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「わかるAIを届ける」(2) #科学コミュニケーション

    前回「わかるAIを届ける」という話をしたんだけど、その中で

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    (いまはもうない)

    「わかるAIを届ける」
    進化が速くフォローすることすら難しい細心のAI総合情報を広く社会と理解・活用する科学コミュニケーションを、生成AIにおける世界トップ企業と「技術ブログ」のコラボレーションで提供しています。

    リードの初版

    ↓ のように改訂しました。

    「わかるAIを届ける」
    進化が速くフォローすることすら難しい最新のAI総合情報。「生成AIにおける世界トップ企業」と「技術ブログ」と「クリエイター」による企業向けワークショップで御社の実力を指数関数的に成長させます。

    現在のバージョン

    文字数制限がかなりきついだけでなく(スマホでも正しく見える必要がある)「科学コミュニケーション」という言葉にこだわりがあったので改訂したんですが、弊社のグローバルパートナーさんから以下のコメント。

    日本では科学コミュニケーションは主要な目標ではない。それは目標の5パーセントくらいでしょう。より大きな目標は、より広いコミュニティをターゲットにすることです。
    科学コミュニケーションについて言及することはできますが、タイトルにないほうがいいでしょう。
    日本だけでも数万人じゃなくて数千万人が対象。

    (意訳)

    英国の「Science Communication」の現状

    例えば僕が某国の科学館で科学コミュニケーターをやっていたときは、英国でも「science communication」はメジャーな活動かとは思ったのだけど、最近は色々状況が変わってそう。

    イギリスの科学コミュニケーション(以下翻訳引用)

    英国の科学コミュニケーションに関する学習資料へようこそ。このエキサイティングで拡大しつつある活動領域における英国での活動の概要として、お役立ていただければ幸いです。

    目的は、人々がこのリソースに貢献し、科学コミュニケーションについて説明する新しいページへのリンクを追加できるようにすることです。

    1 イギリスの科学コミュニケーションの主役は?
    2 どのような学術部門が関わっているのか?
    3 企業や地域団体は?
    4 資金はどのように調達されているのか?どのような取り組みがあるのか?
    5 科学コミュニケーションメディア
    6 公開講座
    7 科学ジャーナリズム
    8 イベント
    9 科学センターと博物館
    10 科学コミュニケーション・コンサルタント
    11 インスタレーション・展示メーカー
    12 科学ショップ
    13 科学コミュニケーションに関するアイデア
    14 市民参加の仕組み
    15 最近の科学コミュニケーション政策の動向
    16 現在の活動
    17 コースとスキル
    18 リソース スクールおよびカレッジ
    19 図書館
    20 学術雑誌
    21 主要テキスト

    (略)
    企業や地域団体の場合はどうでしょうか?
    ビジネス・コミュニティ・グループには、さまざまな活動が含まれる。その第一は、高等教育財政カウンシルが奨励するサード・ストリーム活動と呼ばれるもので、公共サービス、社会的企業、芸術、文化機関との学術的な関わりである。
    産業界もまた、企業の社会的責任(Corporate Social Responsiblity)の文脈で科学を伝えるという考えに目覚めている。このような戦略の策定についてもっと知りたい方は、Corporate Social Responsiblity Academyのウェブサイト、特にその「take action」ページをご覧ください。企業の社会的責任に関連する政策動向は、このトピックに関する新しい政府ゲートウェイで見ることができる。
    アウトリーチ活動において、情報を見つけたり共有したり、あるいは同じ志を持つ仲間からサポートを得たい科学者には、Connecting Scienceがある。このオンライン・ソーシャルネットワークは無料で参加でき、あらゆる種類の科学コミュニケーションに携わる科学者が興味を持つブログ、ディスカッションフォーラム、グループなどがある。

    科学メディアセンター(Science Media Centre):ジャーナリストが良い事実や引用を見つけるのを助ける。
    英国王立研究所の講演会は非常に人気がある。

    科学ジャーナリズム
    BAメディア・フェローシップ・スキームは、科学者がジャーナリストとして働くことがどのようなものかを知る手助けをする。BBCは2007年末、オンライン研修サイト「BBC Training and Development」を通じて、記者志望者に研修資料を公開する予定である。主要な出版物は、『New Scientist』と『Research Fortnight』である。その他のチャンネルについては、ブリティッシュ・カウンシルのために用意された「トーキング・サイエンス」のページを参照のこと。

