
仕事で詰まる言語化ノート 6本目
自分はそう思っていたのに、言わなかった理由
一 自分の詰まり
何度か伺っている現地調査に私も同行するつもりでいた。
現地調査に行く相手は私より立場も上で、この業務の経験者でもあった。
状況を説明したところ、
「同行は不要」
という話になった。
私は少し違和感を持ちながらも、
経験者がそう言うなら、
そういうものなのかもしれないと思い、
その前提で段取りを進めた。
ところが後日、別の方から
「現地調査には行くべきなのではないか」
という話が出た。
本人からは
「条件付きで同行不要と伝えた」
と強い口調で返ってきた。
その時、
違和感があったものの経験者に従ったのに、
自分が勝手に決めてしまったことになっていた。
二 なぜ起きたか(ズレ)
“自分の違和感を引っ込めた”
私は最初から、
「一緒に行った方が良いのではないか」
と思っていた。
でも、
経験者の判断の方が正しいと思い、
自分の考えを表に出さなかった。
その結果、
「同行不要」
という結論だけが残った。
三 どう変えたか
“自分の考えは残す”
相手の判断を否定したいわけではない。
ただ、
自分の違和感まで消してしまう必要はない。
判断は相手に委ねながらも、
自分の考えは残すことを意識している。
四 使える一言
信頼=自分の考えを消す ではない
経験者を信頼することは大切だと思う。
でも、
信頼することと、
自分の考えを無くすことは違う。
自分の考えを伝えることも
仕事の一部なのかもしれない。