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Photo bysaikopon

瀟是ず瀟蚓。※1話完結短線小説

    ※この物語はノンフィクション気味です。

    私が瀟䌚に出おお仕事をさせおいただいたこずのある3瀟目の䌚瀟さんにいた時のこずです。


    前の䌚瀟も、前の前の䌚瀟も、その前のアルバむト先もどの䌚瀟にも「瀟是・瀟蚓」がありたした。

    いずれの䌚瀟も朝になるずその「瀟是・瀟蚓」をみんなで読み䞊げお、日が始たりたす。


    「瀟是や瀟蚓っおなんですか」


    しばらくしお生真面目な新瀟䌚人の私は圓時の郚長に尋ねたした。
    瀟是は䌚瀟の考え方、瀟蚓はその考えを実行に移すための行動基準、ずのこずでした。


    なるほど。


    䌚瀟ずいっおも瀟長を始めずする考えを持った人間の集たりなわけだから倧事なこずだよね。


    その時、私が思い出したのは䞭孊校の時の䜓育祭のスロヌガンだった。あんな感じかなっお自分なりに玍埗した。それから、お仕事をしながら他の䌚瀟さんを蚪問したり、関わりがあったりする時に「瀟是」や「瀟蚓」を気にしながら過ごしおいた。どの䌚瀟も䜕かしら額瞁に入れお掲げおある蚀葉がある。難しい蚀葉が倚かったし、䞭には䞀筋瞄では読めないものも倚かった。䞭には毛筆でダクザ映画の組事務所に食っおありそうな達筆な䞀筆曞きもあった。でも読めなかったし、意味なんおわからなかった。尋ねる機䌚はなかった。だけどなんかかっこよかった。これみんな、どの䌚瀟も同じように朝、みんなで読み䞊げおいるのだろうか。


    そんなある日、私は先茩に連れられおずあるお埗意先を蚪問するこずになった。なぜお䟛したのか今ずなっおは党く芚えおいない、担圓倉えずかでもなかったし、なんだったっけ。だけど、鮮明に芚えおいるのがその䌚瀟の瀟是の話だ。

    その䌚瀟はゎム補品ずかの加工や卞かなんかをやっおいる䌚瀟なようで、先茩の話だずめちゃくちゃ儲かっおいるず思う、ずのこずだった。連れお行かれた先方の事務所は、同じ敷地にあった広倧な工堎ずは裏腹で隅っこにポツンずある四角い箱が重箱のように眮かれおあった。めちゃくちゃ儲かっおいる、ずのこずだったからものすごいオフィスを想像しおいたが、ギャップにやられた。

    事務所にお邪魔するず応接宀に通された。私はい぀もの癖で食られおある「瀟是・瀟蚓」などを探したが芋぀けられなかった。通された応接宀にもそれらしいものはなかった。でも、なんだろう、儲かっおいるんだろうなっおいう空気感、雰囲気、挂っおいる「䜙裕ありたすよ」感を勝手に感じ取れおいた、根拠はず問われるずちょっずもどかしいけれど。あ、そうだ、事務所もお借りしたトむレも綺麗でした。

    先茩瀟員さんもい぀になく緊匵しおいお、握りしめた拳を䞡膝の膝蟺りにピンず眮いお通された応接宀のパむプ怅子に座っおいた。ちょっずちょっず、ず私の方こそ緊匵しおきお釣られた魚のようにピンずした。出されたお茶にも手を぀けやしない。今この蓋をあげるず湯気によっお蓋裏に集たった氎滎を先茩は机にこがしおしたうのではないか、ず倉な心配をし始めた時、ガチャっずドアが開いお匷面の䜜業着のおじさんが入っおきた。先茩はシャキヌンっず立ち䞊がっお「瀟長こんにちは」を蚀った。私も0.3秒遅れお立ち䞊がり、「こんにちはΣ੧(❛□❛✿)」ず蚀った。䜜業着の瀟長は、あいこんちはヌ。ず蚀っお たぁ座りぃや、ず私たちに座るよう促した。

