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#708 “背景付き質問“というテクを使ってコミュ力を上げよう

    小田木朝子

    おはようございます。
    仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
    このチャンネルは、自分も家族も仕事もすべて大事にできるオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

    今日もあいちゃんが考えてくれたタイトルコールでスタートします。
    あいちゃんは、このチャンネルを一緒に運営しているあいちゃんではなくて、オンラインスクール育休スクラに参加してくれたほうのあいちゃんですね。ありがとうございます。

    今日は金曜日ですが、チャンネルの質問ボックスにご質問をいただいたので、こちらを取り上げようと思います。
    両立サプリの質問ボックスは、チャンネルのプロフィール欄にリンクが貼ってありまして、質問や取り上げてほしい放送テーマを送っていただける窓口になっております。
    これを使っていただけると、私は放送のテーマができるので大変ありがたいです。よかったらお使いください。

    上司からのフィードバックが先輩経由でモヤモヤする

    今日、いただいたのは、ゆかさんからです。
    ゆかさん、ありがとうございます。
    質問はこちらでございます。

    【こんにちは。いつも楽しく拝聴させていただいています。
    私は大企業の入社15年目の中堅社員で、とあるプロジェクト担当になり、企画から資料作りや関係各所との調整、説明などを一から責任を持って進めていきました。
    このプロジェクトに関しては、アドバイザー的な立場でついてくれている先輩に助けてもらいながら、順調に進んでいるのですが、私が上司に対して進捗を伝えたり資料を提出した後、その上司は修正点や今後の方針などを、私に言わず先輩に伝え、上司と先輩の間で出た結論を後から伝えられることがあります。
    みな忙しく、なかなか集まって話す機会が物理的にないこともありますが、 主担当は私なのに、私がいないところで話が進められていることに、私じゃ能力的に不安で任せられないのかな?信用されていないのかな?とモヤモヤします。
    至らない点を注意されたりしたことは、今のところはありませんが、上司から評価されていない気がして落ち込みます。
    こんなとき、どう考えたらよいかアドバイスをいただけたら幸いです。】

    というご質問です。
    ゆかさん、ありがとうございます。
    ゆかさんの質問を読み上げながら、ゆかさんのこのプロジェクトに対する情熱とか責任感、そしてこの機会を介して成長したい、そして、頑張った分ちゃんと評価されたいという思いを感じました。
    仕事に情熱を傾けられるということがすごくいいと思います。

    今回の質問にタイトルをつけるとしたら(私が勝手につけるタイトルですが)、『プロジェクト担当なのに、上司からのフィードバックが先輩経由でモヤモヤする件』こんな感じでしょうか。
    ありますよね。
    なんで直接フィードバックをくれないんだろう。
    どうして人を介して伝えるのかな。
    こういったことにモヤモヤしたり、不安になったりということ、あると思います。

