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絵本3,000䜜品以䞊読んだ人間がオススメする䜜品50䜜品

    わたしの恩返し

    皆さんこんにちは
    今回は今たで読んだ絵本の䞭で個人的にオススメの䜜品を玹介したす。
    ※この蚘事ではamazonア゜シ゚むト・楜倩アフェリ゚むトリンクを利甚しおいたす。

    1.ちいさいおうち

    静かな田舎の䞘の䞊にある小さな家が舞台の絵本です。
    その家は、呚囲の自然ずずもに穏やかな日々を過ごしたすが、時代ずずもに町が発展し、颚景は倧きく倉わっおいきたす。
    倉わらないように思えた「ちいさいおうち」も、時代の波に翻匄され、その姿を倉えおいくのです。

    この絵本が描いおいるのは、䜕よりも「時間」の残酷さず矎しさでしょう。矎しい自然の䞭で育たれた思い出、そしおそれらが倱われおいく悲しみ。
    しかし、同時に、新しい生呜が生たれ、新たな物語が玡がれおいく垌望も感じられたす。

    特に印象的なのは、自然描写の矎しさです。
    春にはりんごの花が咲き乱れ、倏にはひなぎくの絚毯が広がり、秋には玅葉が䞘を染めたす。
    これらの描写は、読者の五感を刺激し、たるでその堎にいるような感芚を䞎えおくれたす。

    䞀方で、この絵本は単なる自然賛歌ずいうわけでもありたせん。
    自然ず人間の共存、そしお開発による環境砎壊ずいう普遍的なテヌマも扱っおいたす。
    町の拡倧に䌎い、自然は埐々に倱われおいき、「ちいさいおうち」もその圱響を受けたす。
    この倉化は、読者に環境問題に぀いお考えさせるずずもに、自然の倧切さを改めお認識させおくれたす。

    芞術䜜品ずしおも高い評䟡を受けたこの絵本は、倚くの人々に愛され、䞖代を超えお読み継がれおいたす。

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    2.パンどろがう

    パンがパンをか぀いで逃げおいく。
    「おれはパンどろがう。おいしいパンをさがしもずめる おおどろがうさ」
    矎味しいパンを盗んで食べる事にひたむきなパン泥棒。
    泥棒ですが、応揎したくなりたす。
    䞻人公がどろがうなので、倉に抌し぀けがたしい教蚓話になっおいないトコロもいい
    誰でも悪い郚分はあるし、間違いを犯すこずもあるよなぁ、ず感じさせられたした。
    そしお驚きのどんでん返し。吹き出しおしたいたした。
    ふわふわ、ほかほか、いいにおいのパンを食べたくなる䞀冊です。

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    3.あおくんずきいろちゃん

    矎しく、枩かい絵本です。
    あおくんずきいろちゃんは出䌚っお、色が倉わっおいる。
    どうしおも䞀緒に居たいずいう愛情に枩かいきもちになる。
    倉わっおいき新しい自分になるよさず、倉わっおしたう寂しさ。
    自分ず違う人はすぐ隣にいる、ご近所さんもお友達も皆んなそれぞれ違いたす。
    他ずの違いを受け入れ、愛情、友情を持った時、盞手の違いも自分の䞀郚になる、そしたらもっず楜しくなる、そんなお話です。
    ずおも深くお䜕床も読みたい絵本です。

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    4.倧ピンチずかん

    「氷が舌にくっ぀いた」「テヌプのはしが芋぀からない」などなど、「たしかに」ず叫びたくなるシチュ゚ヌションのオンパレヌド。

    みんな、ピンチを乗り越えお倧人になっおいる。
    しかも、䞖界が広がるごずにピンチは次々にやっおくる。
    そういう話なのに、なんお笑えお前向きな絵本なんだろう。

    倧ピンチが人生を豊かにする。
    そんなふうに心底思えたなら、倧人の私ももっず良い時間を過ごせるかもしれない、そう思わせおくれる、そんな玠敵な䜜品です。
    衚玙裏の金色のペヌゞが、良い味を出しおいおこれは手元に取っお眮きたくなる。

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    5.はらぺこあおむし

    あおむしが卵から孵っお、蝶になるたで食べたもののおはなし。
    穎があいおいる絵本、最初芋た時は衝撃でした。
    なんお玠敵な仕掛けなんだろう。それに、ペヌゞも倧きさが違っおペヌゞを楜しみにしおめくれたす。
    いろんな食べ物が出おきたす。
    次は䜕かなず考えながら、わくわくしお読めたした。
    倧人になっおも、思い出す心に残る絵本です。

    カラフルで倧胆な絵ず、穎の開いおいる䞍思議な仕掛けが楜しめる1冊。

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    6.こんずあき

    こんは、物知りで芪のようにあきの面倒を芋るものの、ぬいぐるみゆえの匱さがありたす。
    あきは、幌い子䟛ゆえの匱さがあるけれど、いざずいうずきは芪のようにこんを支えたす。
    この本の旅は人生を暗喩しおおり、時々、理䞍尜な目に遭っおしたいたす。
    犬に連れ去られお砂に埋められたこんはボロボロでずおも蟛かったのでしょう。
    党然倧䞈倫じゃないのに、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」ず蚀うこんは本圓に匷い。
    お互い助け合う様子が愛おしくお、読んでいお心が枩かくなりたした。
    むラストも優しい色合いで可愛らしいです。

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    7.はじめおのお぀かい

    五぀になった䞻人公みぃちゃんが、赀ちゃんの為の牛乳を1人で買いに行く様子が、色鉛筆の優しいタッチずお話にぎったりの衚情で描かれおいお玠晎らしい本だず思いたす。
    お金を握りしめお走る音、ドキドキの心臓の音、絵から音が䌝わっおくるようです。
    私も小さい頃はみいちゃんず䞀緒で恥ずかしがり屋で倧きな声を出せなかったので、共感しおほろっずさせられたした。
    私が知っおいる䞭で最も蚀葉ず絵がマッチした心豊かになる本。

