メインコンテンツへスキップ
見出し画像

私、今!第2性長期なんです(総集編)

    パートナーとは長い付き合いだ
    優しく私を大切にしてくれる人

    日常では私がキスハグを求め
    パートナーは受け入れる

    夜のお誘いはパートナー
    私は受け入れる

    これが私たちのかたちなのだ

    パートナーの夜のお誘いは週1は求めて来て私も困ることはない

    私の性欲は普通にあり
    パートナーのお誘いはWelcomeだ!

    でも
    「女性はセックスしたいなんて素振りは出したらダメ!」
    「男性は清楚な女性が好き!」
    という固定観念が私にはあって
    夜のお誘いは、一旦拒否ってから
    受け入れるというめんどくさい女を演じている

    ベッドに入り「来た〜❣️」と心で喜んでも
    「また〜? 眠いんやけどぉ〜」と興味のない素振りをする

    厄介なのがそれを言ったことで
    パートナーがその言葉に応じて誘うことを辞めてしまう時だ

    「おいおい! 諦めんな! 来てぇ!! 」と心で叫ぶが
    伝わるはずもなくモヤッとしながら寝る

    隣ではモヤッとふて寝のパートナーが居て
    私は自分に腹が立つのだ

    そんな中、パートナーがEDになった
    性欲はあるのに立たない
    セックスがしたいのに出来ないことで
    パートナーはイライラする日が続いた

    病院をそれとなく促してもみた
    「女性の看護師さんがおるやん。恥ずかしい行かれへん」
    と帰ってくる。
    「はぁ?!
    看護師は毎日何十人ものモノを見てんねん!!
    あんたが思う程 看護師は何にも思わへんねん
    何が恥ずかしいやねん!」とは心の中でしか言えない

    積極的に病院を勧めたら
    「セックス好きな女やったんか?!」と思われるかも・・・などと
    こんな事態になってもパートナーに「治療して」と言えないので
    私もイライラ モヤモヤする

    とうとう
    まったく立たなくなり、半年程するとパートナーは
    「なんかもうセックスしたいと思わなくなって、全然イライラしなくなった」と笑顔で嬉しそうに報告してきた

    「はぁ?私は?
    あなたがもうイライラしなくなったのはええよ!
    でも私はどうなんの?!
    まだ40代半ばやって!」と思っていてもパートナーに言えないのだ

    そしてパートナーはこうも言ったのだ
    「淡白なパートナーやから良かった。性欲があるパートナーやったら大変なことやったなぁ〜」

    私はずっと清楚で淡白な女性を演じ切れた!
    ヨッシャー〜!となるわけがない

    こんなことならエロ女子やってた方が良かった
    過ぎた事をタラレバ言うても仕方がない

    日常で私がキスハグを求め
    パートナーが受け入れるかたちは変わらず続いているが

    そんなもんで性欲が落ち着くわけがない

    パートナーからもキスハグをしてくれてもいいのにして来ない
    私からばかりでさみしい・・・求められない日々
    必要とされている実感がない日々が辛くなってきた

    私がセックスで得られていたものは、癒しと存在欲求だったんだ・・・

    セックスがしたい! 求め 求められたい!
    癒やされたいという思いが溢れてくる

    パートナーとずっと幸せに過ごしていきたいし
    パートナーに悲しい思いはさせたくない

    だから浮気をするつもりは全くない
    でも、自分も大切にしたい
    自分に正直に生きていきたい

    セックスに対しても正直に生きていたい
    一度きりの人生 後悔したくない

    そんな考えは私に都合のいい言い訳なのか?
    自分勝手でパートナーのことを本当は大事じゃないのではないか?という思いと
    性欲をパートナー以外で満たすことってそんなにいけないことなのだろうか?という思い

    私がこんなに悩んでいるのに
    パートナーがのほほ〜んと過ごしているのが気に入らない

    テレビで野球中継を観ながら
    鼻をほじったり
    おしりをポリポリ掻いたり
    お酒を飲みながら
    選手にヤジるパートナーを見るとイラッとする

