
【衝撃】あなたの給料が上がらない本当の理由。世界を牛耳る「沈黙の支配者」の正体とは?
なぜ、私たちはいつもお金のことで悩んでいるのだろう?
最近、ふと思ったんです。「どうしてこんなに一生懸命働いているのに、生活は一向に楽にならないんだろう?」って。
あなたも感じたことはありませんか? 毎月の給料明細を見て、溜め息をつく。将来のための貯金なんて、夢のまた夢。まるで、見えない鎖に縛られているような感覚…。
社会のシステムという名の巨大なダンジョンで、私たちはただひたすら同じフロアをぐるぐる回っているだけなのかもしれない、なんて。
そんなモヤモヤを抱えながら海外の情報を漁っていた時、ある一つの記事に目が留まりました。それは、私たちが「良かれ」と思って参加している”ある仕組み”が、実は私たちの首を静かに締め付けている可能性を示唆するものでした。
今回は、その”仕組み”の正体と、私たちがどうすればこのゲームのルールを変えられるのか、あなたと一緒に考えていきたいと思います。
参照元:The Motley Fool (https://www.fool.com/investing/2022/01/12/the-shocking-truth-about-who-owns-the-sp-500/)
インデックスファンドの光と影
あなたは「インデックスファンド」という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく、投資に少しでも興味がある方なら、「市場全体に投資する、安全で手間のかからない方法」といったイメージを持っているかもしれません。
実際に、多くのファイナンシャルプランナーが「まずはインデックスファンドから始めましょう」と推奨しています。
その理由は、特定の企業を選ぶのではなく、日経平均やS&P500といった市場の平均点を目指すため、リスクが分散され、長期的に見れば安定したリターンが期待できるからです。
まるで、勇者が一人で魔王に挑むのではなく、村人全員で力を合わせて少しずつダンジョンを攻略していくような、堅実な戦略と言えるでしょう。
しかし、この「みんなでやれば怖くない」という仕組みには、私たちが気づいていない大きな落とし穴があるとしたら…? その仕組みを提唱し、世界に広めた人物こそが、ヴァンガード・グループの創業者、ジョン・C・ボーグル氏です。

ジョン・C・ボーグル(1929-2019)は、まさに個人投資家のヒーローでした。
ウォーレン・バフェットより、「米国で他の誰よりも一般投資家のために多くのことを成し遂げた英雄」と、称えられているほど。
彼は、ウォール街の金融機関が高い手数料を取って個人投資家から利益を吸い上げている構造に疑問を抱き、「もっと低コストで、誰もが公平に市場の恩恵を受けられるべきだ」という強い信念を持っていました。
その信念から生まれたのが、世界初の個人向けインデックスファンドである「ヴァンガード500インデックス・ファンド」です。
手数料を極限まで抑え、市場の平均リターンをそのまま投資家に還元する。この革命的な商品は、多くの人々をウォール街の”搾取”から解放し、資産形成への道を開きました。彼の哲学は「コストの専制政治」からの解放であり、その功績は計り知れません。
しかし、彼の理想が生み出したこの仕組みが、半世紀の時を経て、予期せぬ巨大な”力”を生み出すことになります。
それは、彼自身も想像していなかったかもしれない、新たな支配の形でした。
ビッグ・スリーの誕生:市場を動かす「見えざる手」
ボーグル氏のヴァンガードが切り開いた道を、ヴァンガード、ブラックロック、ステート・ストリートといった企業が追随しました。
今や、この3社は「ビッグ・スリー」と呼ばれ、世界のインデックスファンド市場の大部分(約7割)を支配しています。
参考:インデックスファンド市場でのシェア率
・ヴァンガード 30〜35%
・ブラックロック 25〜30%
・ステート・ストリート 10〜15%

問題はここからです。インデックスファンドは、S&P500などの指数に含まれる企業の株式を、その構成比率に応じて”機械的”に購入します。
つまり、ビッグ・スリーは、アップル、マイクロソフト、Amazonといった巨大企業の株式を、否応なく大量に保有することになるのです。
その結果、何が起きるか。
彼らは、これらの企業の「大株主」となります。一つのファンドが持つ議決権は小さくても、3社が合わされば、株主総会で絶大な影響力を行使できるほどの力を持つに至ったのです。
彼らはもはや単なる資産運用会社ではありません。世界中の主要企業の経営方針にさえ影響を与えうる、「沈黙の支配者」と化しているのかもしれないのです。
競争なき世界:なぜあなたの給料は上がらないのか?
ここからが、私たちの生活に直結する重要な話です。ある研究によると、同じ業界の競合他社(例えば、航空会社や銀行)の株を、同じ機関投資家(ビッグ・スリーなど)が同時に大量保有している場合、企業間の競争が鈍化する傾向があることが示唆されています。
考えてみてください。
もしあなたが「A航空」と「B航空」両方の大株主だとしたら、この2社に熾烈な価格競争をしてほしいと思うでしょうか?
答えはノーですよね。両社が争って利益を減らすより、むしろ協調して高い運賃を維持し、安定した利益を上げてくれた方が、株主としては都合が良いわけです。
このような「共通所有」と呼ばれる状況が、航空業界だけでなく、銀行、製薬、ITなど、あらゆる業界で広がっているとしたら…?
企業は過度な競争を避け、価格は高止まりし、新しいサービスも生まれにくくなる。
私たちが「安全だから」と信じてお金を投じているインデックスファンドが、巡り巡って市場の競争を阻害し、結果的に私たちの給料が上がらない一因になっている…だとしたら、これはあまりにも皮肉な話ではないでしょうか。

「共通所有」で価格競争が起こらない。
私たちは、この世界の”脇役”で終わるべきではない
私たちは、知らず知らずのうちに、巨大なシステムの歯車になっていたのかもしれません。
良かれと思って選んだ選択が、実は自分たちの可能性を狭めていた。この事実に気づいた時、私は正直、少し怖くなりました。
しかし、絶望する必要はありません。このゲームのルールを知った今、私たちには新たな選択肢が生まれます。
①知ること:
まず、この世界の仕組みを知ることが第一歩です。なぜ給料が上がらないのか、なぜ物価が上がるのか。その背景にある大きな構造を理解するだけで、見える景色は変わってきます。
②考えること※:
「インデックスファンド」が本当に自分にとって最善の選択なのか、一度立ち止まって考えてみる。もっと能動的に、自分が応援したい企業や、社会を良くすると信じる分野に投資するという道もあるはずです。
③行動すること:
小さなことで構いません。自分の消費行動を見直す、新しいスキルを学ぶ、副業を始めてみる。システムに不満を言うだけでなく、自分自身の力で稼ぐ術を身につけることが、何よりの”防具”になります。
※②についての私見 {
元記事は「インデックスファンド」に警鐘を鳴らす内容となっており、私個人としては、今回知った裏側がある「からこそ」所有の選択を選ぶ、でもいいと考えています。
それだけ強力な仕組みがあり、すでに個人ではどうにも出来ない現状…。それをどう捉えるか。「『脅威』とどう付き合うか」に似てる気がします。考え方の一石になれば幸いです。}
この世界は、誰かが作ったルールの上で動いています。しかし、そのルールがおかしいと感じたなら、そこから抜け出す努力をする自由が私たちにはあります。
この記事が、あなたが日常の不満や葛藤から一歩踏み出し、自分自身の物語の主人公になるための、小さなきっかけになることを願っています。
知らないままでいることは、静かに損をし続けることと同じかもしれません。あなたの人生は、あなた自身で切り拓くものです。
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