    科学に関するプレスリリースは、プレスサービスAlphaGalileoを通じて配信される。専門機関としては、英国科学ライター協会(Association of British Science Writers)と科学・技術・工学・医学広報協会(STEMPRA)がある。科学者とジャーナリストの連絡は、英国王立研究所の科学メディアセンターがサポートしている。

    イベント:英国の主な科学コミュニケーションイベント

    Psci-com 科学コミュニケーターのためのメーリングリスト
    Cafe Scientifiquesは英国各地で開催されています。カフェ・サイエンティフィックは、コーヒー1杯またはワイン1杯の値段で、誰でも科学技術の最新のアイデアを探求できる場所です。ミーティングはカフェ、バー、レストラン、そして劇場でも行われるが、常に伝統的な学問的文脈の外で行われる。カフェ・サイエンティフィク運動は、今や世界的なものとなっている。
    英国科学協会のイベントには、3月の全国科学技術週間(National Science & Engineering Week)、毎年9月の英国科学フェスティバル(British Science Festival)、科学コミュニケーション会議(Science Communication Conference)などがある。

    FameLab 科学の顔になる!科学と工学の新しい声を発掘する、科学コミュニケーション・コンペティション。この世界的なコンペティションには、すでに30カ国以上で9000人以上の若い科学者やエンジニアが参加しており、全員がSTEMのコンセプトをわずか3分間でプレゼンテーションし、その内容、わかりやすさ、カリスマ性によって審査される。
    その他のイベントや英国で開催されるフェスティバルのリストについては、ブリティッシュ・カウンシルのトーキング・サイエンスを参照のこと。

    科学センターと博物館
    英国の科学センターと博物館のリストは、トーキング・サイエンスとEcsiteからクリッカブル・マップとして入手できます。特定の地域の博物館を探したい場合は、このリソースをご利用ください。
    インタラクティブ・センターの地図など、科学センターと博物館についての詳細は、BIG(ブリティッシュ・インタラクティブ・グループ)のウェブサイトをご覧ください。

