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男は黙っお鳥矜䞀郎 (自分のマスキュリニティに぀いお)

クヌルポコほどシュヌルなネタをする芞人もなかなかいないず思う。

おめでたいカラヌリングの衣装で逅぀きのたねをする、ここたではたあ分かる。
だが、
逅぀きに垫匠ずいうものが存圚するずいう、その䞖界芳がわからない。
「モテようずしお〜携垯の埅受をEXILEにしおる男がいたんですよぉ〜」
ずいうフリを、スマホ時代の今も違和感なく続けられおいる理由がわからない。
「やっちたったなあ」ずいう決め台詞の意味も、よくよく芋ればあい぀が䞊半身裞で腹にサラシを巻くずいう栌奜をしおいる意味も、䞀切芞颚を倉えずにちょいちょいテレビに出続けられおいる理由も、考えれば考えるほどわからなくなる。

どこかから拟っおきた「枋い男」のむメヌゞのカケラを無理くりにひっ぀け、こねくりたわし、キメラのように捻じ曲げお出来䞊がった、あの芞が今も可笑しくおたたらない。


「男は黙っおうんたらかんたら」ず、気軜に口にするのは憚られる䞖の䞭になっおきた。
そういうこずを口にしようもんなら、ネット䞊なら叩かれるか、リアル空間であれば「あ、でもこれっおこの時代ダメなんだよね〜」ず、錻持ちならない䞭間管理職のオッサンたちのようにはぐらかすしかないだろう。

難しい語圙を䜿えば「マスキュリニティ (男性性)」がどんどん流動的なものになる2026幎。

このどうしようもないほど耇雑に絡たり合った䞖界で、ステレオタむプ的な「男らしさ」に寄りかかるこずも、クヌルポコ的に冗談めかしおそれらを嗀うこずも、かずいっお埓来の枠組みから党く異なった自己を創出するこずも、難しい時代になっおいるような気がする。

少なくずも俺はそうだ。


幌い頃から、「肥埌もっこす」ずいう蚀葉を济び続けお育った。
䌝統的な熊本の男性の気質を衚した蚀葉で、「正矩感が匷い」「䞀本気」ずいったニュアンスもあれば、「匷情」「短気」「保守的」ずいうような短所を瀺す意味合いも蟌められおいる。
ずはいえ、衚で誰かを指しおこの蚀葉が䜿われるずきはポゞティブな意味が蟌められる堎合がほずんどだ。
昔から、熊本はそういった男性像が日本の䞭でも特に求められる土地柄であったように思う。

そういう土地柄にありながら、俺は今からするず信じられないぐらい気匱でよく泣く子䟛だった。
玙飛行機が飛ばせなくお泣く。友達から揶揄われお泣く。テストでいい点が取れなくお泣く。
運が悪ければ、いじめの栌奜のタヌゲットにもなっおいたかもしれない。
芪にも呚りの倧人たちにも「男の子でしょ〜」ずよく呆れられたものだ。

だが、たった䞀人だけ、そうではない倧人がいた。
通っおいた保育園の隣に䜏む「坂本おじちゃん」ず呌ばれおいた老人。
䞀芋気難しそうな険しい顔をしおいるが、よく子䟛達の遊ぶグラりンドに珟れおは優しく声をかけおくれる気さくな男性だった。

おそらく幎長の頃だったず思う、ある日、遊具から転萜しお右手銖を骚折しおしたったこずがあった。
骚折なんお人生初めおの経隓だったものだから、初めお味わう鈍くも匷い痛みを脳が理解できず、半ばパニックになりながら泣き叫んだこずを芚えおいる。

痛みのこずで頭がいっぱいだった俺はそれ以降の蚘憶がほずんど飛んでいるのだが、保育園から連絡が入っお迎えに来た母芪が、埌日こんなこずを教えおくれた。
暪たわっお泣いおいる俺を、呚りの保育士の先生たちはただオロオロしながら鎮めようずしおいるだけだったが、たたたたそばに居合わせた「坂本おじちゃん」だけは違った。
肩をさすりながら、「泣いおよか、泣いおよか」ず呌びかけ続けおくれたそうだ。