    こんなパートナーを見てもへっちゃらになるために!
    何処かでこの性欲を満たさなければならない

    女性が性欲を満たすために安全にセックスを行うにはどうしたらいいのだろう

    今まで正直困ったことがない
    からだの欲求に関しては、ほぼなんだかんだ満たされてきた

    友人や同僚と自分の性事情について話したことってなくて
    また、逆に友達から話して来たこともない

    性欲があるなんて軽蔑されると思っていた
    女性がセックスしたいなんて・・・性欲お化けのおかしな女性と思われる

    だから今まで出来るだけ隠してきた
    私は淡白な人だとパートナーさえ思っていた

    このような事になって
    パートナーのいない女性
    パートナーとレス状況の女性は
    どのように性欲を満たしているのだろう?
    と考えるようになった

    自分がその立場にならないと
    自分の関係ない事と無関心なんだと改めて思った

    こんな時はSNSに頼る
    人にバレずに調べられるって素晴らしい

    プライバシーとか個人情報とか繊細な時代
    面倒だけど今回はそんな世の中で良かった思う

    男性の風俗があるのは知っていて
    じゃ〜女性が利用する風俗もあるかもしれない?!と思い検索した

    意外とかなり前から女性用風俗(女風)があったみたいですぐにヒットした

    女風というものはどんなことをして
    どのようなシステムなのか初めて知ることも多く面白い

    女風を調べ始めたころは「利用してみたい」という気持ちがあった
    でも調べれば調べるほど
    なぜか女風の男性セラピストに会いたいという気持ちが減少していった

    何でなんだろう?
    非日常的な見た目よしイケメンで
    お金がかかるのも月1回くらいなら大丈夫だ
    でもなんか・・・満たされる気がしないのだ

    男性に愛情を求めているのか・・・違う
    求められたい!
    私は私を必要とされたいんだ
    相手と求め合えるセックスがしたいのだ

    女風は金銭が絡む以上
    無意識に女性が優位になる気がする

    男性セラピストは仕事として女性と接することになるが
    私は対等に男性と関わりセックスを行いたい

    そんな事を考え始めた頃
    性風俗に関係するおすすめYouTubeが
    勝手に上がって来るようになった

    そんな中で
    「セックスサークル」とやらがあがって来た

    一期一会のセックスをするだけのサークル?
    なんだこれは・・・本間にあるの?

    あやしい・・・でも気になる

    セックスしたいもの同士が集まるサークル?

    あやしい・・・でも気になる

    動画では、男性3名と女性1名という複数プレイを今から行うという
    絶対にこんなことをする特殊な人たちは頭がおかしいと思った

    すごく楽しそうに4人が座っている・・・不思議だ
    この人たちはなぜこのサークルに入ろうと思ったんだろう

    はじめは少し抵抗があった
    でも興味を持つ自分がいることも自覚していた

    ふと思った・・・私も一緒だ
    パートナー以外でプレイをしたいと思っているのだから
    この人たちを批判はできない

    1対1のプレイでも
    複数でも同じではないか・・・と思うと
    このサークルのことをもっと知りたいと思った

    ホームページには「女性のための・・・」とある
    サークルに参加するには、男性プランナーと会って面談が必要らしい

    面談に来る人は男性プランナー
    サークルではきっと特別な人なんだろうけど
    やはり会うのは怖い・・・

    変な人が来たらどうしよう
    帰らせてもらえなかったら
    もし知り合いが来たら

    色んな「もし・・・」が頭の中で湧いてくる

    ホームページに記載されている内容が本当なら利用したい

    本番があること
    素人同士でマニュアルのないリアルなプレイが私には女風より魅力的だった

    また一期一会で目的は明確で不必要なやりとりがないこと
    やりとりに個人のLINEや電話番号を使用しなくていいこと
    こんなシステムは安全で良い

    ホームページの中を隅から隅まで何回も読んだ
    何回読んでも よく出来たシステムだ

    そう思いながらも・・・

    女性が安全に安心してセックスできるシステム
    なんて本当にあるのだろうか?
    よく出来たシステムだからこそ怪しい・・・

    結局こういうのは女性が傷ついて
    でも何処にも言えなくて
    泣き寝入りしたりする事が多いし・・・もう少し考えよう

    こんな事を半年の間 何度繰り返しただろう
    結局、半年間ひとりで悩んで決断出来なかった

    もうプランナーに会って直接話を聞くしか前に進むことはできない
    でも、できるならば本当にこのサークルのホームページに記載されていることが本当であってほしいと思った。

