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グレヌバヌらに4か月間翻匄された「䞇物の黎明 人類史を根本からく぀がえす」デノィッド・グレヌバヌ (著), デノィッド・りェングロり (著), 酒井隆史 (翻蚳)

こんな読曞䜓隓は初めおだった。

先日も玹介した浜束オンラむン読曞䌚さんの読曞䌚に参加。月からスタヌトしお、章ず぀読み進め、昚日、最埌たで読み終わりたした。

Ⅹアカりント https://x.com/hamamatsuOD

なんずいうか、冒頭でも曞いたけど、こういう感じの読埌感は初めおだった。

※Amazonのア゜シ゚むトずしお、本蚘事は適栌販売により収入を埗おいたす。

ずりあえず長い笑。
本文だけで頁近く、解説ずか玢匕も入れるず頁を超える。

本曞は、今たでの歎史の捉え方そのものがちゃんちゃらおかしいずちゃぶ台返しをする本だず思う。
いわゆる前近代的な時代があっお、啓蒙思想が取り入れられお、西掋的な近代に移行し、珟代たで発展しおきたずいうような割ず普通に受け入れられおいる歎史芳をちゃぶ台返しする。

いわゆる近代以降ず近代以前を比范したら、近代以前のほうが圧倒的に長い。


我々は近代以前のこずをあたりにも知らなすぎるのだ。。。


その゚ビデンスずしお取り䞊げられるのが、人類孊・考叀孊。さたざたな人類孊的考叀孊的知芋を取り䞊げ、考察しおいく。デノィット・グレヌバヌは、人類孊者、デノィッド・りェングロりは考叀孊者である。

ただ、この本を「今たでの歎史芳に察しお、前近代ずされおいた郚族や民族も優れおいた面があるから、珟代に生きる我々は前近代ずされおいた圌らからも孊ぶべきものがあるのだ」的な芋方でたずめおしたうず、この本の面癜さはただ半分だず思う。

この本は、もっず壮倧にひっくり返そうずする。我々の䞭で、垞識ずされおいる歎史の党䜓像は、事実ずは䜕の関係もないこずを瀺そうずする。

その抂念の倧転換は、グレヌバヌずりェングロりの数十幎の長期間にわたる研究が裏付けずなっおいる。


人類史のほずんどは、闇に埋もれおしたっおいるのだ。


それにしたっお、長い笑。

月に読曞䌚がスタヌトしお、週間おきず぀、章ず぀読み進め、昚日やっず最終回たでたどり着いた。

この章ず぀分割しお読み、読曞䌚をしながら進む、ずいう読み方が本曞に぀いおは有効だった。

ずいうのも、著者たちは、序盀、壮倧な問いを発し、颚呂敷を広げ続け、それでいお、なかなかに栞心的な郚分をどんどん匕っ匵るのである。


䟋えば、第章のラストはこんな蚘述

ル゜ヌのようなペヌロッパの思想家からは完党に袂を分かち、むしろ、かれらにむンスピレヌションを䞎えた先䜏民の思想家に由来をおくパヌスペクティノを怜蚎しようず決めたずき、わたしたちのやりずりのなかで、真のブレむクスルヌが蚪れた。

デノィッド・グレヌバヌ; デノィッド・りェングロり. 䞇物の黎明人類史を根本からく぀がえす

第章の最埌

しかし、わたしたちにはもはや、あらかじめ答えをもっおいるなどずうそぶくぜいたくにふける䜙裕はない。カンディアロンクのような先䜏民の批評家にみちびかれながら、人類の過去の蚌拠に新鮮な目でもっお取り組む必芁があるのだ。

デノィッド・グレヌバヌ; デノィッド・りェングロり. 䞇物の黎明人類史を根本からく぀がえす

第章の最埌

ずころが、謎がある。䜕千幎にもわたっおピラルキヌの構築ず解䜓をくり返しおきたずいうのに、最も賢い類人猿ずされる「ホモ・サピ゚ンス」が、なぜ氞続的で埡しがたい䞍平等のシステムを根づかせおしたったのか。
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わたしたちがいた盎面しおいるのは、こうした問いである。

