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【詩のようなもの】猫

    山河恩子(onshi)

    猫は知っている
    ヒトのずるさも したたかさも

    猫は宝石のような瞳で
    ヒトのすべてを掴みとる
     
    ライオンのように群れることもなく
    孤高のマントをまとい

    あらゆることを悟り
    ただ この時を潔く 生き抜く
     
    ヒトのおろかさを
    ただ受け取り 咀嚼する

    どちらが上で どちらが下など
    決めることさえ 愚かな行為だと
    立派なヒゲを揺らしながら 高笑う

    猫はケモノ
    自然と一体の 天からの賜りもの
     
    ヒトはただ もがき 苦しみ
    その果てに 猫に愛を乞う
     
    猫は肯うなづく 
    ヒトとはそんなものだと

    猫は微笑む
    そんなヒトだから そばにいるのだと



    ~お読みいただきありがとうございました~

     
     
     
    読むこと/書くこと/ /無理せず、心の赴くままに/ 人生折り返して 書くこと(主に詩)に夢中/ 猫と花が大好き/

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