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一筆書き1000 宇宙人

    私が宇宙人であることを証明して見せましょう。
    といっても、地球外から見たら我々も宇宙人だみたいなくだらないやつじゃなくて、本当に。
    なんだポカンとした顔して。俺の顔に何かついてるか?ついてるとしたらそれは「宇宙チリ」だろうな。
    まずはお前が思う宇宙人像を聞かせてくれよ。なになに?あーそれはタコ型宇宙人ってやつだな。それはフィクションの話だ。他には?あー確かにトカゲみたいなやつもいるな。俺らはそれじゃないけど。オッケーわかった。お前は何もわかってないということがわかったよ。
    不満そうな顔してるな。悪かったよ。ちゃんと話す。宇宙人ってさ、結局人なんだよ。どういうことかっていうとさ、例えばさっきのタコ型のやつ。あれってさ、言うなれば宇宙タコだろ?人って言うからには人じゃないと。人の特徴ってなんだと思う。色々あるけど、俺は直立二足歩行をするってことだと思うんだ。あと哺乳類だってことかな。ということで、今のところ俺は条件を満たしているな?お前も含め。
    さて、じゃあ次だ。やっぱ宇宙人っていうからには宇宙の話をしないといけないな。具体的にはある星の話。地球じゃない星からこの地球に来たってことさ。その星の名前を言いたいんだけど、地球の奴らはその星にまだ名前をつけていないんだ。俺らはどう呼んでたかっていうと、実は俺らも名前をつけてなかったんだ。なんでかって?簡単な話さ。俺らは宇宙を知らなかったんだ。だから強いて言えば「世界」って呼んでたってこと。星の特徴?地球と変わらんよ。ちょっと風が強いくらいかな。
    お前が聞きたいことはわかってる。どうして地球に来たのか、どうやって地球に来たのかだよな?順番に説明してやる。どうして地球に来たのか、これは俺にもわからん。神様の意思だろうな。なんだよすんなり受け入れるのかよ。今目の前にいる宇宙人は信じないのに見えてもいない神様は信じるんだな。おっと話が逸れた。どうやって来たのかの話だったな。これも難しいんだけど、厳密には来てないんだ。今俺とお前は別の次元にいる。喫茶店にいるって?まあなんていうんだろうな、地球の喫茶店「カシミア」にいるお前と、別の次元にいるお前の2人が同時に存在してるってことなんだよ。厳密にはもっとたくさん存在してるのだけれど。で、俺も同じように俺の世界のラクロスバー「マケルネ」とこの次元に同時に存在してるってわけさ。

    もっと話したいことがあったのに

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