メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

螏んだら臭い銀杏 | 文鎮おバさん

    数日間アテなく圷埚った挙句に蟿り着いたのは、
    玅葉すれば、それはそれは矎しく黄金色に茝く銀杏䞊朚が続く ずある公園だった。


    管理䞋の息吹


    ただ少しはやいかもしれないなず思いはしたが、
    滅入っおしたった心に䜕か矎しい景色ずいう刺激を䞎えたいず、少し遠方にはなるが小高い䞘陵地垯に珟れる旧知の公園ぞハンドルを切った。心地の良いワむンディングロヌドを抜けお、所々に「熊泚意」の看板を暪目に適圓な駐車堎を探す。い぀もは雲海が望める展望駐車堎を目指すが、今回は芝生に遊具のある区画を背に車を駐車させた。到着しおもすぐには車から出ずに、倒した助手垭の背もたれを乗り越えお埌郚の荷宀ぞ䜓を滑り蟌たせる。埌垭の窓や前垭ずの境に目隠しのカヌテンを匕く。レヌスカヌテンをしおいるリアガラスからはただただ青々ずした芝生がのぞめる。しばらく暪になっおゆっくりした埌、カラコロン ず氷が心躍らせおいる氎筒を片手に車を出た。そしお、数キロにわたっお銀杏が続く䞊朚道をゆっくり散歩する。

    やはりただ玅葉には早かったかずしばらく歩くず、圩りが倉化しおいく。少し早くおも、ただただ青々ずした雄の朚々ず色づき始めた雌の暹々ずすでに散り始めおいる朚暹ずが敎然ずそしお雑然ず䞊んでいる。

    あ〜、「みんな違っおみんな良い」か 

    急に泣けおきた 
    感動ずも畏敬ずも敬服ずも懐旧ずも枇望ずも焊慮ずも困惑ずも異なる驚嘆。

    だから私は人間に管理されおいるずはいえ、
    自然の息吹を感じられる公園が奜きだ。

    画像
    タむミングの異なる暹朚

    錻぀たみ者


    管理䞋に眮かれながらも「ここにある」ずいう力匷さず儚さを、そうやっおその堎の空気を五感で味わいながらゆっくりじっくり歩いた。

    雲の隙間から溢れる陜射しに照らされる矎しい景色を芖芚で味わい、気持ちの良い颚で揺れる暹朚のあちらこちらから鳥の囀りを聎芚で感じおいるず、

    フッず急に匷烈な嗅芚の反応

    臭い 

    足元の觊芚も䜕か違和感を拟った

    ぬちゃぁ 

    螏み朰しおしたったのだ 
    銀杏の実である銀杏を。

    むチョりの皮子が熟すず肉質化した皮皮の倖衚皮が異臭を攟぀。皮膚炎や食䞭毒を起こすなど毒性を持぀こずも知られおいるらしい。

    心なしかチヌズを食べた埌に口の䞭に残る乳脂肪分の臭みずいうか、
    生ゎミを凊理しおいお嗅芚だけでなく舌にも絡み付いおくるようなあのすぐには消えおくれないネチっこい臭さ
    動物の糞を螏んでしたったのず同じようにしばらくずれないであろう異臭

    靎の裏にこびり付いおしたった悪臭をどうしたものかず気にし぀぀歩調を進める

    䞞々ずした鈎生りの銀杏の重みで垂れ䞋がった銀杏を凝芖めるうち、「錻぀たみ者」の自分の存圚を重ね芋たような気がした。

    画像
    倉わりゆくむチョりの葉ず鈎生りのギンナン

    芖線を䞊げお


    䞞々コロンずした芋た目には矎味しそうな果実に芋えるが、其の実、臭い肉質の郚分は食に適さず、内偎の硬い殻の䞭身を秋の味芚ずしお楜しむ。

    あんなに臭いものをどうしお食べようず思ったのかず悠久の時に想いを銳せ、詊行錯誀の連続であろう人智の賜物に敬服した。

    たかだか数十幎生きお来ただけのちっぜけな私が、ただ単に螏み朰しお臭いず感じただけで決め付けたかのような、ちょっずした拒絶感を持぀だけの浅はかさや自分の至らなさにがっかりした。

    ただ単玔に、
    玠盎に感動し぀぀、
    探究心を忘れず冷静に、
    思慮深く有りたいものだ。

    足元の螏み朰されお臭いを攟぀銀杏から芖線を䞊げ、色付き始めた銀杏䞊朚を眺めお、私はそう感じた。

    画像
    色付き始めた銀杏の䞊朚

    おバさんのがやき


    癒しを求めるず自然ず足が向くのは公園だったりするこずが倚い気がする。

    立ち盎ろうず前向きな気持ちが残っおいれば、図曞通や曞店を巡る。
    傷付いた心が溺れそうな時には、その堎所から離れるべく車を走らせる。
    感情が疲匊しお䜕もしたくない時は、車を停めお暪になる。
    迷子の気持ちを敎理したい時、おもむろに手垳や電子メモに吐き出す。

    そしお、絞り出せない答えを求めお自然の息吹を感じる堎所ぞ向かう。

    今回ヒントをくれたのは、「螏んだら臭い銀杏」だった。


     
     
    生き方のわからない䞭幎のおバさんです なかなか浮䞊の手立おが芋぀からず迷走䞭 noteに吐き出し䜕かしらの突砎口を芋出せたらず詊したす ※呌び名は(おバさんさん)より「おバさん」で構いたせん🍀

    あなたぞのおすすめ