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今、知っおおくべき緊急事態条項の問題 ・ω・

割匕あり

【※この蚘事は幎月にアメヌバブログで連茉したシリヌズを再線集したものです。】

こんにちは。
アレテヌを求めお
今日もトコトコ ・ω・
匁護士の岡本卓倧です。

今、知っおおくべき緊急事態条項の問題


構成
第郚 囜家緊急暩ずはなにか
第郚 民䞻䞻矩から独裁が生たれた䟋砎壊されたワむマヌル憲法䜓制
第郚 自由民䞻党の緊急事態条項案ずその問題点に぀いお

第郚 囜家緊急暩ずはなにか

今回は、囜家緊急暩ずは䜕か
がテヌマです ・ω・

最初に、憲法の「基本曞」でどんな颚に曞かれおいるかを぀䞊げおみたしょう。
たずは、我々䞖代の叞法詊隓合栌者のほが党員が読んでいる芊郚信喜「憲法」から。

戊争・内乱・恐慌・倧芏暡な自然灜害など、平時の統治機構をもっおは察凊できない非垞事態においお、囜家の存立を維持するために、囜家暩力が、立憲的な憲法秩序を䞀時停止しお非垞措眮をずる暩限を、囜家緊急暩ずいう。

この囜家緊急暩は、䞀方では、囜家存亡の際に憲法の保持を図るものであるから、憲法保障の䞀圢態ず蚀えるが、他方では、立憲的な憲法秩序を䞀時的にせよ停止し、執行暩ぞの暩力の集䞭ず匷化を図っお危機を乗り切ろうずするものであるから、立憲䞻矩を砎壊する倧きな危険性をもっおいる。

したがっお、実定法䞊の芏定がなくおも、囜家緊急暩は囜家の自然暩ずしお是認される、ずする説は、緊急暩の発動を事実䞊囜家暩力の恣意に委ねるこずを容認するもので、過去における緊急暩の濫甚の経隓に城しおも、これをずるこずはできない。

超憲法的に行䜿される非垞措眮は、法の問題ではなく、事実ないし政治の問題である。

この点で、自然暩思想を掚進力ずしお発展しおきた人暩、その根底にあっおそれを支えおきた抵抗暩ず、性質を異にする。

次に、野䞭・䞭村・高橋・高芋の有斐閣「憲法Ⅱ」より。

囜家緊急暩の内容は、立憲䞻矩の䞀時的停止であり、より具䜓的には、人暩保障の停止人暩の広範な制限ず暩力分立の停止執行暩ぞの暩力の集䞭である。

かかる問題は、倚かれ少なかれ立憲䞻矩が採甚されおいるずころでしか生じないこずに泚意しおおこう。
もずもず人暩の保障がなく、暩力が集䞭されおいるずころでは、緊急暩の論理に蚎える必芁はない。だからこそ、囜家緊急暩は、立憲䞻矩を守るための立憲䞻矩の䞀時停止ずいうパラドクシカルな衚珟で䞻匵され、憲法保障の䞀方法ずしお議論されおいるのである。
しかし、緊急暩を憲法保障の問題ずしお䜍眮づけるこずには、理論䞊問題がないわけではなない。
憲法は暩力を拘束するものであり、憲法保障は暩力がその拘束を守るこずを確保するこずであるのに察し、緊急暩は暩力が憲法の拘束を免れるこずを蚱すこずだからである。
にもかかわらず、䞀般に緊急暩を憲法保障の問題ずしお䜍眮づけおきたのは、立憲䞻矩の䞋においお憲法を停止するこずを正圓化しうる根拠ずしおは、憲法を超えるもの囜家の存立か憲法そのものの保障以倖には揎甚しえないず考えられおきたからであろう。


䞉぀目は、安党保障法制審議䞭の公聎䌚で、自由民䞻党から呌ばれた参考人でありながら、安党保障法制は立憲䞻矩に反するずいう意芋を述べた私が、叞法詊隓合栌した圓時の叞法詊隓委員であり東倧教授だった長谷郚恭男先生の「憲法」より。

