マイブックのピアノ記録が、半年続いた
今年の初め、友人から「マイブック」という本をいただきました。
日付だけが書いてある、文庫サイズの本です。
ちょうどここ4年くらい、1日5分から10分ほど、独学でピアノ練習(電子ピアノ)を続けていました。
せっかくなので、この「マイブック」を、ピアノのひとこと記録ノートにすることにしました。
毎日の日付が入っているので、日々の5分から10分練習の記録とも相性が良さそうです。
やったこと。
気づいたこと。
次にやること。
それを、ひとことだけ書いていく。
そんなピアノ練習の覚え書きです。
書き始める時に、このマイブックの冒頭へ、そもそもなぜピアノを始めたのかというきっかけを書いていました。
半年続いた記念に、そのきっかけを少し残しておこうと思います。
ひとつは、ピアニストの身体に興味があったこと。
仕事の中でピアニストの身体に触れる機会があり、
ピアニストはどんな身体の使い方をしているのだろう。
どんな思考の使い方をしているのだろう。
身体や精神性は、どのようなものなのだろう。
そんな興味が出てきました。
人の身体を触って感じるだけでなく、自分でも実際にやってみたら、何か感じられるのではないか。
そう思ったのが、ひとつのきっかけです。
ピアノは、頭でわかるだけでは進まない。
身体で少しずつ覚えていく、体得の世界なんだなと感じました。
もうひとつは、楽器を弾けるようになって、音楽をもっと身近に感じる生き方への憧れです。
ラジオから流れてきた、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」のライブ音源に感動して、
「この曲を弾いてみたい」
と思ったこともありました。
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の曲が良くて、
「これも弾いてみたい」
と思ったこともあります。
モリコーネ、リスペクトです。
それから、シンプルにピアノの音が好きです。
ひとつの音が重なり、流れになり、曲になっていく。
音が音楽になっていく立体感や、時間の流れのようなものが面白いと感じます。
音を通して、いろいろな方向へ感覚がつながっていく感じもあります。
感受性が少しずつ養われていくようで、それも楽しいところです。
ストリートピアノデビューが気になったこともありました。
人から見られる時、自分の感覚はどう変わるのか。
その場で音がどう広がるのか。
場所や時間、人の気配によって、同じ曲でも違って感じるのか。
一期一会の旅人感覚のようなものが、案外心地良いのではないかと思いました。
ストリートピアノでは、いろいろな人のピアノスタイルに触れることもできます。
ピアノとの関わり方は、人それぞれ。
ピアノを弾く人や、音楽に関わる人の見え方が広がっていくのも面白そうだなと思います。
そんなわけで、今のところの大きな目標は、
80代で、愉快に楽しくピアノを触るじじいになること。
長生きせねば。
記録していることは、とてもシンプルです。
今日やったこと。
気づいたこと。
次にやること。
それを一言メモするだけ。
半年振り返ってみると、独学で1日5分から10分では、なかなか上手にはなりません。
けれど、身体を使いながら少しずつ体得していく過程は、変わらず面白いなぁと思います。
指が思うように動かない。
左右で違うことをしようとすると混乱する。
昨日できたはずのことが、今日はできない。
でも、突然できるようになって音がつながる。
そんな小さな変化を眺めている感じです。
何かしら、仕事や生活にも良い影響を与えている気がします。
すぐに結果を求めず、昨日との小さな違いを見ること。
それは、身体に触れる仕事とも、少し似ているのかもしれません。
毎日少しだけ触ること。
気づきを一言だけ残すこと。
この習慣そのものが、今の自分には合っているのかもしれません。
正解や完成形のないものに対して成果を急がず、コツコツ取り組む。
人生の中でそういう時間を作ってみるのも、なかなか良いものです。
そして、いろいろな曲に触れるにつれて、弾きたい曲は増えていくばかり。
当面は、映画音楽しばりで楽しんでみようと思います。
80代で愉快にピアノを触るじじいへの道は、まだまだ始まったばかりです。
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〜今日のととまるさん〜
「80代でピアノを触るじじいを目指す」

毎日少しだけ続ける時間が、
上達だけではない楽しみや気づきを、
少しずつ積み重ねてくれるのかもしれません。
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身体も、音も、日々の習慣も。
少しずつ触れているうちに、ゆるまっていくものがあるのかもしれません。
休んでいるのに休まらない。
そんな緊張が続く方へ
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さあ、今日もゆるまっていこう。
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