子育ての先にある、自分の人生を考え始めた話
最近、ふと思うことがある。
子育てが落ち着いたら、私はどんな人生を送りたいんだろう。
若い頃は夫が大好きで、ずっと一緒にいたかった。
休みの日も一緒。
買い物も一緒。
それが当たり前だった。
友達と遊びに行きにくいなと思うことはあったけれど、その頃はそれでもよかった。
でも最近、少しずつ考えるようになった。
夫婦の時間は大切。
これからも二人で旅行に行きたいし、美味しいものを食べたり、将来の話をしたりしたい。
だけど、それと同じくらい、自分の時間にも憧れる。
友達と出かけたり、一人で写真を撮りに行ったり、推しのライブを見に遠くへ行ったり。
そんな時間も持ってみたい。
ただ、この話は簡単ではない。
なぜなら夫は、今でも私とずっと一緒にいたい人だから。
それは愛情だと思う。
実際、「子育てが終わったら二人でいろんなところへ行きたい」と言ってくれる。
その気持ちはうれしい。
でもその一方で、私は少し違う未来も想像している。
二人で旅行もしたい。
だけど友達とも出かけたい。
一人の時間も楽しみたい。
そんな話をすると、
「寂しいことを言うね」
と言われることもある。
だから私は考えてしまう。
友達と出かけたら寂しいかな。
こんな話をしたら嫌かな。
楽しそうに話したら複雑な気持ちになるかな。
もちろん、夫が悪いわけではない。
夫はただ、私と一緒にいたいだけなのだと思う。
でも、その気持ちが強いからこそ、私は無意識に顔色をうかがう。
出かけることそのものよりも、
「どう思うかな」
を先に考えてしまう。
そして気づけば、自分の希望を少し小さくしている。
本当に欲しいのは自由ではないのかもしれない。
夫婦の時間も大切にしながら、
友達との時間も、
一人の時間も、
後ろめたさなく楽しめること。
「行ってらっしゃい」
と送り出し、
「ただいま」
と迎えられること。
子どもたちが大きくなってきた今。
私は少しずつ、「母親」の先にある人生と、「夫婦のこれから」を考え始めている。
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