    話を聞いてサークルに入る 入らないを決めよう
    そして男性プランナーに会えばサークルの雰囲気もわかる気がした

    決断すると行動が早いのが私の良いところであり時に後悔の根源となる
    今回はこの決断が良い方であればいいなと思いながら
    すぐに面談を申し込んだ

    すぐに返答が来た

    男性プランナーとの面談の日程は私の予定に合わせてサークルが調整してくれ、希望通りの日時に決まった。

    その瞬間から小さなソワソワや緊張があった
    当日の服装や身だしなみ、なぜか下着にまで・・・あれこれ気になりだすと気になって仕方ない

    パートナー以外の異性と二人だけの時間
    この気持ちは何と表現したらいいのだろう・・・不安・緊張の中に楽しみ?ときめき?もあって、表現しにくいが心と頭が賑やかな状態だ

    20代前半からパートナーとだけのプレイ
    年は取ったが、プレイのアップデートはしていない

    そしてパートナーとのプレイも1〜2年ない状況なのだ
    私みたいな50歳手前の女が入会できるのか

    サークルは魅力的な、妖艶な女性ばかりだったらどうしよう
    体型も顔も自信がない・・・
    私のような見た目の女性も受け入れてもらえるのか確認したい

    入ってから傷つきたくないからこそ
    私がサークルで本当に楽しめるのか、面談で見極めないといけない

    はじめましての男性とセックスについて話す
    話すということに対して抵抗があると思っていたが、実際はワクワクしていた
    知らない人と話す方が抵抗がないのかもしれない


    面談前日、いつになくソワソワしていた
    男性プランナーと連絡を取り合うDiscordのサーバーができた

    男性プランナーから連絡が入っただけでかなり緊張した
    明日の待ち合わせ時間の確認があり、面談場所の希望を聞かれ、人にできるだけ会いたくないことを伝えた

    そのあとすぐに待ち合わせの場所の提案があり、承諾という流れだったと思う

    かなりの緊張がもう始まっていて、色々と無意味なやり取りが続いたら「気持ち悪い・・・明日行きたくないかも」となっていたかもしれず、連絡のやり取りは必要最小限で業務的な感じが逆に安心できた


    面談当日、朝からソワソワが止まらない

    午前中はあえて仕事を入れていた
    こんな日はソワソワして家にいても落ち着かないだろうと思い、デスクワークが溜まっていたのでちょうどよかった

    仕事は案外、集中すると没頭するタイプなので、面談のことは忘れて没頭できたが、退勤時間の30分前から心がソワソワし始めた
    何事もなく定時を迎え、いつも通り退勤できてホッとした

    更衣室でメイクを直しボディシートで体を拭き取り、髪も整えて待ち合わせ場所へ向かった
    まるでデートにでも行くのかというように身なりを整えている自分がちょっとおかしくなった

    最寄り駅に着いた途端、緊張がピークに達した
    待ち合わせの数分前、男性プランナーから待ち合わせ場所に私が到着して困らないように配慮の連絡が入った

    待ち合わせ場所の入口のドアを目の前にした時、鼓動がさらに速くなっていた
    どんな人がいるのだろう、いい人であってほしいと覚悟を決めてドアを開けた

    男性プランナーはすぐにわかり、笑顔で迎えてもらえた
    清潔感があり物腰も柔らかで安心した

    場をやわらげる雰囲気と関西男性特有の「スッ」と懐に入ってくる感じの方だった
    数分の会話で緊張がいくらか和らいだ

    セックスサークルeaseの説明は、ホームページに書かれていた通りであった

    どのような女性が多いのか、私のような年齢の方もいるのか、私のような容姿でも大丈夫なのか不安を打ち明けた

    プランナーから「お色気ムンムンの女性は自分が知っている限りいない」
    「普通の女性の方ばかりで、年齢も40代〜50代も多い」とのこと
    また、容姿についても「気にする必要はなく、それぞれ好みがあるので女性が思っているほど男性は見た目や年齢を気にしていない」とのことで少し安心した