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    8.りんごかもしれない

    りんご、なのに、いやいや、これかもしれないよ、あれかもしれないよ、っお想像を膚らたす感じがいいず思いたした。
    りんごの存圚ひず぀で、こんなにいろいろな想像が湧き出るものなんだ。
    五十音順に名前を圓おはめおみたり、りィッグで倉装させたり、最埌のオチも笑えたした。
    倧人はひず぀の芳念しかありたせんが、子䟛には、こうかもしれない、ずいろいろ考えお想像ふるこずも倧切だず教えられおるような気がしたした。

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    9.スむミヌ

    倧きな海に棲む小さな存圚に光を圓おた有名な絵本。
    物語の結末は印象的だけど、それたでの過皋は深い海のようだった。
    華やかな魚矀の䞭に黒いスむミヌ。
    その色のお陰で生き延びたのかもしれない。

    考えながら泳ぎを止めないこずで、心の持ちようが次第に倉わっおいく。
    沈むこずも浮かび䞊がるこずも、思いがあればできるのかもしれない。
    この時間は孀独であり自由でもあるのだろう。

    きらめく海月、芋たこずもない様々な仲間。
    広い䞖界を知れば知るほど、興味が湧いおくる。
    その過皋がなければ、結末の閃きは生たれなかったこずだろう。

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    10.パンダ銭湯

    こ、こんな発想があるなんお
    ずにかく衝撃的です。
    パンダ専甚の銭湯たしかにこれでは専甚でなくおはなりたせん。
    なぜっお、それは読んでのお楜しみ。
    パンダ芪子の䞀芋ほのがのずした銭湯颚景なのです。
    私たちが子どもず銭湯にいっおいるのず同じ感じ、ある1点をぬかしたら。パンダをみるず぀い思い出しおしたう
    ずにかく読んで芋おください

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    11.ふたりはずもだち

    仲良しかえるのお話です。
    しっかりもののかえるくんずちょっずがけおるがたくん。
    ふたりのやりずりがのどかで読んでおほっこりしたした。

    ぀の゚ピ゜ヌドには、かえるくんずがたがえるくんの、盞手を思いやる気持ちが溢れおいたす。
    仲がいいからいじわるやからかいも蚱しあえるのです。
    子どもたちの぀きあいにずっお、ずっおも倧切なこずを語っおいるず思いたした。

    䞀番最初の春がきたよではなかなか起きようずしないがたくんにかえるくんはいろいろず説埗しお起こそうずする姿がクスリず笑えたす。
    こういったお互いを思いやれる友達ず子䟛が出䌚えるずいいな。

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    12.きみのこずがだいすき

    森の小さな動物たちのずっおも可愛い絵本です。
    どのペヌゞも盞手を思いやる気持ちのこもった蚀葉がいっぱいで、優しい愛であふれおいたした。
    倱敗しおも、頑匵らなくおも、そのたたのあなたが倧奜き、ずいうメッセヌゞが䌝わっおきたした。
    「぀らいのを我慢しなくおもいいよ」、「のんびり䌑んでもいいよ」のメッセヌゞは、子どもだけでなく日々䞀生懞呜頑匵っおるすべおの人の心をホッずさせおくれるこずでしょう。
    閉塞感のある時代にあっお、この絵本のように優しく人に寄り添える存圚でありたいず思いたした。
    優しい色調ず可愛らしい挿絵に、眺めおいるだけでも癒されたす。

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    13.もうじきたべられるがく

    呜を頂いおいる
    もっず蚀うならば、䜕の眪も無い生き物を殺しお、それを食べお生きおいる
    人間はそうしなければ生きおいけない
    他の呜を糧にしおいるのだから、生きおいるずいう事自䜓に責任がある
    そんな基本の感謝を、思い出させられる䜜品です。

    䜕の蚀葉も茉っおいないペヌゞをゆっくりめくりながら、読んでいるこっちが涙目に 。倧人に䞀床読んで欲しい。
    食べ物を粗末にしたり、残したりしたら、もう䞀床この本を読んで欲しい。動物も、魚も、怍物も、人間のために殺され、人間を生かしおくれおいたす。

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    14.ないたあかおに

    心やさしい赀い鬌はなぜ泣いたのでしょう。
    どこの山かはわかりたせんが、赀い家に䜏んでいたそうです。
    独りがっちで寂しくお、人間たちを招き入れお䞀緒にお茶でもしたせんか、玔粋な気持ちで立お看板に曞いたのだけど。
    譊戒心の匷い人間はなかなか心を開いおくれなくお、互いが涙したんです。そこにはもっずやさしい青い鬌がいたんです。

    そしお話は進んで、突然の切なくお悲しい堎面で終わるんです。
    人生っおそんなものなのかもしれたせん。
    新たな幞せを埗ようずするずき、今ある幞せが芋えなくなっおしたう、埌悔したずころで戻っおこないんです。

    赀鬌が人間たちず本圓の意味で仲良くなっお、お互いを心から受け入れられるようになった時、きっず青鬌はたた姿を芋せおくれるのではないでしょうか。

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    15.手ぶくろを買いに

    絵本の扉からは、本䜜は人間ず狐ずいう異なる䞖界が接觊した時に盞容れ合うこずができるかずいうテヌマがあるこずがうかがえる。
    母狐は、人間に恐怖を持っおおり、町に出かけようずする子狐に連れ添っお行けないほどに人間を恐れる匱者の立堎。
    子狐は自らの䜓隓から人間を肯定するが、母芪からは人間ぞの䞍信感は抜けない。

    昚今、熊ず人の接觊が話題になっおいるが、本䜜は、狐を熊のような野生動物の代衚ずするよりは、倖囜人のような差別される立堎に眮かれおいる人に眮き換えたほうがテヌマは明瞭になる。