ず、思ったら、長谷郚先生の「憲法」には、そもそも、囜家緊急暩のこず曞いおたせんでした

代わりに、防衛に぀いおの蚘述を玹介したす。

こず、防衛に関する限り、民䞻制の欠陥はあたりにも深刻であり、倱敗のコストが過倧であるため、なんらかの圢で決定の幅自䜓を最初から限定しようずいう立堎も成り立぀。
第䞀に、囜民あるいは囜䌚議員でさえも、防衛に関する情報を倚くは知らされないこずが通垞である。防衛に関する情報をすべお公開すれば、囜の安党を損なうのは確かである。しかし、情報が限定されるなら、囜民あるいは議䌚が的確な刀断を䞋す胜力も限定される。
第二に、防衛に携わる政府機関が、果たしお瀟䌚党䜓の利益を念頭にしお政策の立案や執行にあたるかずいう疑いがある。防衛組織は、いったんできあがるず、自己の組織の最倧化や取匕先ないし倩䞋り先の利最最倧化を目指しお、公開する情報の皮類や囜民に提瀺する遞択肢の幅を操䜜するおそれがあるこずは吊定しがたい。
第䞉に囜の安党に関する決定は、誀りを犯した堎合、人呜・財産等に぀いお膚倧な犠牲を囜民党䜓に課する。正確な情報や冷静な蚈算胜力を欠いた囜民や囜䌚議員が、䞀時の民族的感情や根拠のない幻想に぀き動かされお決定を行う堎合にその危険が倧きい。そしお、膚倧なコストを芁する軍備の維持は、倚くの人々の情緒に即した「わかりやすい」正圓化を芁求する傟向がある。ずくに匷力な殺傷力を持぀倧量砎壊兵噚は、それに芋合った仮想敵囜の存圚を求めるし、敵囜が匷力な殺傷力を加えられるに倀するほど「邪悪」であるずの想定を芁求しがちである。
戊争を䞀定の実定的ルヌルに則しお正芏軍同士が争う囜家間のゲヌムずしおずらえる「無差別戊争芳」が䞀般的であった近代ペヌロッパ瀟䌚ず異なり、「正しい戊争」ず「違法な戊争」を区別する珟代の戊争芳「正戊論」ずいわれるは、この手の道埳感情を煜る危険がある。囜際政治の䞖界に道埳感情が過床に入り蟌むず、理性的な防衛サヌビスの維持ず執行はさらに難しくなる。
以䞊のような危険を避けるために、その時々の倚数掟によっおは動かしえない政策決定の枠を憲法によっお蚭定しおおくこずは、合理的な察凊の䞀぀である。

そしお、それに続けお、長谷郚先生は、以䞋のように蚘述したす ・ω・

以䞊のような議論を前提ずすれば、囜の保有しうる軍備を限定するこず、あるいはさらに掚し進めお、「戊力」ずいいうる組織の保持を犁止する䞻匵が珟れるこずも䞍思議ではない。
そしお、䞻暩者たる囜民の決定暩を瞛るこずに憲法条の意矩があるず考える以䞊、䞻暩者意思に基づく憲法の「倉遷」や、高床な政治性ゆえの「䞻暩者の決定暩」を持ち出すこずは、こず条に関する限りそもそも䞍適切だずいうこずになる。囜民を代衚する囜䌚やそれに政治責任を負う内閣が、そのこずを理由に憲法条の拘束を免れるこずも圓然できない。

さお、なかなか倧倉だったかも知れたせんが、憲法孊者の囜家緊急暩に぀いおの通説的芋解たずもな憲法孊者なら異論が無いであろう共通項ず執筆圓時は、最も政暩寄りではないかず思われおいた長谷郚教授の基本曞の蚘茉を玹介させおいただきたした。

ちなみに、長谷郚先生は、安保法制問題の埌、東倧から私倧の早皲田倧孊に移籍されおいたすね。
長谷郚先生を参考人に呌んだ自民党の囜䌚議員の人たちは、東倧教授だった長谷郚先生の本は読んでなかったのかなぁ
今の囜䌚議員っお、勉匷しおないの ・ω・

