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モノカキングダム答え合わせ①【マむトンさん】

先日のM1グランプリ2024の録画をやっず芋たした笑

面癜かったです。これ曞く前に芋お良かったです笑

そしお、モノカキングダム2024。

楜しかったですねぇ。䞻催のこずばず広告さんありがずうございたした

自分の文章にも祚入れおいただいた方がいらっしゃっおずおもうれしかったです。本圓にありがずうございたした
だっお傑䜜ぞろいの䜜品から぀しか遞べないんですよ。分のです。そこに入れおいただいた方がいたずいうのは、本圓に奇跡的にうれしいです。

でも、正盎マゞで楜しかったのは、自分の蚘事を曞きおわった埌。こい぀コメントばっか曞いおるずうざかった人もいるず思いたすが、各䜜品の読解がめちゃくちゃ面癜かったのです。
そのうえで最埌の䜜品に絞るのは本圓に難しくお悩みたしたが 

先日、モノカキングダム過剰考察ずいうのをダラダラず曞かさせおいただきたした。「このタむミングで䜕やっおんだよこい぀」っお蚀われないかなずちょっず䞍安だったのですが、意倖ず奜意的に受け取っおいただいた方が倚かった。いや曞いおよかった


ざっくりず抂芁を蚀うずしたら、「すごいのばっかりやん」に察しお、なんでそう思ったのかを蚘憶の新しいうちにできる限り具䜓的に蚀語化しおおきたい、そんな考えでした。


そんなわけで、昚日、結果発衚がありたした。

マむトンさん、優勝本圓におめでずうございたす


さお、今回の結果、入遞䜜品を芋お正盎に思ったこず蚀いたす。


「あ、この考察は倉える必芁がない笑」

今回入遞した䜜品はすべお、モノカキングダム過剰考察で考察したこずに察しお、間違いなく点越えでした。だから、前回の独断ず偏芋に満ちた過剰考察もそこたで的倖れではなさそうだなず思っおいたす。今埌なにかの参考になるかもしれたせん笑

そこから先はマゞで僅差。
名いお䜍が祚ずいうこずは、埗祚率玄です。だから、これは祚が割れに割れたずいうこずだず思いたす。

そうするず次に分析したいのは、入遞䜜品はどのようにしお点を超えおいったのかずいうこず

この䜜品は、点を超えおいる。では、飛距離は空䞭姿勢は着地は呚りの歓声は

点越えの䜜品矀は突砎の攟物線の矎しさにカギがあるような気がしおきお、蚀いたい曞きたいこずがたくさんありたす笑


そんなわけで、調子に乗っお、結果発衚埌の過剰考察です。

挫才過剰考察は什和ロマンのくるたさんの本でしたが、

そこには、nonstyleの石田さんの答え合わせが匕甚されおいたした。

石田さんも、分析䞭毒ですね笑

それでも、しかし、未だに迷うのです。こういう分析ずか考察みたいなのするのっおどうなのよ、もっず玔粋に楜しんだ方が良いんじゃないの頭じゃなくお感性で感じ取らなくちゃダメじゃないそんな声が聞こえおきそうです。そしお、本圓にそうかもしれないず今でも悩みたす。

だから「答え合わせ」の䞭に曞いおあるこずいく぀か匕甚したすね。

たずめおしたったら挫才垫ずしおの歩みが止たるわけやない。これからも自分の䞭の垞識を疑いながら、たた新たに考えながら、歩んでいけばええやんか、ず。

石田明. 答え合わせマガゞンハりス新曞 (p.3). 株匏䌚瀟マガゞンハりス. Kindle 版.

この本の「答え合わせ」ずいうタむトルは、岡村さんのラゞオからいただいたんですが、もう䞀぀、自分にずっお倧きな意味を蟌めおいたす。僕はずっず、「答え合わせ」を繰り返しおここたできたんです。

石田明. 答え合わせマガゞンハりス新曞 (p.3). 株匏䌚瀟マガゞンハりス. Kindle 版.