    人間をひずくくりに、悪い人達ず決め぀けない。
    良い人、優しい人もいる。
    䞖の䞭は悪いものじゃないずいうメッセヌゞが蟌められおいるず思いたす。
    時々手に取っお読み返したい物語

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    16.だるたちゃんずおんぐちゃん

    次々欲しいものを芋぀けるだるたちゃん、
    子䟛のためにいっぱい出しおきおくれるだるたどん
    自分のアむデアで工倫しお満足するものを生み出すだるたちゃん
    それをすおきだねっお蚀っおくれるおんぐちゃん
    登堎人物みんなが優しく、読んでいるず幞せな気持ちになりたす。

    倧人になっおから芋るず子䟛の頃ただ楜しく読んでいたのずは違う魅力に気づきたす。
    だるたどんがだるたちゃんの為に色んなモノを䞀生懞呜に探しおくれる姿が、祖父ず重なり、改めお家族のありがたみを実感したした。

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    17.アラむバル

    この本は、ちょっずした衝撃でした。
    絵だけでこんなに深い衚珟ができるずは
    移民のように匕っ越す男性が新しい暮らしをしおいったり、䞍思議な生き物が出おきお亀流したり、、、
    文字がないので子䟛にただ䞎えおも理解できたす。
    色もセピアず癜の2色。衚情がものすごく豊かで、字がなくおも気持ちがわかりたす。
    クオリティの高いサむレントムヌビヌを芳おいるようです。
    现郚たで぀くり蟌んだ、創造性豊かな独特の䞖界芳。
    この䜜者のような人を本圓のクリ゚ヌタヌずいうのだろうず思いたす。

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    18.セミ

    今日も明日もこの怅子に座る。
    来幎も同じ電車に乗っおいるだろう。
    なぜ働くのか、このたたでいいのかず考え蟌むずき䞍安に陥る。
    特別に舗装されたわけでも野ざらしにされおいたわけでもない、ありふれた道を振り返るず、熱䞭しおいたこずさえ退屈に感じるずきが来る。
    欲望を倱った人間が存圚する䟡倀ずは䜕か。
    ショヌン・タンから発せられるメッセヌゞは垞に䞀぀ではないが、珟状のたた朜ちおしたうのか、思考するこずで垌望を぀なぐのか、遞択を求められおいる気がする。
    セミは矜ばたくこずしか考えおいない。
    それならば我々はどうあるべきなのか。

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    19.゚リック

    君は䜕かを䌝えに来たのかい。
    それずも束の間の䌑息を楜しみたかっただけなのかい。
    ある日、ナッツずドングリずクルミの鞄を抱え、亀換留孊生ずしおやっお来た゚リックは、知的な䜇たいが印象的。
    自分より倧きな本を必死に読む姿は、たさに物語の䞖界に飛び蟌む若者のよう。
    自分の䞖界にはない、芋たこずのないものをどんどん吞収しおいく。
    ボタンや风の袋を拟っお䜕が楜しいのもっず楜しいこずはあるのにね。
    ゚リックは少しも退屈なんおしおおらず満たされおいた。
    沢山の煌めく感謝の気持ちを、そっず匕出しに眮いおいっおくれたのだから。

    亀換留孊生の゚リックずの暮らしを読みながら、生掻環境の党く違う倖囜ぞ行った時の気持ちや、又、逆にそこからやっおきた人たちに出䌚った時のこずを思い出したした。
    奥深いあたたかい内容です。
    そしお、あっず驚く玠敵なラスト。
    䜕床も読みかえしたいなあ、ず思う絵本でした。


    20.ミッケ

    『ミッケ』は、本䞭にあるアむテムを探しおいく絵本だ。
    カラフルで倢の䞭いるような、幻想的な絵や写真をみながら探すのは、ずっおも気分が良くなる。
    「ミッケ」のずりこになるのに時間は芁りたせんでした
    矎しい写真糞井さんのすばらしいリズムのあるクルヌの蚳むタズラ心満茉の登堎人物?に時を忘れお楜しんでいたす。
    かんたんな文章の䞭にも、優しく語りかけおいるようなやわらかさがあり、
    䞖代関係なく面癜い玠敵な䜜品なので、ぜひ皆さんにお勧めしたい品です

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    21.おおきな朚

    芋返りを求めず、ひたすら䞎え尜くすのも、愛。
    少幎のように自分の匱さをさらけだしお甘えられるのも、愛。
    そしお、愛は垞にすれ違う。
    人はそれぞれだから。

    「愛しおいる、愛されおいる」ずいう思いにもすれ違いや錯芚があるけど、この䞖に生たれお、だれかを愛し、愛されおいるず感じられるこず、自分のありのたたを受け止めおもらったり盞手のすべおを受け止めおあげられるこずはすおきなこずじゃないかな、ずいう思いをこめたのでは。

    幎老いおペボペボになった少幎がもうほしいものはない。
    ぀かれた、ずやっおくるずおおきな朚の切り株はすごく喜び、さあ、ここでゆっくり䌑んで、ず少幎を迎え入れる。
    老いた少幎が、切り株に腰かけおがヌっずしおいるラストが、ずおもいい。

    その切り株には、幌いころ自分が刻んだハヌトマヌクがくっきり残っおいる。
    愛だけが残り、そしお圌らは幞せだった のかな。

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    22.がくを探しに

    自分が欠けおいるものを探しに䞻人公は旅に出る。
    䞍完党ゆえに䞭々早く移動できないこずに小さな䞍満を抱えながらも、完党を求める旅。
    そのように足りないピヌスを探しがちですが、それらを手に入れたずしおも盎接幞犏には繫がらないずいうこずに気づかせおくれる本です。

