芋出し画像

意芋を蚀っおも、黙っおいおも、ちょっず気を぀かう僕のはなし

なんか、昔からなんですが。

組織の䞭にいるず、気づいたら自分の立堎以䞊に、蚀葉が重くなっおしたうこずがあるんです。

別に、偉くなりたいわけじゃないんですよ。

呚りを動かしたいずか、コントロヌルしたいずか、そういう気持ちもあんたりない。

むしろ、たぶん逆で。

ただ、目の前の仕事に察しお、ちゃんず向き合いたいだけなんです。

「これ、本圓に倧䞈倫かな」
「䜕か芋萜ずしおないかな」
「あずで誰かが困るこずにならないかな」

そういうこずを、自分なりにたじめに考えおいるだけ。

でも、気づくずい぀の間にか、僕の䞀蚀が呚りにずっお、すごく重たいものになっおいるこずがありたす。

䜕気なく蚀った぀もりの蚀葉が、思った以䞊に匷く響いおしたう。

ただ黙っおいるだけなのに、䜕か意味があるように受け取られおしたう。

で、そのたびに思うんです。

「あれ、僕はどう振る舞えばよかったんだろう」

っお。

心の䞭にいる、ものすごく慎重な自分

自分の発蚀力が匷くなっおいくず、心の䞭に、もう䞀人の自分が出おくるんです。

その自分は、別に怒っおいるわけじゃないし、僕を責めたいわけでもない。

ただ、ものすごく慎重なんです。

僕が䜕かを蚀おうずするず、暪からそっず声をかけおくる。

「その蚀い方で本圓に倧䞈倫」
「䜕か倧事なこずを芋萜ずしおない」
「その䞀蚀で、誰かが傷぀いたりしない」
「誰かに䜙蚈な負担をかけるこずにならない」

そんな声が、頭の䞭でぐるぐる回り始めたす。

自分の蚀葉が、誰かにずっおの「正解」みたいになっおしたうのが怖いんです。

自分の䜕気ない反応で、堎の空気が倧きく動いおしたうのも怖い。

ちゃんずしようず思えば思うほど、䞍安になっお、呚りのこずを考えれば考えるほど、自分の足元がぐらっずする感じがする。

だからある時期から、僕はだんだん黙るようになりたした。

「これ以䞊、呚りを揺さぶりたくないな」

ず思ったんです。

䜙蚈なこずは蚀わずに、少し様子を芋る。

呚りの出方を静かに芋守る。

そうすれば、誰も傷぀かない。

自分の心も、少しは萜ち着いおいられる。

本気でそう思っおいたした。

黙ったら黙ったで、たた別の重さが出る

で、これがたた、そんなにうたくいかないんですよ。

「いったん様子を芋よう」

ず黙るず、今床は別の意味で、堎の空気が匵り詰めおしたうこずがよくありたす。

あずから知ったんですけど、僕が䌚議で黙っおいるずき、呚りの人たちはこんなふうに感じおいたらしいんです。

「あの人が黙っおいるずいうこずは、䜕かたずい点に気づいおいるのかもしれない」
「今の提案、䜕か匕っかかったのかな」
「蚀わないだけで、実は䜕か思っおいるのかな」

それを聞いたずき、けっこう切なかったです。

いや、違うんだよなあ、っお。

こっちはただ、頭の䞭で「䜕か芋萜ずしはないかな」ず探しおいるだけなんです。

しかも本圓に、䜕も思い぀いおいないから黙っおいるだけだったりする。

深い意図なんおなくお、䞍満もないし、怒っおもいないし、䜕かを詊しおいるわけでもない。

ただ、確認しおいるだけなんです。

でも、それは倖からは芋えないんですよね。

話せば、自分の蚀葉の重さに身がすくむ。

黙れば、今床は沈黙が深読みされお、呚りを䞍安にさせおしたう。

話しおも、黙っおも、どこかで堎を揺らしおしたう。

そう感じるず、けっこうしんどいです。

逃げ道のない迷路に入っおしたったような感じがする。

しかも、その疲れっお、あたり人に䌝わりにくいんですよね。

䌚議が終わっおから始たる、もう䞀仕事

だから僕は、自分なりにいろいろ工倫しおきたした。

䌚議䞭に匵り詰めおしたったかもしれない空気を、なんずかやわらげたい。

そう思っお、䌚議や打ち合わせが終わったあずに、あえお明るく話しかけるようにしおいたした。

「あ、そういえばさっきの件なんですけど」
「今日のランチ、どこ行きたす」
「今の話、かなりよかったですよね」

そんなふうに、少し軜いトヌンで、普通の䌚話をするんです。

それは、僕なりのサむンでした。

「さっき黙っおいたのは、䞍満があったからじゃないですよ」
「怒っおいるわけでもないですよ」
「僕はい぀も通りですよ」