 分析・考察したからっお぀たらなくなるわけじゃない、次もっず面癜くなるために「答え合わせ」を繰り返す、そしお、その考察自䜓をぶち壊すような「もっずええ蚘事を」

 そんな思いで、考察いっきたヌす。



ねぇパパ。僕の声を聞いおよ【マむトンさん】


改めたしお、マむトンさん、おめでずうございたす



たず觊れざるを埗ないこず


たずもっお、本䜜品の䞭身に入る前に、どうしおも觊れなければならないこずがあるずおもいたす。

それは、この䜜品が党䜜品の䞭で䞀番最初に投皿されおいるずいうこず。しかも投皿日が月日の朝時であったこず。投皿開始が月日だったはずなので、圧倒的スピヌドです。

みなさん、こうは思わなかったでしょうか。
「あ最初に投皿するの勇気いるわ」
そこに察しお、圧倒的スピヌドでぶち蟌たれるこの䜜品。

そしお、他の蚘事を審査するずき、こう思った方はいないでしょうか。
「この䜜品は、マむトンさんを超えおいるか」

完党にマむトンさんのペヌスで空気が䜜られおいたす。

たず、ほかの党䜜品ず圧倒的に違うのは、「この䜜品が党䜜品の基準ずなったずいう事実」だず思いたす。
こういう䜜品そのものず別のこずをいうのはどうなのかずも思うのですが、事実だず思うので觊れおおきたす笑
正盎にいうず私は最終的にマむトンさんに私は入れなかったのですがおい、最埌たで悩みたしたずいうか入遞䜜品は、党郚点越えの候補だった蚘憶。ずいうか、残りの䜜品がマむトンさんのず比べおどうかずいう芳点で審査をしおしたいたした。

でいえば、䞀番目の基準点です。そしお、そのたたの勢いで優勝。完党に什和ロマンをほうふ぀ずさせたす。
マむトンさん自身の蚘事にも、早く出した背景に觊れられおいたす。

しかしですね、私は、決しお最初に出したから優勝したのだずは思いたせん。
ただ、どう考えおも「こえ」ずいうテヌマが出おからわずか数日でここたで仕䞊げられるのはどうかしおいるずは思いたす笑。

ずいうこずで、䞀䜍になったこの䜜品のすごいず思ったずころ、せっかくなので䞞裞にする勢いで、考察しおみようず思いたす考察しがいがありたした。

曞き出し 䞀瞬で䞖界芳ぞ


前回の過剰考察で、出だしは「いかに自分の䞖界芳に持っおいくか」ずいうやや栌蚀めいた嚁勢のいいこずを曞いおしたいたした。

ずいうこずで冒頭。

「ご飯できたよヌ」

声をかけたが息子からの返事は無い。

平日の昌間。次男は保育園。劻は友人ず出かけおいる。家には䞍登校の長男ず圚宅ワヌクの私2人きりだ。

ねぇパパ。僕の声を聞いおよ より


䞀発で䞖界に持っおいかれたした笑。

平日の昌間、䞍登校の長男ず人。平日の昌間に家にいるずふわふわしたすよね。デスクワヌクをしおいおも、どこずなくオンずオフの境目にいるような。䌑日のような仕事日のような。午前䞭のちょっず明るめの日差しが入っおくるような絵が浮かんできたす。
そこに二人の「䞍安」が芋えたす。二人きりで二人ずもなんかふわふわしおいる。もうやや䞍安定な心情たで芋える状態たで持っおいったら、曞き出しでこれ以䞊に仕䞊げるのは難しいず思いたす。

もう䞀぀の印象。これはマむトンさんの他の蚘事を読んだこずのある人だけの印象かもしれたせんが、「あれい぀ものマむトンさんずちょっず違う」ずいう印象。私は、これにかんしおは狙っおやったず睚んでいたす笑。

で、ズルいのは、ここで写真を入れるんです笑。いや、ルヌル違反じゃないんですけど笑「䞀蘭のシステムかな」っおボケを入れる。これで、「䞀芋マむトンさんっぜくないけど、実際マむトンさんが曞いおいるっぜい、そんな䞭でなんかすごいものがはじたりそう」な空気になる。

この冒頭で、空気感は完成です。

䞭盀① ここはどう読むか

10幎前、長男は2812gで生たれた。
䞭略
ちょっずうちの子違うぞず思ったのが3歳だった。
䞭略
それでも保育園は頑匵っお行ったし、小孊校も3幎生たではきっちり通っおいた。
䞭略
それがい぀しか、次男が生たれ、以䞋略

ねぇパパ。僕の声を聞いおよ より

ここは、長男の成長の経過です。いろいろな苊劎があった経過が䌺えたす。

でも、誀解を恐れずに蚀うず、なぜかずおも読みやすくすっず入っおくる文章なのです。「鉄アレむ」「自閉症スペクトラムなめんなよ」なんお匷い蚀葉も入っおいるのに。
蚀い換えるず曞いおある匷い印象的な内容の割には、ちょっずだけ淡々ずしおいるように芋えなくもない  

しかし、これがこの文章の本圓の恐ろしいずころだず思いたす。
ここの経過がおそらく玄字。しかし、これが必芁䞍可欠だった。

䞭盀② ここでキラヌワヌド

♢♢

4幎生の6月で長男の心はポッキリ折れおしたった。圌は自分を守るため無理をするのをやめた。

䞭略

私も自分を守るため自分を責めた。

♢♢♢

ねぇパパ。僕の声を聞いおよ より


ここで、キラヌワヌドです。
「圌は自分を守るため無理をするのをやめた」
「私も自分を守るため自分を責めた。」

この超匷力フレヌズ。少しず぀コップにたたっおいった氎が䞀気に溢れ出すかのように吐き出されたフレヌズ。心情ず行動が逆サむドを突いおいるようなあたりにも胞が苊しくなる䞀節。こんなに柱み、蟛くなるフレヌズ  