    科学コミュニケーション・コンサルタント
    Sublime Science 英国における革新的な科学コミュニケーション・インタラクティブ・ステージショーと体験型アクティビティ
    サイコネクト(SciConnect) 研究者や学生向けに、科学コミュニケーションとアウトリーチの特注トレーニングを提供。受賞歴のある科学コミュニケーターやジャーナリストで、研究活動を行う科学者としての経験もある人が講師を務める。SciConnectは、メディアトレーニング、科学について小学生にインスピレーションを与える方法、ポッドキャスティング、アウトリーチツールとしてのインターネットの利用など、さまざまなコースを提供している。
    グラモーガン大学 Scicomm コミュニケーションと教育の専門家。サイエンス・フィクションのコンサルティング、科学教育をサポートする革新的なリソースの考案、同大学を拠点とするサイエンス・ショップ・ウェールズのパブリック・エンゲージメント・プログラムなどのサービスを提供。科学コミュニケーション・メディア・トレーニングも実施。
    サイエンス・メイド・シンプル(Science Made Simple) 学校やフェスティバルでの革新的な科学・工学ショーや、研究者やプレゼンタースタッフ向けの科学コミュニケーショントレーニングのスペシャリスト。
    Engineering Explained エンジニアリング・コミュニケーションのスペシャリストで、イギリス全土の初等・中等学校向けにエンジニアリングに関するショーを提供している。
    科学コミュニケーションと教育のスペシャリストであるグラフィック・サイエンス社は、科学と工学の教育をサポートする教育リソースの考案から、対話イベントやグラフィック・キャンペーンなどの一般参加型プロジェクトの作成までを行っている。科学者やエンジニアのための特注の評価や専門的なコミュニケーション・トレーニングも提供。
    トレーニング・グループ Ecsite-Uk、Science Made Simple、Graphic Scienceの経験豊かなトレーナーで構成される専門家コンソーシアムで、研究者向けに専門的な科学コミュニケーションやパブリック・エンゲージメント・トレーニングを提供している。
    スティーブ・メシュアが率いるクリエイティブ・サイエンス・コンサルタンシーは、幅広いコミュニケーションと教育の経験、社会における科学プログラムの概要を提供し、演劇や芸術の影響を受けた科学への創造的な学際的アプローチを専門としている。
    Sarah's Adventures in Science 未就学児、小学生、特別なニーズを持つ観客を対象に、魅力的な活動を開発・提供する専門家。ショーや体験型ワークショップ。低学年向けのサイエンス・ライティング。ジョシュア・フィリップス賞(2014年)またはジョシュ賞を受賞したサラ・ベアシェル博士が運営。
    インスタレーションと展示メーカー
    クリエイティブ・サイエンス・センターは、体験型実験やその他の「作ってできること」を通して、科学への熱意と経験を刺激する。
    インタラクティブ・サイエンス 最新の体験型科学とインタラクティブな展示
    ファーマースタジオのアトラクションや展示は誰でも楽しめる。
    ショウ・ミー・ラーニング 学校、博物館、ビジターセンター、企業向けのインタラクティブな講義、科学ショー、ワークショップ、トレーニングの開発と提供のスペシャリスト。
    テクニクエスト社 信頼性の高いインタラクティブ
    W19デザイン インタラクティブな展示と展覧会のデザイン。体験型科学のスペシャリスト。
    Science Projectstheyは、体験型科学展示の設計と建設を行い、2つの科学センターといくつかの巡回ショーと展示会を運営している。
    Creatif 特別支援学校、ビジターセンター、博物館、病院、保育園、ディスカバリーセンター、体験型ギャラリー、公園のためのデザイン。
    あらゆる年齢層や背景を持つ人々のための連続的なビジター・エクスペリエンス
    サブライムサイエンスは、小学校や博物館、グループ、団体向けの科学ショーやワークショップの専門家です。
    サイエンス・ショップ
    市民社会が直面する課題に取り組むため、通常は無料で幅広い分野の研究を行う小規模な組織である。地域社会の経験に重点を置き、サイエンス・ショップがどのように彼らを支援できるかに重点を置いている。他の知識移転の仕組みは、学術的な研究から始まり、それを社会で「応用」しようとする。サイエンス・ショップはその逆である。大学に併設されているサイエンス・ショップでは、教育や学習の一環として学生を活動に参加させることが多い。

    科学コミュニケーションについての考え方
    かつて専門家たちは、科学コミュニケーションについて、単純なインストラクションの問題として考えていた[王立協会1985]。この科学コミュニケーションの「赤字モデル」[Wynne 1991]が、政策や科学技術の実践(上流への関与)に影響を与えるための専門家同士の双方向コミュニケーション(「対話」)を重視する第二世代のアプローチに取って代わられるまでには、長い時間がかかった[Demos 2004]。科学や政策決定への一般市民の参加を促すために使用されるメカニズムを以下に要約する。しかし、一見するとこれら2つのアプローチは非常に異なっているように見えるが、共通点も多い。参加するトピックは、市民自身によってではなく、エリート科学者や政府によって選ばれるのである。

    第3世代の参画アプローチは、政府や科学の実践に影響を与えるだけでなく、地域コミュニティが選択する行動にも影響を与える対話の必要性を強調するという点で、参画をさらに一歩進めている。言い換えれば、科学コミュニケーションは、社会における、そして社会によるイノベーションのためにも重要なのである。

    科学技術革新局(Office of Science and Innovation)、財務省、NESTA、通商産業省(Department of Trade and Industry)、環境・食料・農村地域省(Department for the Environment, Food and Rural Affairs)、企業、ボランタリーセクターなどにおける最近の取り組みは、イノベーションとは何かを幅広く捉え、対象分野、目的(経済的利益だけでなく社会的利益)、そして単に高等教育や研究の専門家だけでなく、より多様なコミュニティを巻き込むという点で、これら第3世代のエンゲージメントへのアプローチをすべて含んでいる。

    パブリック・エンゲージメントの仕組み
    市民パネル レイ・パブリック・パネルが、問題点、声明、選択肢の絞り込みについて議論する。

    ステークホルダー・ダイアログ 問題に関心を持つ地域社会と、合意または不同意の分野を特定するためのオープンエンドで継続的な議論。うまく運営されれば、参加者が議題を決定する。

