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【SS】うんこ道  #爪毛の挑戦状

    松浦 照葉 (てりは)

     戦争が終結して何も無くなってしまったころ、一人の外国人でアーズッキという若者が日本に住み着くことになった。彼はとても日本を愛していたし何より復興を手助けしたいと思った。日本人の心意気を学び一つのことを極め「道」を作りたいと思っていた。

     ある日、人通りの少ない裏道を歩いていると、漂い吸い寄せられるような甘い香りに誘われた。迷うことなくノックし親方に弟子入りを志願し、給金なしで住み込みという条件の修行が始まった。日々甘い香りの中で汗だくの修行に励んだ。気がつけば一年が過ぎ親方は「もう全てを教えた。独立しなさい」と、独り立ちすることが決まり、少し離れた場所の貸家を借りて店を開くことを決断した。あんこ屋の開業には看板が必要なので日本語を知らないアーズッキは看板屋に依頼した。

     これを日本語にして看板を作ってくれとメモを渡した。出来上がった看板には「うんこ道」と大きく書かれていた。メモにはUNKODOHと綴られていた。

    410文字


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    #爪毛の挑戦状 #ショートショート #小説 #掌編  


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