    手に入っおいないものを数えお䞍幞を感じ、それ故さらなる幞せを求める人はい぀だっお、他人から芋たら䞀芋幞せそうに芋えおも、手に入れおないものを思っお䞍幞を感じおいるのでは

    幞せずはなるものではなく、他人が矚んで認められた結果認定されるものでもなく、自分自身で気づくもの。
    そんな事を思い出させおくれる本です。
    文字や絵が単玔だからこそ考えさせられる力がありたす。

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    23.わすれられないおくりもの

    「死」に぀いお描いた絵本です。
    仲間のうちの1人が亡くなり、それを呚囲がどう受け止め、受け入れおいくかが䞁寧に描かれおいたす。

    生き物人間には呜に限りがありたす。
    倚くの生き物は生きおいる間だけの存圚です。
    でも呜が亡くなっおも受け継がれるものがあるこずを、この本は教えおくれたす。
    自分䞭心で生きるのではなく、誰かのために生きるずいう生き方は、ある意味で理想の生き方かもしれたせん。

    日々の生き方を考えさせおくれる貎重な絵本です。
    小さい子には少し難しいかもしれたせんが、心の奥で䜕かを感じ取れたら良いなず思えるお話です。

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    24.だれのせい

    自分が間違った事をしおしたったず思った時、人はどんな行動を取るだろう
    怒る䞍機嫌になる
    過ちを認めたくなくお、誀魔化そうずする
    自分は間違えおないず、声高に䞻匵する
    そんな事実なんか、無かった事にしようずする

    この物語のクマさんは、凄腕の誇り高き剣士。
    けれど、自分のしおしたった事が原因で、呚囲の者たちに倧被害を䞎えおしたう。
    そもそもの原因が自分ず分かったクマさんは、自分の過ちを朔く認め、自分に䜕が出来るか䞀生懞呜、考えお行動したした。
    過ちを犯しおしたっおも、その行動をないものずせず、自分のできる最倧限のこずを考え、ただひたすらに誠実に行動するクマさんに、人間、みヌんな、こんな行動が出来たら、䞖界が幞せになれるのになぁっお思いたした。

    小さい事では自分の些现な過ち。倧きい事では倚囜間の争い、にたで、話が及ぶかもしれたせん。

    けれど。共通するのは、朔さず誠意かなぁ
    過ちを認める事は、簡単な様で実はずおも勇気がいるこずかもしれない。
    過ちを認めた埌の行動する、は、曎に曎にハヌドルが高いかもしれない。
    けれど、きっず、盞手を思いやる心を持おば、出来る事かもしれない。
    必芁なのは、行動する事。勇気を持っお認めお、動くこず。そんな事を思い巡らせおくれた絵本でした。

    分かりやすい物語。ずおも枩かな絵。
    そこにある空気感。
    どれもゆっくりじんわり、心に響く絵本です。

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    25.がく モグラ キツネ 銬

    明るく、ひょうきんなモグラ。
    寡黙で、冷培さを持぀キツネ。
    聡明で、包容力も持぀銬。

    察照的なキャラずの䌚話。
    䞻人公読者の心境により共感ポむント動物も違う。
    抜象的なタッチ、リアルなタッチも興味深い。
    䞀貫性がないむラストにも䌚話ずの関連性がきっずあるはず。

    蚀葉は具䜓的であるのず察照的にむラストは抜象的。
    蚀葉が響くか。
    むラストが響くか。

    読む床に異なる読埌感。
    ずおも心が穏やかになる本です。

    今ある物に目を向けお感謝しお、自分をあるがたたに受け止めるこず。
    他者ず比べるのではなく、自他の違いをそのたた受け止め共存しおいくこず。
    生きお行く䞊で倧切な優しさが詰たった本です。

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    26.生きる

    たず1ペヌゞ目から詩の重みや絵のタッチが玠晎らしく、その䞖界芳に心を奪われたした。

    生きおいるずいうこず
    いた生きおいるずいうこず

    文字数は少ないですがメッセヌゞ性があり倧人も考えさせられるような内容になっおいたす。

    どこか懐かしく枩かく哀愁挂う人々や町...
    絶劙な間隔で展開される詩は絵本だからこそできる最倧の衚珟の仕方なのかなず思いたす。
    "いたいたがすぎおゆくこず"
    それぞれの【人生】ストヌリヌがあっお
    それぞれの"いた"が繋がり
    それが誰かの過去になり未来になり
    そしお【いた】になっおいく。

    ふずある日垞の䞭に壮倧なテヌマが隠されおいるんだなずそう感じたした。

    䜕床か読んでいくうちにある家族に焊点をあおお物語が進んでいるず知りそれに気づいたずき、たたずおも心が枩かい気持ちになりたした。

    埌䞖にも䌝えおいきたい日本を代衚する絵本だず思いたす。

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    27.なたえのないねこ

    今回の『なたえのないねこ』は私達の呚りにどこにでもいそうなただの猫の芖点から描かれおいたす。
    名前がない猫は、自分に察しおいい名前を探したすが、どれもピンずこない。
    自分の名前探しの途䞭で「のらねこ」「きたないねこ」ず蚀われ蟛そうです。
    私も近所の猫をのらねこず呌んでいたなず思い出し、なんだか申し蚳なくなりたす。
    そんな蟛い気持ちでいた猫が雚の日に出䌚った女の子によっお、猫は本圓に欲しかった事に気づくこずができたした。

    私は、日々の生掻の䞭で「お母さん」や「先生」、「〇〇のお母さん」たたは苗字で呌ばれる事がずおも倚いです。
    この本を読んで誰か名前で私を読んでほしいず思いたした。
    そしお名前を読んでくれる人がいるっお圓たり前の事じゃないず気づかせおもらいたした。

    📚 楜倩ブックスで芋る


    28.クゞラがしんだら

    深海の生物に興味がある子であれば、
    きっず興味をそそられるに違いない絵本です。
    メゞャヌな生き物であるアンコりの登堎から、
    クゞラの死、そしおそれを目圓おに集たる深海の生き物たち。
    かわいさを前面に抌し出しおいるわけじゃなく、
    むしろ環境の過酷さにめげず生きようずする生呜を讃え、
    そしお死は無駄にはならないのだずいうメッセヌゞが蟌められおいるように思いたす。
    この本は死生芳を逊うこずにもきっず圹立぀こずでしょう。
    呜が巡るずいうこずがずおも分かりやすく曞いおある名䜜。

    📚 楜倩ブックスで芋る


    29.ママがおばけになっちゃった!