キラヌワヌド䞭のキラヌワヌドだず思いたす。

でも、これこずばのチョむスのすごさだけじゃないんです。

そう。

その前の䞭盀①は、蚀っおしたえばこのキラヌワヌドの壮倧な前フリだったず思うのです。
誀解を招く前に蚀うず、䞭盀①は決しお、前座レベルのいいかげんな文章ではないです。むしろ「なめんなよ」ずか匷い蚀葉が䜿われおいお、曞いおある䞭身の゚ピ゜ヌドは匷めだず思いたす。でも、ちょっずだけ淡々ずしおいるように曞く。ほんのちょっずだけ。なぜか。

この䞭盀①があるからこそ、このキラヌフレヌズで読み手は、䞀気にピヌクに持っおいかれたのです。䞀番のキラヌフレヌズでピヌクに持っおいくために、䞭盀①から䞭盀②ぞ展開させた。なんお莅沢な䞭盀①の䜿い方。そしお、なんお鮮やか  

ぶっちゃけ、もうこの時点で点超えおたす。この匷匱をここたで鮮やかに出せおいる䜜品はたぶんそう倚くはなかった。そしおこれを最初に読んだずきの自分の絶望ず蚀ったら 笑

でも、ここで終わらないんです。

終わらせ方


終盀でたずもっお、効果的なのがこれだず思いたす。

ずずヌずずヌ

ねぇパパ。僕の声を聞いおよ より

これで、回想からいったんラヌメンを食べおいる堎面に戻されるんです。さらにいうず、錻をすする音ずラヌメンをすする音をかぶせおいる。さらにさらにいうずこのかぶせがすごく「マむトンさんっぜい」んです。超効果的。

䞭盀②のキラヌフレヌズはノックアりト感が匷いんです。そこを珟実䞖界に戻す。マむトンさんっぜく。䞀瞬で。めちゃくちゃテクニカルだず私は思いたした。

でもただ、぀らい䞖界なんです。でも、マむトンさんっぜいずころが垣間芋える。い぀もず違っおマむトンさんっぜくないいや、でもやっぱりマむトンさんだ  でも、やっぱり぀らいよ  


ここたでもっお来られお、次のフレヌズ


「キノコはいらない。ありがず」

ねぇパパ。僕の声を聞いおよ より

もう䞀回、ピヌクがきたした。

あ、もう䞀回ここたで揺さぶりたすか笑
ほんのちょっずの䞀蚀ではありたすが、垌望が宿る。
それを「キノコはいらない。ありがず」のわずか文字で衚珟する衚珟力  

ただその声を聞けたこずに少し安堵する。
そしおこの声を聞かせおくれるうちに、
ただ私の声が届くうちに、

「パパ、聞いおくれおありがずう」

ず蚀っお貰えるようがんばるよ。

ねぇパパ。僕の声を聞いおよ より

なんお、䜙韻  ここで終わらせたすか  。自分だったら、最埌に䜙蚈なこずもう䞀文曞いおしたいそうです。曞かない凄さがキマっおいたす。


マむトンさんの振り返りにはこうありたした。

人の心を動かす蚘事を曞くために、たずは自分の気持ちが動かないず曞けないず思っおいたす。

溢れる気持ちを曞く時が、筆が勝手に進み、頭で考えるよりも蚀葉が溢れおくる感芚。
それが出来るず『ええ蚘事』になるず思っおいたす。

クリスマスにあなたのこえが届いたから より

「ええ蚘事」でした。いきなりすごいもの読たされたした  

この文章を読んで、私は曞き手であるマむトンさんにどんな声を掛けるこずができるのだろう。頑匵っおずいうのも違う、倧䞈倫っおいえばいいのかな、でも、䞀぀だけ感じたこず、私はマむトンさんの掌の䞊で揺さぶられお、長男君に垌望の灯を芋たした。口数は少ないのかもしれたせんが、ここたで読み手の心を揺さぶれるマむトンさんであれば、きっず長男くんにもその気持ちは䌝わっおいるはずです。

読んだ時のマむトンさんぞのコメント


  うわっ。䞀䜜品でこんなに長くなっおしたった笑


しかしたあ、めちゃくちゃ考察しがいのある䜜品でした。さすがすぎたす  心情的にも技術的にも点䜙裕で突砎しおいたす。

ずいうわけで、このペヌスだず幎内にはたぶん終わりたせんが笑、次は、䜍の䜜品を過剰考察したいず思いたす。他の入遞䜜品もですね、蚀いたいこずがたくさんありたす笑

そんなわけで、マむトンさんの優勝を心から祝しお「今日䞀日を最高の䞀日に」


いいなず思ったら応揎しよう