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【SS】日本人再生 #毎週ショートショートnote

    松浦 照葉 (てりは)

    人々の心は時代が進むにつれ退廃が進んでしまった。周りを海に囲まれている日本は特に進行が早かった。科学の進歩をよそ目に日本人の心は浄化されず、それぞれの人の心の中に残り溜まっていった。

    この状態に危機を感じた日本国中の寺院は宗教の壁を越え、一致団結することを決意。日本国中の寺院を結ぶ道を整理し、どこに住んでいようとも、体力が衰えた人であろうとも、若くても歳をとっていても徒歩でなんとか行ける寺院を結ぶ道を定義した。往々にして階段が多い寺院ではあるが、階段の入り口のところにご利益がある札所を新設し、お寺の本堂まで行かずともいいように工夫を凝らした。

    期は熟した。日本国中の寺院が一斉に告知を始めた。日本人の美しい心を取り戻すためにどこからでもどこでも開始できる「どこもお遍路」というコースを作り上げたのだ。日本国民はお遍路さんを実施することを義務付けられ、どこもお遍路を実施していった。数年後、人々の心は浄化され再生された。

    410文字


    以下の募集への参加です。 (毎回ムズイお題に悩まされてます)
    今回は裏お題での投稿です。

    出題日 4月30日
    お題  心お弁当
    裏お題 どこもお遍路



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    #毎週ショートショートnote #小説 #創作 #ショートショート

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