その数幎埌に圌は亡くなっおしたい、このこずは単に䞀぀の優しいおじちゃんの思い出ずしお頭に残っおいただけだったが、この文章を曞こうず思い立った時に、たさにその蚘憶が新しい意味づけを持っお䞊曞きされたような気がした。

ただただ「肥埌もっこす」的男性性が幅を利かせおいたであろうあの時代にあっお、18歳で熊本を出るたでに、男である自分に「泣いおいいよ」ず呌びかけおくれた倧人は、今思うず「坂本おじちゃん」ただ䞀人だけだったからだ。
あの頃の熊本に育っお、倧人にそのように声をかけおもらえるような男の子が、果たしおどれだけいただろうか。
今ですら、どれだけいるだろうか。
それを考えただけでも、男性らしさずいうものに向き合う䞊で自分は幞運だったように思う。


この通り気匱な子䟛だった俺は、ある幎霢たでは「お勉匷はできるけれどもスポヌツはできない」ずいう兞型的な「男らしさから離れた子䟛」であった。
あたりそういう自分であるこずを匕け目に感じるこずは無かったが、それも「坂本おじちゃん」の「泣いおよか」ずいう蚀葉が、無意識にクッションになっおくれおいたからかもしれない。

その緩衝材が薄くなっおいったのは、本栌的にスポヌツを始めおからだったように思う。

䞭孊入孊ず同時に競泳を始め、ポペンポペンだった身䜓はものの芋事に匕き締たっおいった。
郚内でも䞊の䞋くらいの実力は぀けるこずができ、「勉匷はできるがスポヌツはできない」ずいうコンプレックスはものの芋事に消滅した。
䞀぀でも埗意なスポヌツができるずいう自信は、特に男にずっおはこの䞊ないドヌパミンになるずいうこずに、薄々気づき始めおいた。

ある日、孊校のトむレで甚を足しおいるず、仲良くしおいた別の男子生埒がドアを「バヌン」ず蹎り飛ばしお入っおきた (特に機嫌が悪かったわけでは無かった)。
なぜか、その瞬間に頭の䞭で小さな爆竹が砎裂するような感芚がした。
おそらく、制服を着厩したり髪の毛を敎えたりしお、「勉匷もできるけどやんちゃもできる自分」を挔出するようになったのは、その瞬間が境だったように蚘憶しおいる。
おそらくそれは圢を倉えながら、「真面目ずバカが䞡極端な自分」ずしお今も残っおいる。


そういう傟向が匷くなっおきたのは高校に進んでから。
競泳から氎球に転向したこずで、「図倪さ」のようなものはより求められるようになった。
「氎䞭の栌闘技」ずも呌ばれる氎球は、泳ぎができるだけでは競技者ずしおは䞍十分で、ポゞション争いにおける掎み合い、取っ組み合いや、時に審刀に分からないように反則を行うような狡賢さも求められる(最近ではフェアプレヌの颚朮が広たっお、そういう傟向は匱たっおいるようだが)。
氎面䞋で先茩に殎られようが蹎られようが文句は蚀えない(もちろんゲヌム䞭だけの話、念の為)。
「やられたらやり返せ、できなくお悔しいならより匷くなれ」ずいう䞖界だった。

監督はよくこう蚀っおいた。
「隣の奎の飯を暪取りできるぐらいじゃないずダメだぞ。」
少なくずも、俺たちの代はそういう話が通る最埌の䞖代だったず思う。

最近知られるようになった「ホモ゜ヌシャル (略しおホモ゜)」ずいう蚀葉。
郚掻を離れれば、教宀ではこのような぀ながりに巻き蟌たれるこずになった。

ホモ゜ヌシャル(男性ホモ゜ヌシャル)ずは、男性同士の結び付きや“男の絆”を意味する蚀葉です。
(äž­ç•¥)
ゞェンダヌ研究の分野ではホモ゜ヌシャルには次の二぀の特城があるず指摘されおいたす。䞀぀は、ミ゜ゞニヌ(女性蔑芖)。もう䞀぀は、ホモフォビア(同性愛嫌悪)です。ホモ゜ヌシャルな瀟䌚では、女性は公的な堎からはじき出され、男性は同性愛者でないこずを蚌明しないずいけたせん。

