謝謝 Very much!|漕縁に感謝
石川県津幡町で開催された
『第17回全日本マスターズレガッタ』に参加してきました。
2日間で4種目にエントリー。
ありがたいことに
2種目でチャンピオンメダルを獲得することができました。

でも今回 私の中で一番大きかったのは
メダルの数ではありません。
やはり…
漕縁(そうえん)
です。
全国から…
そして海外からも。
約1,200人のオアズマンたちが集まりました。
ボートをこよなく愛する仲間たちが
年に一度再会する場所。
それがマスターズレガッタです。
マスターズレガッタの面白さは
年齢を重ねても挑戦できること。
この大会では クルーの平均年齢によって
5歳刻みでカテゴリー分けされています。
だから年齢を重ねても
それなりに戦える(笑)
だからこそ 人生を重ねながら続けていけるスポーツなのだと思います。
今回メダルを獲得した種目のひとつは
クォドルプル(4人乗りスカル)

実は この種目での優勝は初めてでした。
新しい種目で結果を出せたことは
とても嬉しい経験でした。

そしてもうひとつは、
長年一緒に漕いできた
大学の先輩・同期・後輩とのナックルフォア
こちらは連覇です!
今回 最も感謝を感じたのは
このクルーメンバーです。
大学時代の厳しい練習を共にし
今もなお 一緒に艇を進められる。
それだけで奇跡のようなことです。


このナックルフォアのメンバーで
シェルフォアにも挑戦しました。
40年以上前
同志社大学としてインカレに出場した時…
当時全盛期だった東大と対戦し
敗れました。
そして今大会…
年月を超えて
また東大OBの淡青会クルーと対戦しました。
「今度こそリベンジを」
そんな思いもありました。
結果は接戦の末…敗戦。
でも 不思議と悔しさだけではありません。
40年以上の時を超えて
再び同じ相手と艇を並べている。
それ自体が
すごいことだと思ったのです。


大会が終わって
今 あらためて感じたことがあります。
ボートは
一人ではできない競技だということです。
そもそも
一緒に漕ぐ仲間がいなければ艇は進みません。
呼吸を合わせ
力を合わせ
同じ方向へ艇を進める。
そこには信頼があります。

さらに
切磋琢磨できる相手がいること。
競う相手がいるからこそ
自分たちは成長できます。
勝っても 負けても
そこに学びがある。
これもまた
大切な漕縁です。
そして
岸から応援してくれる仲間たち。
「頑張れー!」
その声に
どれだけ力をもらったかわかりません。
漕ぐ仲間
競う仲間
応援してくれる仲間
すべてが「漕縁」
感謝は尽きません。
今年も 90歳の大原大先輩が
お元気にレースへ出場されていました。
しかも Jクラス(80ー82歳)エイトで優勝!
その姿を見ているだけで
勇気をいただきます。
年齢を言い訳にせず
人生を楽しみ続ける姿。
本当にかっこいい。

そして
元気にボートを漕げる自分の身体にも感謝です。
健康であることは
決して当たり前ではない。
思いきりオールを引けること。
仲間と笑い合えること。
それ自体が 本当にありがたいことです。
さらに その身体を授けてくれた母。
丈夫に生んでくれたこと。
ここにもまた
感謝がつながっていきます。
そして この大会の開催は
決して当たり前のことではありません。
準備・運営に関わってくださった大会関係者の皆さま。
地元・石川県のボート関係者の皆さま。
多くの方々の支えがあって
私たちは安心して漕ぐことができます。
本当に感謝しかありません。
感謝を辿っていくと
結局 人にたどり着く。
そして命にたどり着く。
ボートという競技を通して
人と人がつながる。
世代を超え 地域を超え 国を超えて。
同じ方向へ艇を進める。
これもまた
平和のひとつの形なのかもしれません。
今年も たくさんの漕縁に感謝。
感謝は心のエネルギー。
謝謝 Very much!
