ひとりぼっちで歩き出した
そう思っていた
重くて酷く疲れた足どりで
見上げた空は遥かに遠くて寂しくて
あの頃は見えないモノを見て
見えるモノが見えなかった
何も持たない自分はひどく悲しい存在だと
自分を忌み嫌っていた
歩いてきた道は平坦ではなかった
細く陰った危うげなその道を
自分の全てだと信じて疑わなかったんだ
今振り返ると
青春とは辛く厳しい白昼夢のようで
夢もかすかな希望もなかった
あの日々を乗り越えて来た自分は
何も無いようでいて
全てを持っていたのかもしれない
想像と現実を乗り越えて
今
いまを生きる