    いろんな目的が複合的に存在する状況なのかもしれない

    ここからはいったん私の推察ですけれども、察するに今回のケースは、登場される上司さんの目的は、もしかしたら一つだけではなくて、二つ以上の複数があるんじゃないかなと思います。
    一つはもちろん、メンバーであるゆかさんにプロジェクト主担当という機会を提供して成長してほしい。 もしくは、ゆかさんにプロジェクト主担当を任せることで、プロジェクトをきちんと貫通したい。
    この目的はあると思います。
    ただ、これだけじゃなくて他にもありそうですよね。
    例えば、もう一つ、考えるとしたら、ゆかさんの先輩に後輩がプロジェクトで成果を最大にできるようサポートする機会を提供して、先輩の成長ももくろんでいる。さらに、もし付け加えるとしたら、上司としての自分自身は、先輩を指導して、この先輩に後輩指導の経験を上司として積ませることを目的にしている。
    こういったいろんな目的が存在しているケースではないかなと推察します。 もしも私が上司だったとしても、やる以上はいろんな目的をちりばめて、「一石二鳥でも、三鳥でもとってやろう」といった考えを普通に持つんですよね。
    なので、今回のケースも、いくつかの複合的な目的があるんじゃないかなと思います。
    そこから何が言えるのかというと、改めてチームにはいろんな目的が存在しますよね。
    目的は一つじゃなくて、複数の階層。
    みんなで何かを頑張る・達成する中で、そこに複数の目的をくっつけて、一石二鳥も三鳥も得るのが、結局時間あたりで成果を最大化することにもつながると思いますので、今回のケースもそういうことなんじゃないかなと思います。
    例えば、こういうことってよくあるじゃないですか。
    私は答えがほしいのに、上司が質問に対して質問で返してくる、意見を聞いてくることってよくありますよね。
    それって何かというと、例えば、スピーディーに答えを返して、スピーディーにことを運んでもらうということよりも、そのテーマに関して、「先入観を持たず、いろんな観点で考えたい」という上司の目的があるかもしれないですし、もしくは、質問に質問で返すことで、「考える力をつけさせたい」「鍛えてやりたい」という上司の目的があるかもしれない。
    例えば、チームで難易度の高い目標にチャレンジすることがあった場合に、その水準の成果が必要だという背景があるかもしれないし、もしかしたらあえて高い目標を掲げて、ストレッチした状況で詰める経験を糧にして、チームとして一段上に成長したいという目的もあるかもしれない。
    こんな感じですよね。
    一つのシーンにいろんな目的が複合的に存在する状況。
    なので、推察するにですが、ゆかさんの今回のケースも、ゆかさんのプロジェクト主担当としての成長と、もしかしたら先輩の後輩指導による成長と、そういう関わり方をメンバーとするという上司自身の目的と、いろんなものが混在しているんじゃないかなと思います。

    もっと聞いていいと思うよ

    これは自分だけでは気付くことができないですよね。
    言われてみれば、「ああ、なるほどね、そうも見えるよね」と思えることだと思うのですが、自分だけで気付くことができないって、誰しもすごく多いんじゃないかなと思います。
    そういう中で、ゆかさんに何かアドバイスがあるとしたら、「もっと聞いていいと思うよ」ここですかね。
    自分一人でモヤモヤを抱えないとか、一方で、自分一人だけで想像して勝手に納得しない。
    これは実はチームの観点でもすごく大事なことだと思います。
    質問を拝察するに、ゆかさんはいろんなことをちゃんと言語化して、「自分のニーズはこうである」「自分が今、抱えている思いはこうである」ということをちゃんと言語化できるので、私はもっと聞いていいんじゃないかなと思います。

    “背景付き質問“というテクニック

    最後に、いろんなことをもっと聞いていいというシーンで、私がよく使っているのが、「背景付き質問」というテクニックです。
    私が勝手に名付けているだけですので、ググってもたぶん出てこないと思うので、そこのところはよろしくお願いします。
    「背景付き質問」は何かというと、もっと聞いていいという話なので、積極的に質問するのですが、ただ疑問だけをぶつけるよりも、背景付き質問という形で問いかけにすると、すごくいいよという話です。
    例えば、今回のゆかさんのケースで「よし、じゃあ、頑張って聞こう」という感じで「〇〇について考えを聞かせてください」という質問があるとするじゃないですか。
    質問だけでぶつけちゃうと、「えっと、何を答えてあげたらいいのかな?」と分からなかったり、結構きつく聞こえちゃうこともありますよね。
    そこは本意ではないと思いますので、背景をつけて質問するというと、例えば、「直接指導がないという状況に、私は信用されていないのかなと心配をしています(これが背景)。なので、〇〇について考えを聞かせてください。」これが背景付き質問ですよね。
    あと例えば、「決定の背景を聞きたい」こういう質問があるじゃないですか。
    「決定の背景を詳しく教えてください」これだけだと、「どうしたのかな?」と背景が気になっちゃいますので、背景付き質問にすると、「私はこの仕事を責任をもってやり遂げたいと思っています。だから決定の背景が知りたくて、そこを詳しく教えてください。」背景がついてますよね。