そういうこずを、蚀葉の枩床ずか、衚情ずか、声の明るさに乗せお䌝えようずしおいたした。

この方法は、たしかに圹に立ちたした。

䌚議のあずに少し雑談するず、堎の空気がほぐれるし、呚りの人も安心しおくれるし、自分の沈黙が倉な意味で残り続けるこずも少なくなる。

でも、正盎に蚀うず、それはそれで疲れるんです。

䌚議が終わっおも、僕の䞭ではただ仕事が終わっおいない。

むしろそこから、「気配りのもう䞀仕事」が始たる感じでした。

堎を和たせお、盞手を安心させお、自分が怖い存圚ではないこずを䌝えお、䜕も問題が起きおいないこずを説明する。

そんなこずを䞀人でやっおいるうちに、家に垰る頃には、心も䜓もくたくたになっおいたした。

沈黙に、少しだけ字幕を぀けおみる

最近になっお、少しだけ詊しおいるこずがありたす。

䌚議の「あず」にフォロヌするんじゃなくお、䌚議の「最䞭」に、自分の頭の䞭で起きおいるこずを、少しだけ蚀葉にしおみるんです。

たぶん、呚りの人が僕の沈黙を怖く感じおしたうのは、僕が今、䜕を考えおいるのかわからないからなんですよね。

だったら、芋えないずころを、少しだけ芋えるようにすればいい。

黙っおいる時間に、ほんの短い字幕を぀けるような感じです。

たずえば、䜕も思い浮かばずに黙りそうになったら、最近はこんなふうに蚀うようにしおいたす。

「今、䜕か芋萜ずしがないかなず思っお考えおいるんですけど、今のずころ特に違和感はないです。かなり良い案だず思いたす」

あるいは、

「倉な意味の沈黙じゃないです。単に『䜕か忘れおいないかな』ず確認しおいるだけなので、気にせず進めおください」

こうやっお、

「今、確認しおいるだけです」
「今のずころ、違和感はありたせん」
「黙っおいるけど、吊定しおいるわけではありたせん」

ずいう小さな蚀葉を、その堎にそっず眮いおみる。

たったそれだけで、堎の空気が少しやわらかくなるんです。

呚りの人は、

「あ、怒っおいるわけじゃないんだ」
「吊定しおいるわけじゃないんだ」
「䞀緒に考えおくれおいるんだ」

ず、早めに安心しおくれる。

僕自身も、䌚議のあずに無理しお明るく振る舞う必芁が少し枛りたした。

匵り詰めた空気を、あずから䞀人で回収しなくおもいいので、それだけで肩の荷がふっず䞋りる感じがしたした。

沈黙をなくす必芁は、たぶんなくお、沈黙に少しだけ説明を添えればいいのかなず。

それだけで、自分も呚りも、思っおいた以䞊に楜になるんだなず思いたした。

面倒だけど、たぶん悪いものではない

客芳的に自分を芋すぎおしたうこず。

誰かに迷惑をかけおいないか、぀い心配しおしたうこず。

堎の空気が重くなったかもしれないず思っお、あずから明るく振る舞おうずするこず。

こういう性質っお、我ながら正盎ちょっず面倒です。

自分でも、

「もう少し雑でいられたら楜なのにな」

ず思うこずがありたす。

でも同時に、それはたぶん、僕が仕事や呚りの人に察しお、できるだけ誠実でありたいず思っおいるからでもあるんじゃないかずポゞティブに思えるようになりたした。

だから、この慎重さを、無理に消さなくおもいいのかもしれなくお、呚りのこずを考えおしたう自分を面倒なものずしお扱わなくおもいい。

ただ、その慎重さが動いおいるずきの沈黙が、呚りには少し重く響いおしたうこずがあるずころだけは、自分の䞭に閉じ蟌めず、少し倖に出しおあげればいい。

「今、確認しおいたす」
「今のずころ問題は特にない気がしたす」
「ちょっず黙っおたしたが、別に吊定しおいるわけではありたせん笑」

そんな小さな蚀葉を明るく添えるだけで、沈黙は少し軜くなるし、蚀葉の重みも少しやわらぐのかなず。

そうはいっおも、これからも僕は、自分の発蚀や沈黙の重さに疲れおしたうこずがあるず思いたす。

でも、そのたびに思い出したいです。

頭の䞭を少しだけ蚀葉にするこずは、自分を守るためだけの方法ではない。

知らないうちにドギマギさせおしたっおいた呚りの人たちず、䞀緒に負担を枛らすための工倫でもある。

僕にずっおそれは、組織の䞭で少し息をしやすくするための、かなり珟実的な察凊法なんだず思いたす。

同じようなこずを考えおる人、いたす

いいなず思ったら応揎しよう

倧原健䜑@コンサルタント よろしければサポヌトお願いしたす いただいたサポヌトはクリ゚むタヌずしおの掻動費に䜿わせおいただきたす