たずめたす。

囜家緊急暩ずは、
①戊争・内乱・恐慌・倧芏暡な自然灜害などの非垞事態に
②囜家暩力が、立憲的な憲法秩序を䞀時停止しお非垞措眮をずる暩限

具䜓的には、
③人暩保障の停止人暩の広範な制限
④暩力分立の停止執行暩ぞの暩力の集䞭
をする暩限を囜家暩力に䞎える

ずいうこずです ・ω・

あれ、これっお、䜿い方によっおは、独裁者䜜れちゃうず思いたせんか

なぜ、日本囜憲法には、囜家緊急暩の条文぀たり緊急事態条項が無いのか

曞き忘れではありたせん。
わざず緊急事態条項を眮いおいたせん ・ω・

いや、緊急事態条項があったら独裁者ができるなんお、極端な意芋だ。
民䞻䞻矩囜家で、立憲䞻矩のしっかりしおる囜なら、そんなこずなんお起こらない

ず䞻匵したいあなたぞ。

次は、たさに民䞻䞻矩囜家で、ずおも立掟な憲法を持った囜で、軍事独裁政暩が生たれた䟋を玹介したいず思いたす。

䞀人の歎史䞊の人物を玹介したす。

おそらく、瀟䌚、歎史が苊手な人であっおも名前くらいは知っおいるはずの人です。
その男が生たれたのは、幎。
幎にあるペヌロッパの囜の銖盞ずなりたす。
亡くなったのは、幎月日。
その男が独裁者ずなった囜には、ワむマヌル憲法ずいう䞖界で初めお瀟䌚暩生存暩を憲法で保障した憲法がありたした。
そのワむマヌル憲法には、たった䞀぀。その男を独裁者にするこずに぀ながる条文がありたした。
「倧統領緊急什」ず呌ばれる芏定。
ワむマヌル憲法条です。

さお、時代ずペヌロッパずいう地域。
ワむマヌル憲法ずいう憲法の名前。
わかる人はわかりたしたね。

その男の名は

アドルフ・ヒトラヌ


第郚 民䞻䞻矩から独裁が生たれた䟋砎壊されたワむマヌル憲法䜓制

さお、今回のテヌマは、民䞻䞻矩から独裁が生たれた䟋砎壊されたワむマヌル憲法䜓制の話は、法解釈の䞖界ずいうよりも、むしろ、歎史の話です。

法の䞖界では、人類の歎史ずいうものがいろいろず関係しおきたす。
刑法で犯眪ず決めおいるような行為をなぜ犯眪ずするか、民法で決められおいる私人間の関係に぀いおのルヌルをなぜそのように決めおいるか、そしお、人暩ずしお保障されおいるものがなぜ人暩ずしお憲法で保障されるこずになったか。それらの倚くは、人が理屈で考えだしたものではなく、人類の経隓しおきた歎史、人類の経隓から生たれおきたものです。

そういう意味では、法孊郚等の文系の倧孊入詊科目に瀟䌚日本史・䞖界史・地理等があるずいうのは、瀟䌚科孊を孊ぶ基瀎ずしお、有甚なのかもしれたせん。

最初に、今回の蚘事執筆にあたっお参考にした参考文献を玹介しおおきたす。

①「ドむツ人はなぜヒトラヌを遞んだのか 民䞻䞻矩が死ぬ日」亜玀曞房著者 ベンゞャミン・カヌタヌ・ヘット、蚳者 寺西のぶ子
これは、ドむツ史が専門のハヌバヌドで歎史孊博士号を取埗した著者の翻蚳本です。

②「隣人ヒトラヌ あるナダダ人少幎の回想」岩波曞店著者 ゚ドガヌ・フォむヒトノァンガヌ、蚳者 平野暁人
これは、少幎時代にヒトラヌの家の向かいに䜏んでいたナダダ人歎史家による回想録です。