REPORT 働く人たちのための情報劎連リポヌト『「男の絆」から生たれるセクハラ「ホモ゜ヌシャル」を知っおいたすか』https://ictj-report.joho.or.jp/201806/sp07.html

誰が䞀番笑いを取れるか。
誰が䞀番ギリギリな䞋ネタを蚀えるか。
誰がむゞる偎・むゞられる偎に盞応しいか。

孊幎を経るごずにそれらを問うコミュニケヌションは増えおいった。
恥ずかしい話、最初のうちはそこに乗っからなければ居堎所を倱うような恐怖感があった。
だから敢えお乗っおしたったし、そのピラルキヌ争いに取り残されないように自分を挔じるようになっおしたった。
迷惑をかけおしたうこずも倚々あったかもしれない。

男女共孊の進孊校であったこずがただ救いで、いじめのような話を聞くこずは無かったが、受隓期に入ったある日、突然そういうものの䞀切がめんどくさくなり、クラスの䞭で誰かず぀るむこずがほずんど無くなっおしたった。
郚掻を匕退しおからは必芁なずき以倖、誰かず喋るこずすらほずんど無くなった。
あたり反りが合わなかった圓時の担任教垫からですら、「お前はクラスの連䞭ず仲が悪いこずずかはなかずや」ず心配されるほどだった。
ただ、あの頃はそうした方が楜でもあった。
(あの頃同じクラスだったみんなぞ、別に皆が嫌いだったわけじゃないよ、でも教宀ずいう空間に抌し蟌められるこずが息苊しくなっちゃったんだよね、あの頃は)


高校を出お地元も出お、付き合うコミュニティを遞べるようになった埌も、ホモ゜的コミュニケヌションに付き合わなければならないような堎面には床々遭遇した。
それは、倚くが無駄に「䌝統」「暩嚁」を誇るコミュニティにおいおだった。
先茩たちに芋せる出し物が、「男子だけ䞋ネタが䌝統」ず蚀われ、そういうコントをやる。
男性だけが集たる堎で、女性メンバヌをたるで倧孊の授業の評定のように栌付けする、あるいは「誰ずダリたいか」ずいうような話をする 。
嬉々ずしおではなかったにせよ、圓時はそういった善悪を刀断するアンテナが党く立っおいなかったにせよ、特に異議を立おるこずなくその぀ながりの䞀端を担っおしたったこずは喉に小骚のように刺さっおいる。

時代のせいになどしおはならないのは倧前提の䞊で、圓時はただそういう構造を「ホモ゜ヌシャル」ず呌ぶラベルすらほずんど知られおいなかったし、この囜で男性ずしお生きる以䞊、時には衚面䞊であっおもそこに付き合っおいかなかればならないのだろうずスカしおいる自分もいた。

加えお、圓時はレゲ゚にどっぷり浞かっおいた時期でもあった。
今は若手から異論も出始め、退朮しおいる空気ではあるのだが、圓時のレゲ゚シヌンではただただホモフォビア (同性愛嫌悪) が倧手を振っお歩いおいた。

圓時すでにアメリカ・ペヌロッパでは、過激なホモフォビアを振りかざすゞャマむカ系アヌティストがツアヌを出犁になる事䟋が増え始めおいたが、日本では特に倧きく問題ずしお取り䞊げられるこずはなかった。
ゞャマむカ人は倚くが敬虔なキリスト教埒であり、少数掟ではあるにせよ厳栌な異性愛芏範のあるラスタファヌラむに垰䟝しおいるアヌティストが倚かったずいう文化的事情もある。
だが、日本のレゲ゚シヌンはそういった文脈を無造䜜に切り捚おた圢で、ホモフォビアのみをファッション的に茞入しおしたったずいう暗い偎面があった。

そしお恥ずかしいこずに、倧孊院で人類孊を孊び始めたばかりの俺は、文化盞察䞻矩を思いっきり履き違える圢でそういった蚀説を远認しおしたっおいた。
熊本を出おホモ゜的぀ながりから脱华するどころか、望む望たぬに拘わらず、曎にさらに自分からその黒い沌にハマっおいっおしたった。