    背景付き質問の背景は何かというと、私自身のニーズとか希望とか期待とか本心、これを言語化して伝えられるようになろうということだなと思います。
    例えば、もうちょっと説明がほしいシーンって会社の中でいっぱいありますよね。その時に、どんな背景がしっくりくるのか?例えば、「ちゃんとやりたいと思っている、だからもうちょっと説明してください」なのか、それとも「目的や理由をちゃんとつかんで進めたい、だからもうちょっと説明してください」なのか、「今のままだとモヤモヤして、たぶん私は立ち止まってしまいそうなので、もうちょっと説明が聞きたいです」なのか、「別の〇〇との違いが整理できていないので、もうちょっと説明してください」なのか、事例をたくさんしゃべっていますが、背景をつけて質問することで思いも伝わる、そして、聞かれる相手も、何に答えることできちんとしたコミュニケーションが取れるのか、シャープに描ける。
    これが背景付き質問の効果かなと思います。
    そんな中で言語化能力もコミュニケーション力もすごく鍛えられると思いますので、ゆかさん、よかったらもっと聞いていいと思いますし、聞く場合は、背景付き質問で聞いてみる。そんなところも取り入れてみていただけたらと思います。
    本当に心から応援しております。
    ご質問、ありがとうございました。

    情報発信祭り!オンラインスクール「育休スクラ」イベントのご紹介

    今日はアナウンスチャプターがあります。
    よかったら皆さん、情報をお受け取りください。
    この放送の冒頭で、私たちが運営するオンラインスクールのタイトルコールを読ませていただいていますよね。
    今週ですと、自分も家族も仕事もすべて大事にできるオンラインスクール育休スクラと読ませていただいていますが、このオンラインスクール育休スクラの次の開講タイミングが、2023年の2月になります。
    2月に向けて、私たちは今、情報発信祭りを開催しておりますので、スクラに入るかどうかは別として、いろんな情報を皆さんに受け取っていただく機会としても活用していただければと思います。
    まず、聴いてくださる皆さん自身に役に立つ情報かなという観点で見ていただければと思いますし、もし皆さんの周りで、こういった情報があれば興味を持ってくれるかもしれない、役に立つかもしれないなと思う方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。
    そんな情報発信祭りの中で、今月12月は、まず今日のお昼に【産育休中に考えたい”これからの働き方”~1人よがりにならない復職計画と、上司やパートナーとの対話のポイント~】というオープンセミナーを、13時から開催させていただきます。
    そして、来週12月5日の月曜日にトークライブがございます。
    おなじみの企画ですが、同じ「育休」をテーマに、育休コミュニティ「MIRAIS」を運営されている栗林さんと、そして育休ボランティア「mog」運営している金子さんと、三人でワイワイ語るトークライブ。
    今回のテーマは【育休のイメージが変わる!『持続的な両立のための育休戦略』~”とにかく頑張る”だけが両立じゃない!よくある失敗経験に学ぶこれからの働き方~】ということで、三者の経験視点を交えてのトークライブを、ランチタイムに開催をさせていただきます。
    これからどんなイベントがあるか、一覧を放送にリンクを貼らせていただきますので、忙しい中での耳だけ参加も大歓迎です。
    興味のあるものがあれば、ぜひ来ていただきたいと思います。
    そして、直接オンラインスクール育休スクラについて、知りたい、聞いてみたい、どんな人がいて、一体何を学んで、何が身につくのか、知ってみたいという方は、今月は2回、オープン学校説明会がございます。
    先輩も登場して、体験や「ぶっちゃけどうなるの?」がワイワイ聞ける楽しい機会になっております。
    こちらは12月7日か20日の日程です。
    午前、午後、それぞれの開催がありますので、よかったら遊びに来てください。
    盛りだくさんのアナウンスになってしまいましたが、最後までお聞きいただきありがとうございます。
    私はまず、機会そのものがすごく楽しいと思って運営していますので、来てくださる皆さんも、楽しい場だったなと思っていただければ嬉しいです。

    それでは、最後までお聴きいただき、ありがとうございます。

    今日も一日良い日にしましょう。

    小田木朝子プロフィール

    「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
    このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
    *育休スクラ公式HP|https://schoola.jp/
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    「私たちの仕事の景色」を変えるヒントを耳からお届け。不定期でnoteに書き起こしています。 スクラは2025年9月開講をもって新規募集を終了しました。 *スクラ|http://schoola.jp *Voicy|http://voicy.jp/channel/1240

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