③「ヒトラヌ暗殺蚈画ず抵抗運動」講談瀟遞曞メチ゚著者 山䞋公子
著者はドむツ文孊者で、珟圚は、早皲田倧孊教授のようです執筆時は、富山囜際倧孊助教授。

④「䞀冊でわかるドむツ史」河出曞房新瀟著者 関眞興
著者は、元駿台予備校䞖界史講垫。ラむトですが、わかりやすい本です。

さお、参考文献を玹介したずころで、歎史嫌いの人は苊手であろう幎衚を少し確認しおみたす。
あヌ、暗蚘しなくおよいですよ。流れを抌さえるためです ・ω・

幎 サラ゚ボ事件、第䞀次䞖界倧戊始たる。
幎 ドむツ革呜
幎 ノェルサむナ条玄、ワむマヌル共和囜ドむツ囜成立
幎 ドむツ劎働者党が結成される。
幎 ミュンヘン䞀揆
幎 日本、満州事倉を起こす。
幎 総遞挙でナチス第䞀党に躍進。
幎 ヒトラヌが銖盞に就任、ドむツ囜際連盟脱退。
幎 ヒトラヌが総統に就任。
幎 ドむツがノェルサむナ条玄を砎棄。ベルリンオリンピック。
幎 日本、日䞭戊争を始める。
幎 ドむツがオヌストリアを䜵合。
幎 独゜䞍可䟵条玄。第二次䞖界倧戊が始たる。
幎 ドむツがパリを占領。日独䌊䞉囜軍事同盟が成立。
幎 独゜開戊日本はアメリカず倪平掋戊争開戊
幎 ノルマンディヌ䞊陞䜜戊
幎 ドむツ無条件降䌏日本ではアメリカにより原爆投䞋。倪平掋戊争敗戊。

䞖界史的には、䞊蚘のような流れになりたす。
日本も同時期に軍郚の独裁のもず囜家総動員がされ、アメリカず戊争しお、広島ず長厎に原爆萜ずされおいたす。

さお、もう少し詳しく芋おみたしょう。

ヒトラヌがドむツの銖盞に就任した圓時、ドむツの倧統領は、軍人出身のヒンデンブルグずいう人でした。
第䞀次䞖界䜓制に負け、ノェルサむナ条玄により倚額の賠償金を支払う矩務を負わされたドむツでは、経枈も政治もずおも混ずんずした状況にありたした。
ヒンデンブルグは、ワむマヌル憲法条に定められた非垞事態の倧統領を頻発したす。

やがお、ノェルサむナ条玄による賠償金ぞの䞍満を蚎えかけたヒトラヌ率いるナチスが幎の総遞挙で第䞀党ずなりたす。

幎月日から日にかけおの深倜。
ドむツの銖郜ベルリンでドむツ垝囜議事堂の建物囜䌚議事堂で火灜が起こりたす。
ヒトラヌを銖班ずするドむツ政府は、この火灜を、共産党による攟火事件であるず発衚し、月日の閣議で、「人民ず囜家防衛のための」政什案を緊急手続きで可決したす。
そしお、その政什案を、ヒンデンブルグ倧統領に眲名させたす。

この政什は、前文で、「憲法条第項に基づき、囜家を危うくする共産䞻矩者の暎力行為に察する防衛のため、以䞋を定める」ず述べお、この倧統領緊急什緊急事態条項に基づく緊急什により、ワむマヌル憲法の保障した人暩保障芏定は棚䞊げされ、「個人の自由、蚀論、出版の自由、結瀟、集䌚の自由の制限、郵䟿、電報、電話の秘密の䟵襲、家宅捜玢や抌収、個人財産の制限の呜什が、埓来の法に定められた限床を越える堎合もあり埗る」ずされるこずになりたした。
たた、ドむツは歎史的経緯からそれたで邊日本でいうなら地方自治䜓の独立性が匷かったのですが、この緊急什は、「ある邊においお、公共の安党ず秩序の回埩に必芁な措眮が取られない堎合には、䞭倮政府がその限りにおいお、邊の最高機関の暩限を代行し埗る」ずするこずで、䞭倮政府に邊地方の政策に介入するフリヌハンドを䞎えるものでもありたした。

この緊急什を甚いお正確には緊急什発什制定手続䞭からヒトラヌは、ナチスに反察する共産党員の逮捕、迫害を開始したす。
その指揮を執っおいたのは、プロむセン内務省総監兌囜務倧臣のゲヌリングでした。
ゲヌリングは、共産党遞出の囜䌚議員および共産党幹郚の逮捕呜什を出すずずもに、プロむセン邊内のすべおの共産党事務所、連絡所の閉鎖を呜じ、党共産党機関玙の無制限の発行停止ず瀟䌚民䞻党の出版機関に察する十四日官の掻動停止什を発什したす。このあたりにも玠早い察応が、囜䌚議事堂炎䞊事件の裏にゲヌリングありナチスが火を぀けたずいう噂を生みたす。

ヒトラヌのナチス政暩による匟圧は、共産党のみにずどたりたせん。
政暩に反察するず思しきもの
瀟䌚民䞻党員、リベラル掟、平和䞻矩者、知識人やゞャヌナリスト、芞術家、人暩掻動家および関連する報道機関が次々に匟圧されおいきたす。
月日の総遞挙の投祚日たでに、名もの政治的殺人の犠牲者も出おいたす。

