
インタビューシリーズ<フィンドホーン>with アイリーン・キャディ(2)
E:フィンドホーンはこれから地球上でどのような役割を果たしていくのですか?
アイリーン:意識を変容させる役割です。それがフィンドホーンの真の役割で、ネガティブな意識をポジティブに変えていくことです。ところで、あなたはどうしてフィンドホーンに来たのですか?何があなたをここに来させたのでしょう?何があなたをここに連れてきたのでしょう?(笑)
E:うーん
アイリーン:よくわかっていないようですね。お天気のためではないはずですよ(笑)。あなたをここに連れてきたのはスピリットです。あなただけではなく、皆さん全員がです。でも、どうしてでしょう?本やパンフレットを読んだからですか?
E:自分が変わりたかったからだと思います。
アイリーン:それはよいことですね。でも、変わることは時にはそう簡単なことではありませんね。変わりたいということですが、私たちは本当に変わるのでしょうか?あなたには変わろうという意欲はありますか? 意志はありますか?意志があったから彼はここに来たのですね。変わりたい、それは素晴らしいことです。じゃあ、カモーン、変わりなさいな。それはよいことですよ。それを意識して、気づいていてくださいね。
あなたはここに変わるためにやってきた。では、どこがどのように変わっていくのでしょう。それが分かったら、ただ実行するだけです。もし、自分自身の力でそうすることができなかったら、できるように助けを求めてください。そうしたら、できます。
皆さんも、全員同じように感じているのですか?変化したい。自分を変えたいと思ってここにやってきたのですか?
そう、不安、焦燥感、そういったものはなくすことができます。でも、それはあなた次第なんです。自分の内側に中心をもっていくかどうかが大切なのですね。シンプルなことです。このような静かな時間をもてないほど忙しくしすぎないでください。それが私の答えであり、本当に「静かになる」ことを学ぶということです。そして、その静けさの中にある神聖さとつながる。そこから、自分を世界に表していくということです。とてもシンプルなことですが、私たちはそれをとても複雑にしてしまっているのですね。私がいうべきことはそれしかありません。
R: 仕事をしているとき、これは自分の本当に仕事ではないと思う時があります。この世での自分の本当の使命に気づくにはどうしたらよいのでしょう?
アイリーン:私だったらお祈りをします。なぜなら、私自身もそうしなければならなかったからです。
R:お祈りして、これだと思ってし始めた仕事がうまくいかなくなり、仕事量が減ってきてしまったりしたら、これではないのかなと疑問に思うのでは…。自分に本当に合った仕事に気づく、それはどんな感じですか?
アイリーン:私は自分が何をしているべきなのですかとお祈りして尋ねた時、私が得たのは「神に仕え、人類に奉仕をする」という答えでした。私はそれについて瞑想し、神さまの手が自分の人生のすべてに、起きていることすべてに働いていることに気づいたのです。では、どうしたら人類に奉仕をすることができるでしょうか?私が得た答えは、自分の内側に意識を向け、内側に神の中心を見出すということでした。そして、その中心から生きる、動く、存在するということだったのです。ですから、私の祈りは答えられたのです。それから、私は自分に起きるすべてのことに神の手が働いていることを意識し始めたのです。だから、私が皆さんにお伝えしたいのは、自分の内側に目を向けて、神の中心を見出してくださいということです。私も、自分が何をしてよいかわからなくなったのです。でもお祈りをして、はっきりと答えを得ることができたのです。
ですから、あなたも自分が何のためにここにいるのかを聞いてみる必要があります。自分がどうしてここにいるのかと、それぞれが問いかける必要があるのです。そして、答えを待つのです。そうすることは私にとっては簡単なことですから、私はそれをただしているだけです。あなたも、それができますか? 誰もがそうする必要があります。どうして、何のために私はここにいるのだろうかと尋ねる。そのような質問をしなかったら、人生はただとめどもなく流れていってしまいます。でもあなたは役に立ちたいわけですよね。あなたは、ここに他者を助けるためにいるのですからね。それを感じることはできますか?
S: 私は東京にいるときもお花や植物に語りかけると、応えてもらっているなって感じているのですが、フィンドホーンに来てから、自然には本当に意識の存在がいることを身に染みて感じています。そして、昨日チャクラダンスをしたとき、子供のような天真爛漫な部分が自分の中から出てきて、とても楽しく踊れました。…両手を上にして踊っている時でした。エンジェルの手が私の手を触って私を揺らしている感覚がして、そのうちにエンジェルが部屋中にいることが感じられたのです。でも、それがどこまで本当なのか、分からないのですね。
アイリーン:その体験を紙に書いてみてください。そうすると白黒で、その現実が目の前で形を取り始めます。それから、振り返ってみるのですね。そして、自分に問うのです。これは妄想なのか、それとも真実なのかと。そうしていくと、いずれ自分の書いたことを信じることができるようになっていきます。ですから、書くことは助けになるのですね。そうしなかったら、それはただの夢のようなものになってしまいます。ですから、それについてどうするかはあなた次第なんですね。書いてみてください。そして振り返ってみる。ああ、これは自分にとって真実なんだ、ありがとうございます、と。あなたはとても素晴らしい体験をしたのですね。
S:書いてみて、もし私がそれを真実だと思ったら、信じてもよいのですか?
アイリーン:その通りです。そこから、信頼する気持ちが生まれていくのです。東京にいようと何処にいようと、話しかけるものが花であろうと木であろうと、あなたは自然と親密な関係をもっているということです。それは素晴らしいことですね。繋がれた時は、ありがとう、ありがとう、ありがとう、と言ってください。だからぜひ書いてください。そして振り返る。それはいいことです。さあ、やってみてごらんなさい。
W:疑いや判断に捕われてしまう時はどうしたらよいのでしょうか?
アイリーン:そこにも祈りと瞑想が役に立ちます。私はいつもそこに戻ります。そして、そこで答えを得ています。祈りは神に語りかけること、そして瞑想で答えを聞きます。ですから、判断に満ちた気持ちのまま祈るのです。
どうか助けてください、私が判断をもたずに、すべての人に最高のことを、最善のことを観ることができますように、と。そして最善のことを探すようにしなければなりません。自分の中に最善のことを観ることができたなら、すべての人に最善を観ることができるようになります。これは自分を愛せるかどうかの問題です。自分を本当に愛することができたなら、すべての人を愛することができるようになります。それはあなた次第です。これはあなたのスピリチュアルな取り組みにおいても同じです。誰もあなたの代わりにそれをしてあげられる人はいません。それは、自分でしなければならないのです。すべての人たちに最善なことを見出せるようにと全身全霊で望んでください。そして自分の中に最高のものが見出せたら、誰の中にもその最高のものを見出すことができるのです。とてもシンプルなことですが、私たちは自分に対してそれをとても複雑にしてしまうのですね。
☆☆☆プロフィール/アイリーン・キャディ☆☆☆
1917年、エジプト・アレキサンドリア生まれ。内なる神からのガイダンスを受け取り、62年、夫のピーターと友人ドロシー・マクリーンと共に北スコットランドのフィンドホーンにコミュニティを設立。主な著書に「フィンドホーンの花」「フィンドホーン愛の言葉」「心の扉を開く」(ともに日本教文社出版)がある。