その歪さに目がいくようになったのは、やはり前職でメンタルを病み始めおからだった。

「どうしお俺はこんなに生きづらかったんだっけ 」ず、䞍眠で冎え切った目をこすりながら、手圓たり次第にメンタルヘルス関連のWEBメディア、曞籍、Podcast、Youtubeを持った。
無料の情報らしく党くの無甚の長物も倚かった䞀方、それからの俺の指針になるような曞き手やメディアずの出䌚いがいく぀もあった。
生きづらさを自分の䞭で䞁寧に解きほぐそうずすればするほど、ゞェンダヌの問題に突き圓たるこずは避けられなかった。

Podcast『桃山商事』を運営しながら、䞻に男性の生きづらさを䞭心にゞェンダヌに぀いお執筆する枅田隆之さん。

文䜓に蟌められた仕掛けにあずがきを読んで気づき、背筋が凍る思いがした『82幎生たれ、キム・ゞペン』

力を持っおいる者こそ、そうではない者たちに手を差し䌞べる責務があるこずを気づかせおくれた䞊野千鶎子氏のスピヌチ。

玹介蚘事を曞いおから今も仲良くしおくれる、性被害サバむバヌの橋本なずなさんのnote。

圌ら圌女らの蚀葉たちを少しず぀消化しおいくこずによっお、ここたでの数十幎で自分を真綿のように締め付けおいた「トキシック・マスキュリニティ (有害な男らしさ)」や、特定のカルチャヌに自分から飛び蟌むこずで囚われおしたった異性愛芏範の呪いが、埐々に解けおいき぀぀あるのを感じおいる。


だからず蚀っお、今の自分が2026幎、什和の時代にふさわしくぎったりずアップデヌトされきった、スヌパヌ最先端男性ずなり切れおいるかずいうず、それは党く圓たらない。

䟋えばセルフむメヌゞの話。
メンタルを病んでから過食症に片足を突っ蟌んだような状態に陥り、䞀時は䜓重100kgを超え糖尿病寞前ずも蚀われるほど砎綻し切った身䜓のバランスは、少し調子を取り戻しおから始めた筋トレず食生掻の改善によっお、25kg以䞊絞るこずができた。
健康状態はこれによっおかなり改善され、それは良いこずではあるのだが、今は過床にリバりンドを恐れ、平日の食生掻のバリ゚ヌションを広げるこずに䞍安を芚えおいる自分がいる(䌑みの日はできるだけ自由な食事をずるこずを心がけおいるけど)。
加えお、なたじ氎球でバキバキに絞れた身䜓を持っおいた時期もあるこずから、その身䜓を過床に理想化しおしたった結果、筋トレで無理をしお吐き気や頭痛を芚えお垰っおしたうこずも床々だ。

過去の醜い身䜓に戻っおしたう䞍安ず、理想に囚われすぎるあたり䞍必芁に負荷をかけおしたう䞍安ず、やじろべえのようにこちらずあちらを行き来する毎日だ。

そしお、経枈的な話。
キャリアに長いブランクがあるこずから、正瀟員ずしお働いおいるずはいえ同䞖代ず比べお十分な収入を埗おいるずは蚀い難い。
幞いにも家族には結婚などを急かされるこずはないが、友人知人にはパヌトナヌの有無や結婚願望を蚊かれるこずが前にも増しお増えた。
そういう時は、「いや〜ただただそんな身分じゃないっすよ」ず冗談めかしお答えるこずが倚いが、悲しいかなこれは半分本気で思っおいるこずでもあるこずを癜状しおおかなければならないだろう。

自分のやりたいこずを優先させ、母芪に家庭の負担の倧郚分を抌し付けおいた父芪ぞの反発もあるのだろうが、「少なくずも経枈的には、男が家庭の倧黒柱であるべき」ずいう感芚がどうしおも抜けない。
蚀い蚳じみおはいるが、それは女性や子䟛が男性に埓属すべきずいうこずではなく、パヌトナヌや子䟛たちに䞍自由をさせたくないずいう気持ちの方に匷く぀ながっおいる。
もし「脱・家父長制的䟡倀芳ゲヌム」みたいなものがあっお、RPGよろしく有害な䟡倀芳を䞀぀づ぀倒しおいくずするなら、自分にずっおのラスボスは間違いなくこの考え方だろう。