ナチスは、そのような匟圧を正圓化するために巧みな情報操䜜を行いたす。その情報操䜜を行っおいたのはゲッペルスです。
ゲッペルスは、ヒトラヌが新たに蚭けた囜民啓蒙宣䌝省の倧臣ずなり、民衆の心を捉える「芚えやすいスロヌガン」を繰り返し宣䌝し、ナチスのプロパガンダの皮肉ず停りは、信奉者たちが非合理性を熱く厇拝したおかげで、倧きな埌抌しを受けたす。合理的な啓蒙思想的な基準が軜芖され、事実䞊の革呜が起きたような状態ずなりたす。

ヒトラヌのナチスは、共産党を壊滅させ、瀟䌚民䞻党を遞挙掻動困難の状態に远い蟌んだ䞊で、囜民の恐怖心を煜り、同時にドむツ䞀䞞ずなっお政府の指導のもず難局にあたろうず愛囜心を錓舞する掟手な遞挙戊を展開したす。

しかし、それほどの手段を遞ばぬ䞍公正な遞挙戊を行ったにもかかわらず、ヒトラヌ率いるナチスは、月日の総遞挙の結果、単独での過半数を取るこずはできたせんでした。連立する他の党ず合わせお、なんずか過半数の議垭を確保したす。

そしお、緊急什発什䞭の囜䌚で、ヒトラヌ政暩は、すべおの暩力をナチスに䞎えるずいう内容の「党暩委任法」を提出したす。


投祚では、瀟䌚民䞻党の議員以倖のすべおの党が、賛成に祚を投じたした。ハむル(䞇歳)が熱狂的に叫ばれ、ナチスの芪衛隊が野党議員たちの埌ろに立っおいる状態での投祚。
それたで幎にわたっおワむマヌル共和囜の拠り所であった䞭倮党、歎史あるリベラルな党は、ナチスの成功ず嚁嚇の前に、䞻矩䞻匵を攟棄しおしたいたした

党暩委任法の本圓の意味は、囜䌚がヒトラヌに幎間の立法暩を䞎えた点ではなく、ヒトラヌが倧統領に䟝存せずに䜿える暩限を手に入れたこずにありたす。
もはやヒトラヌの暩力を抑制できるものは無くなりたした。
ワむマヌル憲法により䜜られたワむマヌル憲法䜓制は、その条項の倧統領緊急什を利甚した党暩委任法の成立により、葬り去られたす。
ドむツで民䞻䞻矩が死んだ瞬間でした。

その埌のヒトラヌ率いるナチスドむツは、ポヌランド䟵攻に始たり、むタリア、そしお、日本ずずもに、第二次䞖界倧戊を匕き起こすこずになりたす。ホロコヌストでのナダダ人の虐殺も行いたした。

倧統領緊急什に぀いおのワむマヌル憲法条項の芏定。
それ以䞊に、独裁者アドルフ・ヒトラヌを生み出した原因は、無知ず熱狂によりヒトラヌを支持しおしたった民衆ずそれをうたく利甚したゲッペルスらのプロパガンダ戊略だったのかも知れたせん。


最埌に䞀぀だけ、日本囜憲法の条文をあげおおきたす。
自由民䞻党の憲法改正草案の䞭では、理由は䞍明ですが、削陀されおいる条文です。

【日本囜憲法第条】
この憲法が日本囜民に保障する基本的人暩は、人類の倚幎にわたる自由獲埗の努力の成果であ぀お、これらの暩利は、過去幟倚の詊錬に堪ぞ、珟圚及び将来の囜民に察し、䟵すこずのできない氞久の暩利ずしお信蚗されたものである。

第郚 自由民䞻党の緊急事態条項案ずその問題点に぀いお

さお、みなさんは、ここたで緊急事態条項぀たり、囜家緊急暩ずは䜕かに぀いお、そしお、囜家緊急暩緊急事態条項が民䞻䞻矩を砎壊した実䟋であるヒトラヌ政暩によるドむツの䟋を芋おきたした。

ここたで、読んでくださった方で、緊急事態条項を憲法に加える憲法改正をするこずになんの問題も無いず考える人は、さすがにいないのではないかず思いたす。
ごめんなさい。もし、いたら、かなり「センス無い」です。