    最愛の母芪の死は、子どもにずっおは受け入れがたい䜓隓です。
    しかし、お化けずなった母芪が語りかけるずいう物語の蚭定は、その喪倱感を埋める働きもあり、受け入れやすい蚭定です。
    その蚭定の䞭で、母芪が考えおいるであろう話を読んでいくこずによっお、喪倱感を和らげ、新しい自立の芜を育むこずを感じさせる物語です。

    子䟛ず今䞀緒にいれる幞せを感じお日々を倧切にしおほしいなず思いたす。 
    子䟛だけじゃなく今䞀緒にいれる人ずも読んでみるずいいなっお思いたす。

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    30.あなたがだいすき

    倧切な人にプレれントしたした。
    離れおいおも、気持ちが䌝わるように。
    自分でも読みたしたが、読んでいるず、自然ず涙が出おきたす。
    思っおた以䞊に玠晎らしい絵本でした

    絵本ですが、倧人にも是非読んでもらいたいず思いたす
    忘れかけおいる優しい気持ちを、あらためお思い出させおくれる、本圓によい本です。
    絵も色合いがパステルカラヌのように淡く、しかもふんわりず優しい

    「あなたがだいすき」ず声に出しお蚀っおあげる事の玠晎らしさを感じられる絵本です。

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    31.わすれおいいから

    読み終わったあず、心がふっず軜くなるような優しい絵本です。
    「忘れるこず」をネガティブに捉えるのではなく、肯定しおくれる内容に救われたした。
    日々忙しくお心に䜙裕がない時や、倧切な人を亡くしお自分を責めおしたっおいる時に、この「わすれおいいから」ずいう蚀葉が深く刺さりたす。

    ​ パステル調の柔らかいタッチの絵が、蚀葉の重みを包み蟌んでくれるようで、ペヌゞをめくるだけで癒やされたす。
    ​党䞖代に響く 子䟛に読み聞かせるのはもちろんですが、介護をされおいる方や、仕事で疲れ切っおいる倧人の心にこそ響くメッセヌゞだず思いたした。

    「頑匵りすぎなくおいいんだよ」ず背䞭をさすっおくれるような本です。倧切な人ぞのプレれントにも最適だず思いたす。

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    32.二番目の悪者

    誰が悪いのか䞀番目は金のラむオン、二番目は....
    皆が信じるものが正しいずは限らない、嘘が真実を䞊曞きするこずだっおあるんだ
    䞍確かな噂を鵜吞みにせず、真実は自分の目で確かめるべきだず思いたした。

    今の時代、情報を読み違えおいる人が沢山いる䞭、自分の頭で考えお行動する事が倧事だず改めお痛感した。

    真実を正しく刀断出来る胜力ず、間違いを正すために必芁な行動力を逊成するこずの重芁性を匷く認識させられる。
    読み手の幎霢は問わない、誰にも読み易く出来おいる秀逞な物語ず思う。

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    33.だいじ だいじ どヌこだ

    特筆すべきは、デリケヌトな内容を子どもにも分かりやすく、か぀科孊的に正確に説明しおいる点です。
    「プラむベヌトパヌツ」ずいう衚珟を䜿いながら、䜓の倧切な郚分に぀いお自然な圢で理解できるよう工倫されおいたす。
    むラストも優しい色䜿いで、子どもが怖がるこずなく楜しみながら孊べる構成になっおいたす。

    本曞の玠晎らしい点は、単に䜓の仕組みを説明するだけでなく、「䞀人ひずりが倧切な存圚である」ずいうメッセヌゞを䞁寧に䌝えおいるこずです。
    これは子どもの自尊心を育む䞊で非垞に重芁な芖点だず感じたした。
    たた、性暎力の予防ずいう芳点からも、子どもが自分の䜓を倧切にする意識を育おる良いきっかけずなっおいたす。

    ペヌゞ数も適床で、子どもの集䞭力が続く長さずなっおおり、繰り返し読むこずができたす。たた、芪子で察話しながら読み進められる構成も、理解を深める䞊で効果的です。

    この本は、性教育の入り口ずしお最適な䞀冊だず確信しおいたす。
    デリケヌトな話題だからこそ、幌い頃から自然に孊べる環境を䜜るこずが倧切で、本曞はそのための優れたツヌルずなっおいたす。

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    34.おこだでたせんように

    䞻人公の男の子は、家でも孊校でも怒られおばかり。そんな䞻人公が䞃倕の短冊に曞いた願いずは 

    子䟛はい぀も䞀生懞呜で、倧人に認められたいんですよね。
    口では反抗的なこずを蚀っおいおも、心の底では愛しおほしいず叫んでいるんです。
    子䟛の出来ないこずばかりに泚目しお怒るのではなく、その子の持っおいる良いずころに気づいお、それを本人に蚀葉で䌝えおあげるこずが倧事。
    そんなこずに気づかされる䞀冊です。

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    35.い぀もだれかが 

    い぀も誰かが自分のこずを芋おいお、守っおくれおいる。
    運が良かった、なんお思うずき。ちょっず嬉しい事に出䌚ったずき。
    自分の力の及ばないずころで、䜕か偶然の力が働いおいるように
    思ったずきなど、たしかに本曞のような想像をするこずがありたす。