もちろん、それが䞍必芁に埌ろ向きな考えであるこずはわかる。
だが、友人から婚掻や結婚生掻に぀いおの話を聞くたびに、ただただ経枈的な男女平等 (「公正」ず蚀った方が良いかもしれない) は実珟に皋遠い状況であるずため息を぀きたくなる。
これほどたでに将来䞍安が匷い囜にあっお、子䟛たちに䞎えうる環境を熟烈な受隓競争などで奪い合っおいる状況では、自分のような立堎の人間が安易に家庭を持ちたいなどずは蚀えない。

そしお、自分だけではなく呚囲の人間が螏み぀けられおいるような状況にある時、はっきりず、か぀公正な圢で声を䞊げられおいるかずいえば、これたた自信がない。

先日、前回のnoteでも觊れた、䞍同意性亀の疑いで逮捕された男がW杯に日本代衚ずしお出堎しおいるこずに぀いお、個人のInstagramでこんな投皿をした。

BGMに日本代衚公匏応揎゜ングを添え、日本チヌムの初戊の開始時間(朝5時)に合わせお予玄投皿するずいう、我ながら性栌の悪さが突き抜けた抗議だったが、思った以䞊に倚くの人が読んで反応しおくれた。

曞いた蚀葉に嘘はないし、自分の憀りをできるだけ忠実に絵にも萜ずし蟌んだ぀もりではあったのだが、いざ投皿しおみた埌、
・こういうどぎ぀い衚珟を、朝䞀番に目に぀くように投皿するずいうこずに、実際にトラりマがある人の䞭でショックを受ける人もいる恐れもあったのではないか。
・誰かのためずいうより、自分の憀りを優先させるような衚珟になっおいなかっただろうか。
ずいう疑問が内に湧いたのも事実だった。

はっきりずは意芋衚明したけれども、その方法が100%「公正」だったかず蚀えば、あたり自信を持おない。
異性愛男性ずいう、ゞェンダヌの䞊では圧倒的匷者の立堎にいる自分であるからこそ、䜕床もフィヌドバックを繰り返しながら慎重に、「誠実に怒る」方法を探っおいかないずいけないな ず振り返りをさせられる䞀件だった。


ずころでクヌルポコの話に戻るず、䞀昔前にYoutubeでバスったこんな動画があった。

い぀ものようにネタをする二人。
匟子圹の方がい぀ものように「モテようずしお〜携垯の埅受をEXILEにしおる男がいたんですよぉ〜」ず悲しげな顔をしお蚀う。
そしお垫匠が「なあ〜にい〜!?」のキメ顔を䜜るために「なあ〜」の郚分で䞀瞬埌ろを振り向くず、そこには貞子のような幜霊が立っおいる。
それに垫匠は「なっっ な 」ず蚀葉を止めおフリヌズしおしたう。
そういうドッキリ䌁画だった。

坊䞻に䞊半身裞にサラシを巻いお「男は黙っお鳥矜䞀郎」ずか、「男は黙っお也垃摩擊」ずか、
究極たでデフォルメされた「男らしさ」を党身で衚珟しおいるそい぀が、安易すぎるドッキリを前にしおそれらの衣装を䞀瞬で攟り出しおしたう。
初めお動画を芋た時、その構図がもう笑えおたたらなかった。

「男らしさ」なんお蚀うのは、実際の生掻でもそのようにふずしたタむミングで剥がれ萜ちおしたうものなのかもしれない。
そうだずするなら、「男らしさ」から脱しようずするあたり、「生きづらさ」を盟にしお自己憐憫に陥っおしたうより、「クヌルポコを笑い飛ばせるくらいの䜙裕」を持ちながら、誠実に目の前の他者に想像力を働かせるこず。

そしお、今は倩囜にいる「坂本おじちゃん」のように、泣いおいる人がいれば「泣いおよか」ず優しく声をかけれあげれらるこず。

そういうものが本圓の意味で「健党な/堅実なマスキュリニティ」なのかもしれない。


いいなず思ったら応揎しよう