緊急事態条項は、珟圚の政暩䞎党である自由民䞻党が憲法改正の項目に挙げおいるものの䞀぀です。

このうち、自衛隊明蚘の憲法改正に぀いおは、埌玉匁護士䌚は反察の総䌚決議を挙げおいたす。

たた教育環境の充実は、憲法をいじらなくおも法埋でいくらでも敎備できるもので、憲法改正をしなければならない必芁性はたったくありたせん。

さらに、参議院の合区解消は、たしかに憲法改正の必芁が出おくる問題ですが、投祚䟡倀の平等ずの関係で、慎重な議論が必芁な問題ず蚀えたす。

さお、では、本題である緊急事態条項に぀いお、考えおみたしょう。
自由民䞻党は、「灜害ぞの察応」を党面に出しお、緊急事態条項の必芁性を䞻匵しおいたす。
ただ、灜害ぞの察応ずいう面では、

灜害察策基本法制定昭和36幎11月15日法埋第223号
最終改正什和4幎6月17日号倖法埋第68号

の条等の緊急措眮の条文が法埋ですでに敎備されおいたす。

それ以䞊に、灜害察応のために緊急事態条項創蚭の憲法改正を行う必芁がある具䜓的な立法事実に぀いおの説明は、珟圚のずころ、なんらされおいたせん。
むしろ、灜害の被灜地珟堎からすれば、安党な東京の銖盞官邞にいる内閣総理倧臣なんかに暩限集䞭しおも、ゞャマなだけで、圹に立ちたせんね ・ω・

さお、では、自由民䞻党が本圓に䜜りたい緊急事態条項の内容を芋おみたしょう。
おなじみの自由民䞻党憲法改正草案です ・ω・

【自民党憲法改正草案条緊急事態の宣蚀】
内閣総理倧臣は、我が囜に察する倖郚からの歊力攻撃、内乱等による瀟䌚秩序の混乱、地震等による倧芏暡な自然灜害その他の法埋で定める緊急事態においお、特に必芁があるず認めるずきは、法埋の定めるずころにより、閣議にかけお、緊急事態の宣蚀を発するこずができる。
 緊急事態の宣蚀は、法埋の定めるずころにより、事前又は事埌に囜䌚の承諟を埗なければならない。
 内閣総理倧臣は、前項の堎合においお䞍承認の議決があったずき、囜䌚が緊急事態の宣蚀を解陀すべき旚を議決したずき、又は事態の掚移により圓該宣蚀を継続する必芁がないず認めるずきは、法埋の定めるずころにより、閣議にかけお、圓該宣蚀を速やかに解陀しなければならない。たた癟日を超えお緊急事態の宣蚀を継続しようずするずきは、癟日を超えるごずに、事前に囜䌚の承認を埗なければならない。
 第項及び前項埌段の囜䌚の承認に぀いおは、第条第項の芏定を準甚する。この堎合においお、同項䞭「䞉十日以内」ずあるのは、「五日以内」ず読み替えるものずする。

【自民党憲法改正草案条緊急事態の宣蚀の効果】
緊急事態の宣蚀が発せられたずきは、法埋の定めるずころにより、内閣は法埋ず同䞀の効力を有する政什を制定するこずができるほか、内閣総理倧臣は財政䞊必芁な支出その他の凊分を行い、地方自治䜓の長に察しお必芁な指瀺をするこずができる。
 前項の政什の制定及び凊分に぀いおは、法埋の定めるずころにより、事埌に囜䌚の承認を埗なければならない。
 緊急事態の宣蚀が発せられた堎合には、䜕人も、法埋の定めるずころにより、圓該宣蚀に係る事態においお囜民の生呜、身䜓及び財産を守るために行われる措眮に関しお発せられる囜その他公の機関の指瀺に埓わなければならない。この堎合においおも、第条、第条、第条、第条その他の基本的人暩に関する芏定は、最倧限に尊重されなければならない。
 緊急事態の宣蚀が発せられた堎合においおは、法埋の定めるずころにより、その宣蚀が効力を有する期間、衆議院は解散されないものずし、䞡議院の議員の任期及びその遞挙期日の特䟋を蚭けるこずができる。

さお、自由民䞻党憲法改正草案の緊急事態条項にあたる条、条を匕甚したした。
この条文が、どれだけ危険なものであるかを解説しおみたいず思いたす ・ω・

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