「自分をもっと大切にしておけば良かった」無自覚な発達特性の元彼との恋愛

前もって伝えておきたいことがある。

これから話す「発達特性を持つ男性」とは、自身の発達特性に気づかずに生きてきた男性に限定している。

そして、発達特性のある人は、働く場所と仕事内容がマッチすれば、抜群に仕事ができることもある。

それを頭に入れてから、これを読んでもらえたら嬉しい。

私が、発達特性のある相手との関係で後悔していること。

それは、

「自分をもっと大切にしておけば良かった」

ということだ。

私がこれまで身近な人を見てきて感じたのは、発達特性そのものよりも、自分の特性に気づかないまま社会に出て、何度もつまずき、「自分はダメなんだ」と思い込んでしまうことの苦しさだった。

社会に出てから、自分ではどうにもできないことで怒られたり、失敗を繰り返したりする。

そうやって少しずつ自己肯定感が削られていく。

そして、ストレスを抱えた状態になると、周囲に当たり散らしてしまったり、自分自身を追い詰めてしまったりすることもある。

「失敗しない人間」に見せるために、必死に仮面をつけて生きているように見えることもある。

ストレスのかからない状態の相手は、とても魅力的だ。

自由にしている時の相手は、とても幸せそうだ。

だからこそ、こちらも「この人を支えてあげたい」と思ってしまう。

でも、すぐ忘れてしまったり、約束を破ってしまったりすることが重なり、発達特性への理解がない人たちに囲まれて過ごさなければならなくなると、本人も壊れないように必死になってしまう。

そんな時、パートナーはどうすればいいのだろう。

この、小さいけれど破壊力抜群のハリケーンのような相手と付き合うには、覚悟がいる。

そして大切なのは、相手の発達特性を理解すること。

適切な距離感をとること。

そして何より、自分を大切にすることだ。

残念だけど、相手が変わってくれることだけを期待して、自分を犠牲にし続けるのはやめたほうがいい。

相手にストレスを与えないようにすることばかり考えるのではなく、自分の機嫌は自分でとる。

自分に火の粉が降りかからないように、自分を守る。

そして、結構大切なことだが、相手がお金に困っていても、お金を貸してはいけない。

「お金を貸すなら、あげるつもりで貸しなさい」と言う人もいるかもしれない。

でも、私の場合は、そんなことをしたら、自分に必要なお金まで持っていかれると覚悟しておいたほうがよかった。

同情もしないほうがいい。

同情した途端に、共依存が始まって、心も体もボロボロになることがある。

そう。

私は、心も体もボロボロになった。

だから、最初に違和感を感じたら、速やかに自分を大切にする行動をとってほしい。

最近、父の発達特性を理解していく過程で、ふと、

「もしかして、元彼も同じなのでは?」

と気づいた。

それから、やっと少しずつ心が癒されていった。

一緒にいた時の、心ない言葉。

嘘。

約束を破ること。

いきなりキレること。

そういったことを、私は自分のせいだと思って苦しんでいた。

でも、そうではないのかもしれない。

そう気づいたとき、心が軽くなった。

もし、心当たりのある人がいたら、

「あなたはこれっぽっちも悪くないですよ。ただ、八つ当たりをされただけですよ」

と言いたい。

そして、堂々と幸せになってほしい。

一緒に、元彼がビビるぐらい幸せになりましょう。

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