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小さい頃はモモレンジャーをやりたかったのに。  ~イラストで英単語を覚える試み⑮~


    このイラストは、なんという英単語を表していると思いますか?

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    答はすっかり見えていますが、詳しくはのちほど・・。


    モモレンジャーって何?・・と

    思われた方も多いかもしれません😅


    1975年だったそうですが、
    ゴレンジャーという戦隊ものが始まりました。

    その5人の中に紅一点の女性がいて、
    そのキャラクターが
    モモレンジャーでした。


    悪をやっつける女性の姿が
    すごくかっこよくて、

    よく、みんなで、
    ゴレンジャーごっこをしていました。

    どの色の役をするかは
    じゃんけんで決めるのですが、
    モモレンジャーは
    結構倍率が高かったです。


    調べていて知ったのですが、
    戦隊もので、
    女性が戦いに参加したのは、
    モモレンジャーが初だそうです。


    男女共同参画の始まり・・・
    みたいな感じですかね😊



    時は経ち、
    中学生頃になると、
    今度は
    スケバン刑事(デカ)にハマるようになります。


    普段は普通の女子高生なのに、
    裏では悪をやっつけるスケバン刑事(デカ)になる。

    ヨーヨーを華麗に操る姿にあこがれ、
    実際、スケバンヨーヨーを買いました😅

    「私にも、こんな『裏の顔』があったらなあ・・。」

    と思っていたものです。



    時は経ち、
    高校生になりました。

    ある冬の下校時。

    駅までテクテク歩きながら、

    ふと気づいたのです。


    「あれ?  私、飛べないんだ・・・。」


    ・・・    はあ???    ・・・

    って思いますよね。

    みんな、目が点になります。


    実は、私、

    自分が飛べない・・・と気づくまで、

    飛べるつもりでいたようなんです。


    もちろん、飛んだことなんてありません。


    でも、よく、夢の中で、

    普通に歩いている・・・その延長で、

    空中に浮いて移動していたのです。


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    でも、

    そんな夢を見ていたことも、

    その時まで意識にのぼったことがありませんでした。


    そんな夢が潜在意識にスポッと

    おさまってしまっていたのでしょう。


    そして、あの日、

    テクテク歩きながら、

    その延長で空中に浮く・・というイメージを、

    潜在意識 と 表層の意識が 共有してしまったのでは

    ないかと思うのです。


    それで

    「飛べない」ということに

    気づいてしまったわけです😖



    小さい頃は、

    モモレンジャーやスケバン刑事(デカ)のような

    何者かになれる気がしていたのでしょう。


    ところが、高校生になって、

    現実を思い知らされて、

    自分はきっと何者にもなれないくらい

    ちっちゃな存在だと、

    心の奥底でわかってしまったんだろうと

    思うのです。


    「飛べないんだ・・。」と気づいてからは、

    ちょっとした寂しさ・哀しさを抱えるようになりましたが、

    たぶんそこで、

    地に足をつけ始めたのかな・・・

    なんて思ったりもします。




    さて、冒頭のイラストの答です。

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    答は
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    ・
    hydrangea (ハイドゥレインジア) : あじさい  です。


    ゴレンジャーにも居そうな

    あじさいのかぶり物をした女性レンジャーが

    半身隠れて何かを見ています。


    「隠れるレンジャー」

    → 「hide  レンジャー」

    → 「ハイドゥ  レンジャー」

    → 「ハイドゥレンジア」

    → hydrangea !



    6月30日、
    夏越の祓(なごしのはらえ)の日に、
    近くの神社に行きました。

    参道に
    いっぱいのあじさいがあって
    すばらしい眺めでした。

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    「そういえば、あじさいって、
           英語で何と言うんだろう?」


    帰ってさっそく辞書をひいて、
    この単語に出会いました。

    ① The hydrangeas along the shrine path were in full bloom after the rain.
      (雨上がり、参道のあじさいが満開だった。)

    ② The ranger wore a small hydrangea corsage that matched the soft purple of her outfit.
      (そのレンジャーは、服の淡い紫に合わせた、小さなあじさいのコサージュをつけていた。)


    そういえば、あじさいって、

    その土地の土壌の質に合わせて、

    咲く花の色が変わるようですね。


    私のところは、薄紫です。


    みなさんのところは何色でしょうか?




    「隠れるレンジャー」のイラストを見ながら、

    いろいろ考えることがありました。


    高校生で「飛べないこと」に気づいた私は、


    その後、


    「できれば隠れて生きていたい」と


    思うようになっていきました。


    「願わくば、透明人間がいいな。」

    なんて思ったり・・。


    つまり、
    自己表現の苦手な大人になりました。


    だから、
    この「隠れてるレンジャー」は
    私みたいなものです。


    キラキラした存在を、
    隠れて遠くから見ているだけ・・。


    そんな私が、
    ここで、こんなふうに、
    自己表現の機会をいただけていることは、
    本当に幸せなことです😌


    あじさいが、

    咲く場所によって色を変えるなら、

    人間も、

    自分に向いた場所を見つけたら、

    色を変えられるかも知れません。


    読んでいただいたみなさま、

    本当にありがとうございます!



    英語版、置いておきます。

    Hydrangea is one of Japan's most beloved rainy-season flowers, blooming from June into July.   Its name plays a small trick on Japanese ears: "hide" + "ranger" sounds almost exactly like "hydrangea" — fitting, since our illustrated hero peeks out from behind a wall, wearing a crown of hydrangea blossoms instead of a helmet.   But the flower has another trick of its own.   Hydrangeas are natural color-shifters: the very same plant can bloom blue, purple, or pink, depending on the acidity of the soil it grows in.   Acidic soil draws out blue tones, while alkaline soil shifts the color toward pink.   A quiet, shape-shifting flower for the rainy season — hydrangea reminds us that even something hidden can transform beautifully over time.

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