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Photo byomori55

やりたくないこと、なりたくないもの探し

     将来何をやりたいか、何になりたいか。どんな仕事をしたいか、どんな職業に就きたいか。それを考えろと言う。
     けれども、どうだろうか。私はふと思ったのだが「何をやりたいか、何になりたいか」を考えるより、むしろ「何をやりたくないか、何になりたくないか」を考えた方が良いんじゃないだろうか。
     やりたいこと、なりたいものを考えると、削ぎ落とすものが多すぎないか? 可能性を減らしすぎやしないか?
     そもそも僕らはいろんな職業を知っているわけではない。むしろ知らない職業の方が多いだろう。また、今は世の中に無くて、これから現れる職業もあるはずだ。
     「やりたいこと、なりたいもの」と言うと、それらがすっぽり抜け落ちる。選択肢が少なすぎないか? 可能性をそこまで狭めてしまって、それで良いのか?
     「やりたくないこと、なりたくないもの」を考える場合は、そこまで選択肢を狭めることにはならない。今の自分が知らない世界、これから先の時代に現れるようなものは選択肢に残る。
     「やりたい、なりたい」というと一見前向きに見えるが、いや、意外とそうでもないんじゃないだろうか。たとえば「金持ちになりたい」と言ったところで、そこから何らかの指針が出てくるわけではない。一方、たとえば「やりたくないこと・・・仕事」と言えば、そこから「じゃぁどうするか?」と考え始めるだろう。
     だから「これだけは絶対やりたくない。そんなものになるのは絶対イヤだ」そういうものを考えることにしようじゃないか。

     あなたが将来やりたくないことは何ですか? なりたくないのはどんな職業ですか? したくない生き方とはどんなものですか?

    ◇      ◇      ◇

    〜 裏返すと見えてくる 〜 
    ▷ 肯定形でしゃべろう          
    ▷ 数学嫌いは「好き」の裏返し      
    ▷ やりたくないこと、なりたくないもの探し
    ▷ 逆転の発想              
    ▷ 悩むこと、考えること         

     
     
    情報科・数学科教員にして   作家・旅人・芸人 AI評論家・火山ハンター

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