    ちょっずした勇気を埌抌しをしおくれたり、危険を回避するように
    配慮しおくれたり、さりげなく進む先を導いおくれたりする誰かの存圚。
    そう思うだけでなんだか生きる勇気が湧いおきたす。

    絵本に出おくる少幎のおじいさんが自分の生きおきた人生を振り返り、自分はずっず誰かに守っおもらえおいたず語りかける物語なのですが、自分にも䌌たような経隓があるなず感じたす。

    逆に䜕かが䞊手くいっおいないずき、この本を読むず、そんなずきでも誰かが芋おくれおいるような気がしお、頑匵る気持ちにさせおくれたす。

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    36.かようびのよる

    この絵本の衚玙カバヌをめくったずころに、《このできごずは、あるかようびに、アメリカのずあるたちで、じっさいにおこったこずです。》ず蚘されおいるんだけど、本圓なんだろうか。
    だっお、この絵本に描かれおいる話っお、ずっおも䞍思議で、あり埗ないこずのように思うから。
    䞍思議で玠敵な魔法が働いおいるみたいな、䞀読、ずおも印象に残る絵本です。

    䜕かの葉っぱに乗っかっお、たくさんのカ゚ルたちが、火曜日の倜、空を飛んでいるっおストヌリヌなんだけど、絵が魅力的なんだろうな。
    カ゚ルたちのわくわくず心はずむ気分が、本を眺めおいるこちらにも䌝わっおくるみたいで、わくわくしちゃうんですよね。

    ふず、本を開いお、空飛ぶカ゚ルたちを芋おみたいなあ、なんお思ったりする䞀冊。
    お気に入りの絵本です。


    37.よあけ

    倧奜きです。
    ナリ・シュルノィッツの絵本は、どれも奜きですが、この絵本が䞀番です。ふず、たたにペヌゞをめくりたくなる。
    蚀葉は倚くなく、絵が語る絵本ですが、颚景、音、匂い、感芚党おがよく䌝わっおきたす。
    シンプルに端的に、でも無駄がなくこれ以䞋もこれ以䞊もない。
    䜜者は様々なこずを䞁寧に、たた愛をもっお芳察し捉えおいるんだろうなず思いたす。
    最埌は暖かく明るい気持ちで、毎回ペヌゞを閉じたす。倧切な絵本です。

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    38.かいじゅうたちのいるずころ

    端的に蚀えば、男の子が異䞖界ぞ旅立ち冒険の埌に
    珟実ぞ垰っおくる。そんな空想物語を描いた絵本です。

    かいじゅうがでおくる䞖界はマックスの心にある䞖界。それは、家の廊䞋に食っおあるかいじゅうの絵by maxっおかいおあるず䞍思議䞖界に出おきたかいじゅうが䌌おいるこずからも分かる。

    マックスの䞖界だからマックスは王様だし、䜕故かかいじゅうも埓えられる。倫理も垞識もない自由に描かれた䞖界は幌い男の子の頭の䞭そのもの。

    お腹も空いお寂しくなっお、氞い氞い航海をしお珟実䞖界に戻っおきたマックス。
    普通に考えたら倢オチストヌリヌだろうが、窓を芋るずさっきたでの䞉日月がさりげなく満月になっおいるこずからも倢だったのか珟実だったのか曖昧になる仕掛けが。
    そんな䞍思議の囜のアリスみたいな䞖界芳も個人的に奜み。

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    39.どろんこハリヌ

    あえお今颚の蚀葉を䜿えば、たさかの颚呂キャンセル界隈だった。
    単玔なお話で、お颚呂が嫌で逃げおしたったハリヌ。
    いろんなずころでどんどん癜い身䜓が黒い身䜓になっおしたっお最埌には家族に自分をわかっおもらえず、自分からお颚呂に入れおくれずせがむハリヌの無邪気な様子にほっこりしたした。

    ラストで家族のみんなから、ハリヌだず気づいおもらえお、めでたし、めでたしで終わるのが、いいですね。
    いい気持ちで、絵本を閉じるこずができたす。

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    40.しろいうさぎずくろいうさぎ

    仲良しのしろいうさぎずくろいうさぎは、い぀も䞀緒に遊んでいたす。
    しかし、くろいうさぎはだんだん悲しい顔をするようになりたす。
    理由は「しろいうさぎずずっず䞀緒にいたい」ずいう気持ちをどう䌝えればよいかわからなかったから。
    やがお思いを打ち明け、二匹が寄り添うラストは、静かで枩かい䜙韻を残したす。

    文章はずおも短く簡朔ですが、その分、絵ず䜙癜が物語を深く語っおくれたす。
    子どもにずっおは安心感を䞎える物語ずしお、倧人にずっおは「愛ずはなにか」を改めお考えさせられる寓話のように読めるのが魅力です。
    莈り物ずしおも人気が高く、結婚祝いや出産祝いに遞ばれる理由がよくわかりたす。

    絵本でありながら人生の倧切なテヌマに觊れおくる名䜜です。
    読む幎霢や立堎によっお受け止め方が倉わり、繰り返し読むほど味わい深さが増したす。
    静かでやさしい䜙韻が残る䜜品ずしお、家庭や莈り物甚にぜひおすすめしたい䞀冊です。

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    41.おしいれのがうけん

    ねずみばあさんが出おくる恐ろしい話ずしおも読めるし、たた、さずしずあきらの冒険ず友情の物語ずしお読むこずもできる。
    そしお、どんな読み方でも充分にストヌリヌの面癜さを堪胜できるずころが、この䜜品の傑䜜たるゆえんなのだず思う。

    興味深いこずは、二人が抌入れから出しおもらえる条件だったはずの「ごめんなさい」ずいう謝眪の蚀葉を、抌入れの戞が開く段階では発しおいないずいうこずである。
    最初に謝ったのは、実は先生の方だった。抌入れの二人が「気づいた」ずき、同時に先生も「気づいた」のである。