デノィッド・グレヌバヌ; デノィッド・りェングロり. 䞇物の黎明人類史を根本からく぀がえす

第章の最埌

これらのこずから、必然的に疑問が浮䞊しおくる。蟲耕の導入は、人類――あるいはすくなくずもその䞀郚――に、暎力的支配から距離をおいた歩みの可胜性を䞎えた。ずするならば、いったいどうしおそれがおかしくなったのか

デノィッド・グレヌバヌ; デノィッド・りェングロり. 䞇物の黎明人類史を根本からく぀がえす

第章の最埌

これたで知られおいなかった堎所に倧芏暡な集萜や印象的な構造物があるずいう蚌拠が幎々蓄積されおいく。それに぀れお、わたしたちも賢明にならねばならない。すなわち、それらの裞の衚面に珟代的囜民囜家のむメヌゞを投圱するこずに抗し、それらがひそかに語っおいる別の皮類の瀟䌚的可胜性を考察しなければならないのだ。

デノィッド・グレヌバヌ; デノィッド・りェングロり. 䞇物の黎明人類史を根本からく぀がえす


実は、第章たで読んでも党章、「真のブレむクスルヌ」っお結局なんやねんずなる笑。

これは、䞀人では絶察に読めなかった。

章ず぀読んでいっお、「真のブレむクスルヌ」っお䜕なんだろう、䞀䜓䜕なんだろうず蚀いながら読み進める。ただ曞いおない、うヌんはっきりしない。次の章で曞いおあるんですかね。章たで来お、うヌん、「囜家」っおいう考え方自䜓がおかしいのはわかった、うん、それで「真のブレむクスルヌ」っお結局䜕なんだ。


で、第章のタむトル

第章 ふりだしに戻る


なんやねヌん


か月近くグレヌバヌたちに翻匄された。


しかし、第章にフリガナずしお䌏せられたサブタむトルは「フルサヌクル」だったのだ。

そう、実はこの構造自䜓にヒントがあった。


そしお、

第章 結論


第章ではじめお、「䞇物の黎明」ずいうフレヌズが出おくる。最終章ではじめおタむトルを回収するのだ。

ここで「盎線的時間」ずいう蚀葉が出おくる。歎史はどこかに向かっおいるずいう考えから、過去から未来ぞ流れおいく時間の流れの䞭で、歎史的事象が蓄積しおいく。环積的に連続しながら展開するずいう「歎史的」考え方である。
あるいは、比范的最近近代になっお、人類瀟䌚が最終的に均衡状態をみいだし、そこに萜ち着き、あたらしい状態を正圓化するための共通のむデオロギヌ的枠組みをひねりだしたのだ、぀たり、珟代の「䌝統的」な考え方は比范的最近に芋いだされたのだずする考え方がある。

このどちらの考え方も、䞍条理であるず著者らはいう。


では、䜕なのか

「䞇物の黎明」ずは䜕だったのか


私が、そのこずにちゃんず気が付いたのは、最埌の二行だった。

もっずしっかり読んでいればもう少し早く気が付いたのかもしれない


結局、私は、著者らの掌の䞊で、螊らされおいたのかもしれない。
圌らの遊戯に乗せられおいたのかもしれない。
それ自䜓が遊戯だったのかもしれない。


か月間頁の壮倧なちゃぶ台返し。ひっぱられおひっぱられお、付きあわされお、グチグチ蚀いながら䞀回振り出しに戻らされお、最終的に、著者の手のひらのうえで螊らされおいたかもしれないず気づく笑、それはある意味で、著者らが仕組んだ人類史を根本からく぀がえす壮倧な仕掛けにたんたずハマったずいうこずなのかもしれない。

そしおある意味で、本曞の結論からすれば、この構造そのものが圌らのいいたいこずなのかもしれない、そんな気すらしおくる。


でも、それにしたっお長い笑。


この読曞䜓隓は、読曞䌚圢匏じゃないず絶察に味わえたせんでした。
倀段高いし、長いし、ちょっずムカ぀くけど笑面癜い本だず思いたす。


浜束オンラむン読曞䌚さん、ありがずうございたした

ずいうこずで、人類史を根本からく぀がえしお、「今日䞀日を最高の䞀日に」


いいなず思ったら応揎しよう