    そのような話を色々とした後、「サークルのプレイでは、自分みたいな普通の男性が来ることが多いが、プレイできそうか」と男性プランナーから確認があった
    きっとプランナーになるような人なのでこの人は良い方なんだろう
    自分の年齢や容姿のことを考えると、男性がどうこうではなくこのサークルは安全かどうかの基準でプレイできるかを考えた
    「大丈夫です」と返答した

    「逆にサークルの男性は私でも大丈夫だと思いますか?」と確認した
    「もちろん」と笑顔で返答があり、たとえ嘘でも女性として認められた感じがして嬉しかった
    この言葉は「大丈夫だよ。安心して。」と言われたような気がして、私の心はこれで決まったと思う


    初プレイ
    ホテルで待ち合わせをした
    数年ぶりのセックスは上手くいくだろうか

    人通りが少なくなる瞬間にホテルの入口へ向かった
    気持ちは早足、でも余裕で慣れた感じにホテルに入った(つもり)

    ホテルの中にカップルの姿はなくホッとした
    Discordで「ホテルに入りました。もうすぐ着きます」とプランナーに報告
    そのままエレベーターに乗ってDiscordで教えてもらった部屋へ向かった
    エレベーターが上がるにつれて私の鼓動も高鳴っていく

    エレベーターを降りて部屋の前に着いた
    「来てしまった・・・。部屋に入ったらもう引き返せない」そう思うとチャイムを押すのに3回躊躇した
    「よしっ!」と気合を入れチャイムを押した

    すぐにドアが開いて男性が笑顔で「こんにちは、どうぞ」と迎え入れてくれた
    「良かった~、とりあえず普通の人や~」と安堵した

    男性はeaseでのプレイ経験者で余裕があり、色々話をして緊張を解きほぐそうとしてくれているのが感じられ、その対応がうれしかった

    お風呂の準備や歯磨きなど用意してもらうことも初めてのことで、「姫扱いじゃないか……こんな男性もいるのだなぁ。というか、これがeaseの教育ならすごい」と思ってしまった

    「一緒にお風呂に入る?一人でゆっくり入ってもいいよ」と手を握られて聞かれた
    触れられた瞬間なんか女スイッチがバチン!と入ったと同時に「私が決めていいんだ・・・」と思った

    一緒にお風呂に入ったときも、プレイも優しく丁寧に声をかけてくれて、こんなに配慮してもらいながらのプレイを今までしてもらったことがあっただろうか・・・
    「『女性のためのセックス』ってこういうことやったんや」って感動し、久しぶりのセックスであったが集中して楽しめた

    パートナー以外とのセックスは、セックス後女性をほったらかしにするイメージがある
    そういうこともなくハグやキス、まったりとした会話ができ心地よかった
    セックス中のゆっくり丁寧な対応に気持ちもゆっくり穏やかになれたことって今まであっただろうか

    久しぶりのセックスで性欲は解消されたが、それよりも心が満たされたことに感動した
    そして今まで「男性のペースで男性が満足すれば私は満足……」と自分に言い聞かせていただけで、全然満足していなかったと改めて思った

    プレイが終わっても色々気にかけてくれる男性に「女風というところを知らんけど女風?みたいや」と思ってしまった

    私は安全に楽しみ、そして癒やされるセックスができる場所を見つけた


    入会して半年間、月に1回ペースでプレイを行っている
    しかし・・・満足に至ることが少ない

    なんでだろう・・・

    プレイ希望やNGを覚えていない人
    男性優位で、自分が満足するセックスをする男性
    まったく攻められず指示待ちの人
    自分が思うプレイができなかった時はモヤモヤしたり
    〇〇してもらいたかったなど不満に思ってしまうのだ

    「なんで満たしてもらえんのやろ。一期一会じゃ限界があるんかなぁ」と独り言を口にしたときに、ふと違和感を覚えた・・・

    同時期に「easeコミュニケーション」というコミュニティに入っていた
    サークルの人達と交流するようになり、男性の気持ちやプレイ時の心境なども知ることができた
    一期一会のサークルプレイでお互いがしたいこと・されたいことを理解し合い、楽しむには意識して相手を知らないと成り立たないし、一期一会ではさらに難しいと感じていた時期でもあった

    自分は相手を満足させているんだろうか?