    「謝る」ずいうこずはずおも倧切なこずだけれど、それよりもっず倧切なこずは、みずから「気づく」ずいうこずかもしれない。

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    42.そらいろのため

    誰もが幌少期、お䞖話になった「ぐりぐら」
    なかがわりえこ氏、おおむらゆりこ氏の䜜品。

    人生、みんなず仲良く、楜しくで過ごしたい
    でも、人である限り、誰にでもある心の匱さ欲しい、矚たしい、意地悪な蚀動 等で知らず知らず呚りの人を傷぀けるこずがある。

    䞊手く蚀えないけれど、この絵本をきっかけに、人ずの぀ながり、倧切なこずを自分の内(å®¶)で考え、すぐわからなくおも、子どもたちの生掻に圹立っお欲しいずいう想いが蟌められおいるのではないかず思う。

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    43.スヌホの癜い銬

    どんなに嫌でも運呜は受容するしかないず分かる幎霢になるず、癜銬ずスヌホの静かで平和的な遞択の䟡倀が分かる。
    生き物は自分の死期すら自分で決められない。暪暎な殿様も惚い倩灜も無くなりはしない。いやなや぀に出䌚うこずも、生きおいれば避けられない。
    ず分かっおいおも、普通はりガヌッず怒りに支配されお虚しい殺し合いをしたり呪い続けたりするのが人間ずいうもので、そうしないのがどんなに難しいかが分かる幎霢は、やっぱり䞭幎以降だろうか。
    動物は人間よりずっず悟りが早い。スヌホに音楜を奏でお生きるこずを教える銬、泣けたす。

    誰の心の䞭にもその人の倧切な「癜銬」がいるのではないか、ず思いたした。
    スヌホがどこぞ行く時も銬頭琎を持っおいき、それを匟くたびに癜銬を殺された悔しさや癜銬に乗っお草原を駆け回った楜しさを思い出し、自分のすぐ脇に癜銬がいるような気がし、そんな時には楜噚の音はたすたす矎しく響き、聎く人の心を揺り動かしたように、、

    私たちも、どこに行く時も、子どもの頃の楜しかった思い出や悔しかった出来事を忘れずにいれば、自分のすぐ脇に今でも「癜銬」がいる気持ちになれお、そんな時、本来の自分を茝かせるこずができるのではないか。

    この絵本は、党おの倧人ぞの応揎歌だず思いたした。

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    44.ごんぎ぀ね

    人生は必ずしもハッピヌ゚ンドではない、ずいう事を思った䜜品です。
    私は小さい頃から狐が倧奜きでよく狐の出おくる童話を読んでいたのですが、い぀も悪者扱いの狐の䞭でも私史䞊最高に切ない結末で、今でもやっぱり泣けたした。

    子ども向けにしおは深い話で、倧人が読めば尚曎意味が分かり悲劇的に読めおしたう。
    「昔の人は苊劎が倚く、それでも報われない時代を生きた」ずいうのを螏たえお読んでも、この本は幞せな結末ずはならず、誀解が誀解のたた解決されずに、歩み寄るこずも出来ずに憎しみを呌んでしたい読み手さえ悲しみに突き萜ずしおしたう。
    だが、結局は別の䞖界で生きおいるもの同士が、 もう少し近付いお盞手を聎くこずが出来たなら、結果はもしかしたら違ったのかも  。

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    45.すおきな䞉にんぐみ

    「すおきじゃなかった」䞉にんぐみは、あるきっかけから「誰か」の為に行動するんです。
    そこが本圓に「玠敵」で、なんお「いずおしい」䞉にんぐみなのだろうず思いたす。
    けれどこの人たち、玔粋に「いい人」じゃあない。
    だっお「泥棒」いや、「匷盗」だったんだもの、人を匷迫しお「お宝」を奪ったんだもの。
    いくらいい事をしたっおその事実は消えたせん。
    この過去の過ちが消えないからこそ、このストヌリヌに違和感を芚える方もいるのでしょう。

    「人のお金でしょう?」「いきなり善人扱い?」
    私もこの本を友人に勧めたずころ、そう蚀われたした。
    だけど、、、だれしも過去の過ちっお、少なからずありたすでしょう?
    それを抱えながら生きおいたすでしょう?
    䞉にんぐみも同じでないかなあず私は思いたした。

    私は埌半での䞉にんぐみの行いを、䞀皮の「償い」の様に感じたした。
    そしお「償い」を始めた圌らが茝いお芋えたした。
    「善人」じゃないけど「悪人」でもない。
    私には青ず黒のこの暗い絵面に「明るい」優しさが芋えたした。

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    46.䞉びきのやぎのがらがらどん

    物語はずおもシンプルで、「草を食べに山ぞ行きたい䞉びきのやぎ」が橋の䞋のトロルず察決するずいうだけの筋立おです。
    ただ、そのシンプルさが逆に匷く心に残りたす。

    最初の小さなやぎの控えめな声、䞭くらいのやぎの勇気ある語り、でもっお最埌に登堎する倧きなやぎの堂々たる迫力。
    この䞉段構えが、あたかもメロディみたいに心地よい流れを䜜り、読み終わったあずも耳に残るんですよね。

    トロルの䞍気味さをあたり怖くしすぎず、それでも“危険な存圚”ずしおきちんず描いおいるため、子どもたちはドキドキしながらも安心しお楜しめたす。
    加えお最埌にやぎが勝぀展開は、シンプルなのに爜快感がしっかりありたす。
    短い物語でありながら、勇気・工倫・段階的な盛り䞊がりずいう䞉぀のポむントがキレむに配眮されおいお、たさに「昔話の王道的な完成床」です。

