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私には、頑張りたい今日がある

ちょっとだけ、いや、かなり嬉しいことがあった。

3か月で、筋肉量が2.3kg増え、体脂肪率が3.7%も減った。
嬉しくて、思わず歯医者さんではしゃいでしまった。



私が通う歯科医院には、管理栄養士さんが常駐していて、高性能な体成分分析装置「InBody」というハイテク機械が置いてある。
3か月に一度、歯のメンテナンスの際に500円を払うと計測できて、管理栄養士さんから、食事や運動の指導を受けることができる。

家にある、カタログギフトでもらった簡易的な体脂肪計とは違い、タンパク質やミネラル、水分量まで分析してくれる。私の身体が見事に数値化されるのだ。

導入されて約3年。 通い続けて、測り続けて、ついに過去最高の数値を叩き出した。
3か月ぶりの管理栄養士さんが、印刷し終わった用紙を手に、席に着きながら「おはぎさん何があったんですか?」と慌てた様子で聞いてきた。

私にも思い当たる節はある。とりあえず早くその用紙を見せてくれ。と思うも、ニヤつきながら「減ってました?」とはやる気持ちで聞いた。

3か月前と今回のデータを比べながら、丁寧に説明してくれた。
面白いことに、体重は全く変わっていなかった。 けれど、数値が示す私の身体の中身は、以前とはまるで別人のようだった。


振り返れば、ウォーキングを始めて約1年になる。「1日1万歩くらい歩けば痩せるだろう」と高を括っていたが、現実はそう甘くなかった。

去年の秋からは、食事も見直した。 スーパーの買い物かごには、いつだって卵と胸肉と豆腐が入っている。冷蔵庫を開ければ、そこはタンパク質の宝庫のよう。自分でも「アスリートか?」と突っ込みたくなるラインナップだ。

夜更かしもやめた。 夜は一瞬で過ぎ去るからこそ、早く布団に入ると心に決めた。照明をできるだけ落とし、スマホを置き、眠りに入るための過ごし方を意識している。

でもそんなに丁寧な暮らしではない。3日に1回は、ダラダラとテレビに溺れ、ネトフリが再生されるままに見続けることだって余裕である。


それでも、今回のダイエットは本気だった。
なかなか変化が出なかったから、この2ヶ月は筋トレにも力を入れた。 過去に何度もジムに入会してはフェードアウトしてきた私。もうジムには行かないと決めている。

頼れるのはYouTube先生だけ。タダでトレーニングを教えてくれる。ありがたい時代だなと心に染み入る。お世話になっているのは、竹脇まりなさんや、鈴木達也さんのチャンネル。おすすめはトレーニング動画ばかり出てくるようになった。

一回もできなかった腕立て伏せが、できるようになった。 その小さな「できた」が、想像以上に自分への自信になった。


「毎日の積み重ね」なんて言葉は、聞き飽きるほど耳にしてきたけれど。 この年齢になって、ようやくそれが骨身に染みてわかるようになった。達成するとか、成功するとか、 それは特別な才能があるからじゃなくて、やめなかっただけ。ただ、続けてきただけなんだろう、きっと。

私は、ただ体重を減らしたいと思っていたけれど、よくよく自分と向き合った時、どうやらそれだけじゃないことが分かった。

できるだけ元気に健康で、長く生きていたいのだ。

どこの占いに行っても、必ず言われる言葉がある。
「長生きするね」「大器晩成型だね」
私はこの言葉を、心から信じているし、そうであってほしいと願ってもいる。

たぶん、98歳くらいまで生きるんじゃないかな。 そして65歳あたりで、人生が盛大に花開く。 そんな勝手な予報を立てている。

だから、まだまだこんなところで弱っている暇はない。
いつか専門家が言っていた。「30代、40代でどれだけ歩いたかが、老後の足腰を決める」と。今でさえ、何もないところでつまずくことがある。 その事実に焦り、私は歩き出した。

そして気づいたことは、自分がこんなにも「生きることに貪欲」だったということ。諦められないんだよ。自分の人生を。
だって、どうせ死ぬまで生きるんだから。どうせなら楽しく生きていたいでしょ。だから私はやるのです。

運動、食事、睡眠。 この3本柱を軸に、これからも人生を楽しんでいく。
好きなものに囲まれて、面白いと思う方へ。

ちょっとした宣誓みたいになったけれど、ほんの少し嬉しいことがあった日に、未来の私へ、繋ぐ。




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