    プレイが満足できなかったのは、相手だけが要因ではなく自分にも要因があるのではないか?

    自分のプレイに対する考え方と向き合わないといけないと思った

    もともとセックスは男性に「与えられるもの」「してもらうもの」という固定観念が私にはある
    さらに、「女性は男性に満足してもらうためにセックスをするものだ」という思い込み、女性がしてほしいことを男性に伝えることは「はしたない」という思いがあった

    そして、私は自分自身を大切にしてきただろうか?
    自分が楽しむことや自分が感じることを優先したことがあっただろうか?
    何も考えずにプレイに集中することってどれだけあるだろう

    また、私が求めているプレイは何かと考えた時
    対等でお互い楽しい・気持ちいいと思えるプレイがしたい

    今モヤモヤしていることに対して、どうすればよかったのだろうか

    希望やNGを自分から再度伝えないといけなかったんだ

    男性が男性優位で自分が満足するセックスをするのは、男性がそもそも私を知らないからで、自分から男性に要望もせず「察してくれ」というのは無理な話だ

    まったく攻められず指示待ちなのは、私のことがわからなくて困っていたのかもしれない

    お互い知らないままのプレイではこうなってしまっても仕方ないと思った

    自分が思うプレイができなかったのは自分にも要因があり、自分の抱えていたモヤモヤを自分自身が解決してこなかったからかもしれない

    そして男性は女性と違ってサークルでのプレイ機会は少なく経験を積むのは難しい
    サークルでのプレイ経験が浅い間の緊張はどんなものか私も経験してわかる

    楽しい気持ちいいセックスがしたいし、お互いが「今日はよかった~」ってハグして帰りたい。そのために私にできることは何か考えてみた

    男性はスンとしているけど緊張MAXだと思え!

    男性は頭の中は緊張で真っ白だ。自分がして欲しいこと・NGは再度伝えないと男性はそれどころではない!

    相手がして欲しいこと・一緒にしたいこと・NGを私も知りたいと伝え、男性を現実に戻していけ!

    緊張を解きほぐす方法は・・・「ハグ」だ
    「ハグしてもらっていいですか?」を良いタイミングでお願いし、ハグをすれば男性の緊張も自分の緊張も解きほぐしていける!と勝手に決めつけた

    これで私も相手も満足できるプレイができるのか正直分からない。
    しかし、やらないより今思いつくことをやって、だめならまた考えればいいと思った

    自分のしたいセックスは何なのかを考える間、自分を大切にしないといけないことにも気付いた
    どうするかを考えている自分を褒めてあげたくなり、自分を大切にすることを考えている自分が好きになった


    数か月・・・何回かのプレイで実行してみた

    男性の緊張はセックスを楽しみたい女性にとって、あまり都合の良いものではない。どうにか緊張を解いていきたかった
    そこで相手がしてほしいこと・一緒にしたいこと・NGを聞いてコミュニケーションを図ろうとした

    「女性のための・・・」と掲げられているサークルで、男性に一緒にしたいことや男性のNGを聞くと、想定外の質問が女性から来たことにほとんどの男性はびっくりする
    しかし、一緒にしたいことは案外出てこないことが多かった

    女性に満足してもらえることで自分の満足が得られるという男性が多く、一緒にしたいことが出てこないのだ

    ということは男性の中には女性と同様に、相手が満足するのがセックスだと思っている人がそこそこいるということが分かり、男性は「これで女性が満足してくれるかな」とあの手この手で尽くしているが、女性は男性の自分勝手なセックスと勘違いしていることもあり得るということだ

    とりあえず、女性が自分に興味を持ってくれるということに男性は喜んでくれることが多く、表情から緊張も解けていく感じが明確に表れることがうれしかった

    「ハグしてもらっていいですか?」をある程度会話が進んだ良いタイミングでお願いしてみることは本当に良かった
    ほぼ全員が笑顔になる
    その笑顔がたまらなく、愛おしくかわいいのだ

    両手を広げておいでとゆっくり寄ってきてくれる人
    ぎゅんと距離を詰めて、ぎゅっとしてくれる人
    十人十色でその人らしいハグがあり、ハグしてもらえるとすーっと私は緊張が解けていくのだ

