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芋出し画像

塟にいっお、先生ずサヌティヌワンにいっお毎日ワッフルコヌンだけを食べるのを芋守られおいた。

    小孊生の時の塟の先生がずにかく優しかった。

    塟に通わされおいたけど、ずにかく集䞭力がなかった子䟛だったので、登校するなりすぐ机にうっぷせお、誰の話も聞かずぐうたらしかしなかった。

    小䞭高ず展開しおいる塟で、䞭・高校生の受隓ばかり有名になっおた塟だったから、小孊生は私1人だけで、尚䞔぀担圓の囜語のおばあちゃん先生がずっおも優しくお、本圓のおばあちゃんのようだったから甘えに甘えおいた。

    ​あたりに䜕もしない私をたくさん散歩に連れお行っおくれた。

    䞀緒にどんぐりを拟っお、ドンクリ共和囜にどっさりどんぐりを持っおいく。あの圓時、ランキングずかあれば、私ず先生のペアが日本䞀だったず思う。

    その過皋の道に咲いおいる雑草や小さな花をじっくりみお芳察したり、クむズを出し合ったり、アリを1時間も芋続けおみたり。

    ゎヌルは小さなショッピングモヌルで、そこでちゃんず勉匷頑匵るみんなの差し入れ甚のお団子をお団子屋さんで人数分買うルヌティン。

    団子をみたらしが入った壺に぀けお完成ずするちゃんずした団子屋で、30本分、いっずきも目を離さず、団子がみたらし団子に倉わる瞬間を毎日芋続けた。

    私の分は䞀本入り甚のパックに入れおもらっお、私だけごた味も買っおもらえおた。

    その埌先生は決たっおい぀もサヌティワンに連れお行っおくれた。

    私は特に身長が小さかったので、ただアむスのショヌケヌスがギリギリ芋えるか芋えないかくらいでほが芋えおなかったんだず思う。

    「なんでも奜きなの遞んでね。」ず蚀われお入っお行っおわけのわからぬたた列に䞊んでドキドキしながらレゞにあっずいう間に着いおいたけど、毎回私が頌むのは「コヌンだけ」

    頑固な性栌だったので、「せっかくだからアむス食べなこ〜んなにたくさんの皮類があるんだよ」ず䜕回蚀われおも、「コヌンしか食べたくない」の䞀点匵り。

    このラリヌを䜕回したこずか。

    そしお申し蚳なさそうな顔で先生が店員さんに

    「コヌンだけでもいいですか」ず蚀っおいた時の声ず顔を匷く芚えおいる。

    その蚀葉の埌、店員たちのゎタゎタがあっお、その間も先生は私に「アむス本圓になくおいいの」ず䜕回も聞いおくれたけど、頌たず。しばらく経っお、コヌンだけでもいい蚱可が出お30円ですず蚀われお「やっす」ず思ったのを芚えおいる。

    店内に座っおむしゃむしゃコヌンを食べる。喉がずお぀もなく也く。

    本圓にそれだけでいいのず䞀口食べるたびに蚀われおいた。

    ​今になっお振り返るず、䞍思議で仕方がない。
    なぜ私は、あの色鮮やかな䞊の郚分を断固ずしお拒み続けたのだろう。

    ​もしかしたら、サヌティヌワンのポップすぎるアむスを「食べきる自信」がなかったのかもしれない。

    あんなに倧きくお、莅沢で、キラキラした甘さの塊を、自分がすべお䜓内に受け止めおいいのだろうかずいう、ちょっずした未知のモノに察する䞍安。あるいは、カラフルなフレヌバヌの遞択肢が倚すぎお、脳内の情報凊理が远い぀かず、本圓は本圓は楜しいの頌んでみたいけど、䞀番シンプルで、絶察に溶けなくお、䞀番知っおるの「コヌン」に逃げ蟌んでいたのかもしれない。

    私にずっおコヌンは、ポップすぎおカラフルすぎる眩しい暪文字の䞊ぶ䞖界における、唯䞀の安心できる「い぀もの味」だった。

    これに自分が遞んだアむスが乗るず、もう自分のものになりすぎるのがもしかしたら怖かったのかもしれない。たずえ、い぀も知っおるバニラアむスだったずしおも、サヌティヌワンずいうカラフルワヌルドの䞭でのバニラアむスは私がい぀も知っおるバニラアむスではないので、食べ切れるかなあずかずか、倧䞈倫かなずかずか。

    小さいころに抱いおいたサヌティヌワンっおテニスボヌルくらいの倧きさのむメヌゞでずんでもなくでかい印象だった。倧人になっお初めおサヌティヌワンでアむスを買った時、こんな小さかったんだず驚いた。そもそも幌少期にサヌティヌワンのアむスは食べたこずがないので、勝手なむメヌゞだけで過ごしおきた。思っおたより小さいアむスを芋お、「あの時もっずいろんな味を詊しおいたら良かった・・・」ずちょっず埌悔した。だっお、サヌティヌワンをこんなに毎日買っおもらえる機䌚なんおもう二床ず蚪れないよ

    食費を500円に抑えたい倧孊生にずっおのサヌティヌワンは手が震える金額。お誕生日クヌポンがでおる時に買うくらいのもの。

    だからこそ「あの時買っおおけば・・・」の埌悔も生たれるけど、本心はコヌンだけを頌む頑固さがあっお良かったず正盎誇らしい。あの時毎日いろんな味を食べるより、毎日ひたすらコヌンだけを食べた経隓。コヌンの甘さ。喉の枇き。氎のおいしさ。こがさない工倫。

    ​メニュヌにない、ただの「30円のコヌン」。

    ​本来なら、そんな泚文はシステム的にできないはずなのだ。アむスを乗せおこそのサヌティヌワンであり、バヌコヌドをピッず通すだけのスヌパヌのラベルずはわけが違う。それなのに、お店の人たちはそれ以降も毎日、䜕食わぬ顔で、快くその奇劙な泚文を蚱しおくれた。私ず先生の顔芋るだけでずびきりの笑顔でコヌンだけを枡しおくれた。

    サクサクの、銙ばしいコヌン。たった30円。そしお私は毎回店内で先生に芋぀められながら座っお食べる。

    たくさんの玙ナプキンずずもにそのたた差し出しおくれた店員さんの優しさ。メニュヌにないわがたたを、子䟛の偏愛ずしお䞞ごず抱きしめおくれたあの指定垭の空気には、今でも感謝しか残っおいない。

    改めお、サヌティヌワンでコヌンだけ泚文できるのかなず思っお調べおみたけど、できないみたい。できないず店員さん自身がダフヌ知恵袋のコメントで曞いおあった。

    あの塟の垰り道のサヌティヌワンには、もう二床ず食べられないかもしれない、あの堎所にしかない特別な時間が流れおいた。

    あのピンクの店内で、アむスを乗せないコヌンを䞡手で倧事に握りしめおいた私の姿は、今も私の食い意地ず、䞍噚甚な生き方の原点ずしお、静かに、だけど甘く銙ばしく、喉の奥に居座り続けおいる。

     
     
    わヌい毎日非効率わくわくのんきなむラストレヌタヌず、アむシングクッキヌも぀くっおたす。奜きの熱量ずこだわり匷め 食の゚ッセむずかなしい4コマ。島を愛しお、将来は島になりたい女です。 むンスタ @illustwaai Podcast食い意地ラゞオもやっおたす。 毎日楜しい☆

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