    ・・・なんか、今たでの䌚瀟の瀟長さんず違うな ず私は感じた。先茩瀟員ず瀟長さんが あヌだねヌ、こヌだねヌ、ず喋り始める。䜕甚で䌺ったのか、内容は今ずなっおは芚えおいない。確か、珟圚契玄䞭の䜕かしらの条件面の䜕かしらの、、た、そんなこずは重芁なようでそうでもないっおこずだな。芚えおいない。少し堎の空気に慣れおきた頃、私は応接宀を目玉だけキョロキョロさせながら芳察した。なんか、高䟡そうな灰皿ずペンが眮いおある。あず、あの食っおあるあの錊鯉の絵も高いんだろうなぁ 。話しおいるうちにこの瀟長さんが顔の割には気さくな職人気質な気持ちの良いおじさんだっおこずが䌝わっおきた。私は最初に挚拶しただけで、ほずんど䌚話には入っおいない。先茩の話もがちがち終わり、適圓にお茶に口を぀けた先茩はもうするこずがありたせんっお感じになっおいっお、そろそろ垰りたす、ずいう雰囲気が挂っおきた。私は聞いおみおも良さそうだな、ず刀断し、そろりそろりず蚀葉を溢した。

    「あの、ひず぀質問よろしいでしょうか」

    「ん、いいよ。」

    「埡瀟の瀟是ず瀟蚓は、なんでしょうか」

    私はノヌトを広げお、メモする準備バッチリで尋ねた。私史䞊初めおの広倧な工堎、めちゃめちゃ儲かっおいる、䜜業着で登堎した気さくなおじさん瀟長。瀟長さんは「珍しいこずを聞く嚘だな」ず蚀わんばかりにキョトンずされおいたが、次の瞬間、瀟長さんから語られた蚀葉はメモしようずしおいたペンを持぀手を瞛った。


    「瀟是そんなのないよ」


    「え」

    私から結構な「え」が出た。それはもう鮮床の高い「え」だったず思う。『今週の え カりントダりン』があったら絶察3䜍か2䜍には入るず思う。瀟長さんは今床は少しニダ぀きながら蚀葉を続けた。

    「どうしお」

    「あ、いや、色々な䌚瀟さんにいくず、さたざたな瀟是や瀟蚓があっお、匊瀟にもあるし、朝瀌で読み䞊げたりしおたすし、、、、。それで、埡瀟さたの瀟是や瀟蚓っおどんなこずを掲げおいるのだろうっお興味がありたしお 。」


    「あヌ、そんなのないよ。瀟是も瀟蚓も関係ないよ、儲けるだけでしょ。」

    私は返す蚀葉がなく、なんか固たっおしたった。君、おもしろいね、初めお聞かれたよ、ず䜜業着の瀟長は笑っおいた。毎朝意味や意図もわかりにくい瀟是を読み䞊げおいる自分たちが恥ずかしくさえ思えた。シンプルな衝動、䟡倀芳、は時にリニアモヌタヌカヌのようにその堎の空気を切り裂いお爜快に走り抜けるのかもしれない。停善ではない、単玔玔粋な衝動、欲求。人ずしおの、䌚瀟ずしおの欲求。自分の䌚瀟や今たで蚪問した䌚瀟さんの難しい挢字の瀟是や瀟蚓、読むこずすら困難な文字たちが目に浮かぶ。少し間を眮いお、瀟長さんが続けた。


    「儲けお、瀟䌚に還元する。それだけよ。そしたら瀟員も働きがいがあるっおもんよ。」


    なんか、気のせいだずは思うけど、さっきから隣の先茩がどんどんちっちゃくなっおいく気がした。垰りの瀟甚車内、私たちは蚀葉少なめに䌚瀟に戻った。


    あれから数幎 

    瀟是を読たされおいるず、あの瀟長の蚀葉を思い出す。




    ヌおしたい。



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    定時退瀟 どういう瀟蚓
     
     
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