    ステークホルダー・フォーラム 地元、地域、または全国的な主要ステークホルダー・グループの代表者が一堂に会する。討論を可能にするために人数が制限されることが多いが、これは排除の感情につながる可能性がある。

    ステークホルダー・ワークショップ 上記と同様だが、課題ベース。

    市民世論調査 多かれ少なかれ代表的なサンプルを対象とした調査。質問者のバイアスが反映される。

    討論型マッピング
    対面式やコンピュータを利用した対話を通じて、専門家と市民の評価を統合する方法。このプロセスは、参加者が互いの視点や枠組みの前提に異議を唱えるように導かれる。このアプローチは、特定の経済的、社会的、倫理的、科学的基準に従って、さまざまな選択肢がどの程度優れているかを体系的に判断するために用いられる。この手法は、複数の要素を含み、困難な決定を必要とする問題で、多くの場合、十分なデータがない状態で使用される。

    多基準マッピング(Multi-criteria mapping) 専門家による分析と、社会的な価値観や利害の相違との関連性を探るための、ソフトウェアベースの新しい手法。

    討論型世論調査 人口統計学的に代表的な大規模グループが、主要人物に反対尋問を行いながら討論を行う。討論の前後に、ある問題についてグループに対して世論調査が行われる。

    フォーカス・グループ 訓練を受けたファシリテーターが指導する少人数のグループで、設計されたプロトコールに従って、ある問題について話し合う。研究者は話し合いの内容を調査し、共有されている理解、態度、価値観、それらを形成する要因を調査する。

    市民陪審員 12~16人の一般市民が専門家の証人に反対尋問を行い、決定、判断、勧告を行う。ベストプラクティスではないが、問題はしばしば委託組織によって枠にはめられ、知識交換の可能性が制限される。

    ディスカッション・グループ 少人数(8~10人)で進行役のディスカッションを行う。

    コンセンサス会議 16人の代表パネルによる広範な情報収集。情報源の要請、質問の決定、専門家証人の反対尋問を行い、コンセンサスについて報道機関や一般市民に報告する(数回の週末を要する:市民陪審より長く、費用もかかる)。

    専門家委員会における専門家以外の存在。権限付与、影響力、支援の程度はさまざま。レイ・メンバーは、専門家のコミュニケーション・スキルに影響を与える可能性がある。

    未来探索:望ましい未来を想像し、その実現方法を共同で計画すること。

    デルファイ法 グループ(通常は専門家パネル)の意見を引き出し、洗練させるための一連の手順。拡大された手法には、一般パネルメンバーも含まれる。構造化された質問、反復、管理されたフィードバック、回答の匿名性という4つの基本的な特徴がある。OSIは、何千人もの世論調査にデルファイ・アンケートを使用している。

    「リアルな計画」 3Dモデル(段ボールなど)を使って開発計画を表現し、議論やコメントを喚起する。

    オープンハウス、展示会、ギャラリー 議論、展示、その他の活動のためのオープンな場。

    公開会議 専門家と議長を交えた、正式な場での公開会議。有。質疑応答形式

    最近の科学コミュニケーション政策の動向(以下省略)

    やはり「生成AIにおける科学コミュニケーターは必要」一方で…


    確かに「科学技術コミュニケーション」、倍角13文字ぐらい使う(科12ン)長い単語なんだけど、既存のサイエンスだけでもこれだけの手法がある。それでもまだ現在の「生成AIと社会や産業の間に存在している話」を表現しきれない…AIに関する社会の総合理解を深める活動は従来の科学技術コミュニケーションの延長ではあるけれど、もうちょい新しい単語を開発していかねばですね。
    (そうやって英語でもここまで拡大してきた)

    「evangelist」 とか「advocating」 をそのまま使っても違和感なければそれでもいいんですが、科学とかポスト科学といった軸というより、技術であり産業であり、法律や倫理観や感情といった社会を巻き込んでいるという意味でも非常に複雑な専門性が求められる。
    これからも極めていかねばと思いました。

    続きます。

     
     
    未来から来た、AIとVRとGPUのUXをエンタメにするホワイトハッカー作家。 年間700本以上の記事を書きながら、生成AI時代の「つくる人」の技術を 「難しいまま、面白く」社会に実装しています。 講演依頼なども歓迎です https://akihiko.shirai.as