    たた、マヌシャ・ブラりンの絵が非垞に印象的です。
    暗い森、荒々しい橋、トロルの衚情など、どのペヌゞにも迫力があり、絵本ずいうより“絵の物語”ずしお成立しおいるず蚀っおいいほどです。
    特に倧きなやぎが橋を枡るシヌンは、静止画なのに音が聞こえおきそうなほど力匷い筆臎で、ペヌゞを開くたびに倧人でも少し圧倒されたす。

    読み終わったあずに残るのは、「勇気を出すず道が開ける」ずいう、昔話らしい明るい䜙韻です。
    怖さず安心がちょうどよく組み合わさり、子どもの“冒険心”に火を぀ける䞀冊ずしおぎったりだず思いたす。
    初めお読む方はもちろん、䞖代を越えお読み継ぎたい䞍朜の名䜜ずしお匷くおすすめしたす。

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    47.たいせ぀なこず

    こうでなくおはならない、頑匵らねばならないなどの自分を远い蟌みがちな状態の方は、読たない方が良いず思いたす。なぜなら、この本のメッセヌゞがちゃんず䌝わらず、勿䜓ないからです。
    難しく考えず、ただただシンプルに、頭を真っ癜にしお読んでみおください。

    りんごが䞞い。葉っぱが緑。
    それは、こうでなくおはならない、ずいうものではないんですよね。
    穎が空いたりんごを、䞞くないからNOずいうわけでは決しおなくお、
    穎が空いたりんごだっお、䞞かったりんごず本質は倉わっおいないし、
    枯れた葉っぱだっお、緑だった頃の葉っぱず本質は倉わっおいないんだよ
    ずいうこずが、文章の奥にこめられおいるのだず思いたす。

    私が、私らしくいるこずが倧切。
    立掟な自分でなくおも、傷だらけでボコボコの人生だっおいいんですよね。
    ただただ、そこに存圚しおいる自分を認めおあげようよっおいうメッセヌゞが真っ癜な状態の心にゞヌンず染み枡りたす。

    このような、「あなたはあなたのたたで良い」ず認めおくれるような絵本っお倖囜の䜜品に倚いような気がしたす。
    シンプルに、難しく考えずに読んでみるこずをお勧めしたす。
    もしこの本を読んで苊しいず感じるのであれば、それは時期じゃないっおこず。
    しばらく時間が経っおから読み返しおみるず、新しい発芋があるず思いたす。

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    48.にじいろのさかな

    絵本の最埌は〝1番のたからをみんなにあげおしたった。
    それなのに、にじうおはずおも幞せ〟ず曞いおありたす。
    なんで幞せず感じたのか、子どもたちに聞くず「呚りの海はピカピカになったけど僕のたからは1枚だけ でもたわりのうみがピカピカになったら自分の心もピカピカになっお嬉しい気持ち」ず話しおいたした。

    絵本が䌝えたいこずは〝物をあげたら幞せになれる〟ではなく、にじうおの心の倉化を読み取るこずだず思いたす。
    優しい気持ちずはなにか、幞せずはどんな気持ちなのか 読む人によっお、絵本の解釈は倉わっおいきたすが私はこの絵本がただ〝物あげたら幞せになれる、仲間倖れにされない〟だけで終わっおほしくないず感じたした。

    絵本は、絵があっお簡単に芋たり読めたり想像しやすいですが、倧人が読む堎合は曞かれおないずころを想像しお考えるこずも絵本の楜しさのひず぀なんじゃないかなっお感じたした。

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    49.モチモチの朚

    背景の圧倒的闇、そこに反転され浮かび䞊がる人物達 。
    倜空に浮かぶ月のようだ。
    月が攟぀光は本圓に力匷く枩かい。

    その闇を背景にしお幌子は、確かな愛情に支えられ新たな䞖界の䞀歩を螏み出す。
    その時、倧暹は茝き満ちる。幌子の成長を讃えるかのように 。

    滝平次郎さんが描く挿絵の背景にある「闇」は読み聞かせる倧人の魂の根っこに響き、子どものむマゞネヌションを拡げる力を持っおいるのだず思いたす。

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    50.100䞇回生きたねこ

    死んでも死んでも100䞇回生き返るねこが、ある日「本圓に愛する存圚」ず出䌚うこずで初めお心からの生を経隓する物語。
    子ども向けの絵本でありながら、倧人が読むず人生や愛の意味を深く考えさせられる内容になっおいたす。

    䞻人公のねこは、王様や船乗り、泥棒の飌い猫など、さたざたな飌い䞻に飌われながら䜕床も死に、䜕床も生き返りたす。
    どんなずきもねこ自身は「死ぬこずなんおぞっちゃら」ず豪語し、自分のこずしか考えおいたせん。
    しかし、ある日出䌚った癜いねこずの関わりの䞭で初めお愛を知り、自らの死を恐れるこずなく受け入れおいく姿が描かれたす。

    子どもにずっおは分かりやすい物語ずしお楜しめ、倧人にずっおは「生ず死」「愛ず自己䞭心性」ずいった重いテヌマを考えさせられる二重構造が芋事です。
    䜐野掋子の力匷くシンプルな絵ず、食り気のない蚀葉が物語の深さを匕き立おおいたす。読み終えた埌、静かな䜙韻が心に残る䜜品です。

    人生で䜕床も読み返すたびに異なる意味が芋えおきお、その時々の自分の圚り方を映す鏡のように感じられたす。
    愛するこず、生きるこず、そしお死ぬこずの意味を、シンプルな物語の䞭に蟌めた名䜜絵本です。

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    おわりに

    いかがでしたでしょうか
    どの本もオススメなので良ければご䞀読ください。

    絵本以倖の曞籍も玹介しおおりたす。
    宜しければご芧ください。


     
     
     
    幌少期から芪代わりに育おおくれたおじいちゃんぞの恩返しの為に始めたした。 Amazonのア゜シ゚むトずしお、わたしの恩返しは適栌販売により収入を埗おいたす。

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