    ハグ中のその人の鼓動・息使い・匂い・筋肉の硬さや柔らかさを全身で感じて徐々にリラックスしていくこの時間が好きだ

    男性もハグを境に少しずつ言葉が柔らかくなったり表情や体の緊張が緩むのがわかる
    一期一会でセックスをするという目的は単純明快であっても、そう簡単にお互いが求めるプレイが出来るわけではない

    プレイ依頼を出せば確実にプレイできる女性と中々当選しない男性の間には大きな経験値の違いがあることも多い
    女性にある程度男性の立場や状況を理解した対応を考えることは、女性自身にも反映されると思うのでお勧めしたい

    ここまできてやっと緊張がほぐれてお互いの希望やNGをある程度知っていることで、ベッドに入るまでにはある程度の良好な関係になっていることが多い

    この関わりを意識するようになってから、男性の緊張が早く和らいでいるように感じる
    男性も安心感を得られるためか、笑顔や言葉のかけ方・対応も明らかに違うのだ
    そんな男性には私も心を開放しやすくなるし、プレイに集中もできるようになっていった

    私の知らない私を引き出してもらえることも増えていったし、少しずつ私の体もエロ化していると実感する
    また、私の意識が変わったことで相手の持っているセックス能力を発揮できるようになっていればうれしい

    今、私はプレイが楽しくてしかたない

    実は、プレイの内容がすべて満足ばかりかと問われるとそうではない
    時にはプレイ男性と部分的に合わない時も正直ある
    「一期一会で、相手も私に満足できたのか私にはわからない」と思うようになってから、「満足できるところがあれば、パーフェクトでなくても楽しい・よかった」と思えるようになった

    正直、以前はプレイが良かった・楽しかったとあまり思えなくても「今日は楽しかった。ありがとう」と笑顔でハグしていた
    そして満足を求めて「さぁ次また出そう」となってしまっていたのだ

    今は「今日は楽しかった ありがとう」と心から笑顔でハグをしている私がいて、「しばらくは余韻で過ごせそうだなぁ」となっている

    プレイを共にした男性を好きになる・お気に入りになるはない
    この男性とまた会ってプレイしたいという余韻でもない
    その男性とのプレイ内容がよかったという余韻
    その余韻が薄れてもしばらくはセックスしたいと「うずうず」しなくなっていた

    以前の私のようにプレイに満足できない女性は少なくはないと思う

    男女が対等なセックスを行うために、男性・女性共に自分のセックススタイルを俯瞰し考えることはとても大切だと思う
    自分が求めていることは何か、自分が求めていることに対して自分がすべきことは何かを考えると今よりももっと素敵で楽しいセックスができると思った

    これはeaseでのプレイだけの話ではない
    今、目の前にいるパートナーとのプレイはどうであったのかも考えるきっかけにして欲しい
    意識が変わることでパートナーとの関わりも変わるきっかけになってほしいと思っている

    現在、私とパートナーとの関係性は良い意味で何も変わっていない
    ただ、私がイライラすることはほぼなく、なんなら穏やかになりパートナーを思いやる余裕がある
    以前より仲良くなったようにすら感じる

    私、今!第2性長期なんです
    まだまだ成長していくつもりです
    サークルで性活動をしていることが楽しくて・・・そして今の自分を愛することができる自分がすごく好きです

    皆さんは今の自分を愛していますか?自分を好きと言えますか?
    easeでのプレイがきっかけで色々なものの考え方が変わりました
    本当は大きく環境が変わることはあまりないと思いますが、幸せの価値観が変わることで自分は大きく変わることができ幸せを感じることができています

    この作品を通してeaseに入ってほしいではなく、自分の考え方や相手に対する関わり方を考えるきっかけになってほしいと思います
    今よりも少し幸せに楽しく過ごせますように・・・

    #創作大賞2026


     
     

    NUNA

     
     
    私は再び『女』であることを手に入れた。 悩み抜いた末に見つけた、自分を愛するための新しい選択肢。 『もう我慢しなくていい。自分らしく楽しんでいい。』 過去の私と同じ景色を見ているすべての女性に、この想いが届きますように。

    あなたへのおすすめ