自信がない、は途中です。
自信は、貯金制だと思っていた。
自分で出来た、自分でも出来た。
そんな小さな成功体験を積み上げたら、
自分は出来るんだって思える。
他人からの評価を得れば、
自分は凄いんだって思えるようになっていく。
自信は全くない。あるように見えていたなら、
あぁ、良かったぁって思うくらいに。
他人と比べて落ちる日もある。
それでもふとしたきっかけで、また何か上手くいきそうな気がして、調子が良くなって。
そして、またちゃんと落ちる。
そんな繰り返しをしている私が言うのもなんなんだけれど、成功体験は、ただの経験にすぎなかった。
自信を持つという事は、漢字の通り自らを信じる事。信じてあげられる事。
他人と比べて、自分ってダメだなって思ってしまったら、誰が自分を「いいね」って押してあげられるのだろう。
自分は無理だな、下手くそだな、自分でなくてもいいよね、自分はかっこ悪いし、うまくできないし、センスも才能ないな、とか。
自分を一緒になって否定し続けていた。
育った環境だとか、心無い言葉だとか、誰それのせいなのかもしれないけれど、そうすることしか出来なかったのかもしれないけれど、
自分自身のことを勇気を持って大切に守ってあげられなかったのは自分だったと、今、そう思う。
私は私の一番のファンでありたい。
推しでありたい。
・・・・・・一番厄介なファンでもだ。
自信とは「経験の積み重ね」ではなく、
「どんな自分でも信じてあげる覚悟」なんだ。
特別に何かがあったわけじゃないけれど、
ふとそんな気がした。
ーーー私はまだ、途中にいる。
#創作大賞2026 #エッセイ部門
