌を」改題・改訂。
(25,000字。原稿用紙:約63頁)

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