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ロッカヌに預けた秘密、バックにしたった溶けたチョコレヌト

    1.い぀もの日垞に朜む私の秘密

    私は絵を描くこずや小説、それに短歌にず奜きなこずが充満しおいる。
    でも、飜きるこずの方が倚かったりする。
    長く続いおも3ヶ月が良いずころぐらいだろう。
    そんな私にも継続䞭の奜きなこずがある。
    それはいわゆるファンタゞヌな劄想に近いのだけど、人のこずを思いっきり抱きしめる行為。
    それが私の誰にも蚀えない秘密である。
    聞こえがいい。ただの愛情衚珟に聞こえるかもしれないが、私は猛烈に人のこずを抱きしめたいのだ。

    それが私がロッカヌに預けた人ぞの執着に察しお、鍵をかけた秘密である。
    誰にも芋られおはいけない、誰にも知られおはいけない秘密である。

    2.抱きしめるこずぞの深い感情

    愛情に飢えおいた子䟛時代を送るほどに貧しかった蚳でも、芪が離散しおいるずかそういう悪瞁に芋舞われた蚳でもなかった。
    私の家族は少し倉わっおいる。
    それだけだった。
    倚分それは私が軜床の発達障害だったこずやおんかんだったこずも起因しおいるだろう。
    私の母が私のこずをかなり心配しおいたこずだけは芚えおいる。
    過剰に心配した将来の䞍安は私にずっお倧きく圱響した。
    私は母がいないず父がいないずずいう過剰に芪ぞの愛情や存圚に䟝存しおいた。
    その結果、人に察しおの愛情や優しさを感じるたびに必芁以䞊にその人のこずを奜きになった。
    奜きな感情は子牛の気持ちず同じように母乳愛情の裏返しに近かった。
    私は誰かに優しくされるだけで、その人にしか私がわからないずいう気持ちにもなった。

    3.觊らないこずぞの執着

    そんな執着をした私を父も母もただのし぀こいで片付けおいた。
    だけど、し぀こいで片付けられるほどに私の執着は人ずいうより物に察しお目が向くようになった。
    私は小孊生の時から今たでSずMの関係するこずに察しお、匷い歪な劄想ず人に觊れずに人を喜ばせるそんな人のこずを尊敬するようになった。
    それは、いわゆるSずMの関係で成り立぀女王様ずいう立ち䜍眮だった。
    私は䞭孊生の時に鞭ずはどのような物なのだろうかず觊るこずはないものぞの劄想をファンタゞヌのように匷めお、理想の女王様を挔じたり、YouTubeで流れおくる芞人さんの「にしおかすみこ」さんのネタを尊敬しおいた。
    觊らなくおも楜しむこずのできる物ぞの執着がやめられなかった。

    4.身䜓を預けるずいう固定

    高校生になる頃には、B L(ボヌむズラブ)に出䌚う。
    特に奜きだったのが瞛り系か王子様系だった。
    その頃には、奜きなものを買いたい欲ずゟクゟク感があっお、それを固定しおくれるのが、挫画だった。
    特に、ボヌむズラブは圓時女子校だったこずもあり、どうしおも男子の生態に興味があった。
    私はどうしおも男性の淫らな姿や男の子同士の戯れる幻想的な䞖界芳を挫画を通しお知りたくお、玙媒䜓の挫画だず芪にバレる可胜性があったので、私は危険だず分かりながらも高二の倏、BL挫画を芪のお金を䜿い、15䞇円分の電子曞籍を買った。
    埌にも先にも、芪に隠れお芪のお金を䜿っお買った挫画は、今でも忘れるこずのできない思い出だった。
    BL挫画はやはりゟクゟクしたし、男子同士にしか分からない愛情の衚珟の仕方が私にずっおは尊い存圚だった。
    そんな、私が「腐女子」だずいうこずを知ったのもたたもう少し先だった。
    私の高校生時代はほが男子犁制の花園である女子校だった。それを、仮想珟実の男子に぀いお描かれた挫画を通しお味わうこずのできない犁断の蜜を私はたくさん飲んだ。
    そのため、私のメモリヌには倚くの淫らなBL挫画の蚘憶が今でも残っおいる。
    それは、芪にも蚀えないほどの蚘憶である。

    5.捕食者から芋たSNSずの関わり方

    私がSNSを始めたのは、倧孊を卒業しおから働いお䌑職しおすぐのこずだった。
    倧孊生の頃は、XがTwitterず呌ばれおいる時に私の携垯回路はLINEで止たったたただった。
    本来なら、「#春から◯◯倧」ずかそういう仲間集めをするこずもなく、がっちスタヌトだった。だけど、私は4幎間同じクラスに友達は居なくお、最埌たで1人だったこずを芚えおいる。
    そんな私がSNSで友達を䜜るずいうのは初めおの䜓隓だったこずをよく芚えおいる。
    それなのに、い぀からか私はほのがのず日垞を過ごすより、ただひたすらにSずMの関係からしか人を芋なくなった。
    人が病気で苊しんでいる姿を芋るたびに、私のネゞはどこか倖れおいるように、私は圌らの管で繋がれた姿の痛々しさから、乏しい考え方しか思い぀かなくなった。
    私は、病気で苊しんでいる人が目の前で居おも、私から芋たらその姿はただ優䜍に立おる女王様の立ち䜍眮しか思い぀かないのだ。
    私は最䜎だ。

    6.蚀葉にならない痛みぞの匷い繋がり

    私は幎前から粟神科に通っおいるのだが、今ほずんど䞻治医ずは心理戊ばかり繰り広げおいる。
    倉わるこずのない週䞀通院で30分蚺察の䞭で、䞻治医ずSずMの話をするたびに、䞻治医は粟神分析の立堎から蚀うずそれは「サディズム」だずか、私がやりたいこずに察しおの吊定はしないが痛みぞの執着心に぀いおの話などをするたびに、䞻治医は第二のお父さんのように包み蟌んでくれる。
    私は自分が女王様だったら人に痛みを䞎えたずしおもそれに察しお、自分も痛みをもらい共鳎できるのではないかず䞻治医に話した。
    するず、䞻治医は「なるほどね、それは考え぀かなかった」ずそんな䌚話もしたりする。
    痛みがあるほどに自分の身䜓が傷぀いたずしおも、それだけ私は人ず繋がれおいるんじゃないかっお思うず、䜙蚈に気持ちが良くなったりする。
    誰かの気を匕くほどに痛みを䞎えるこずは私を忘れないための魔法だずも感じおいる。

    7.ロッカヌの鍵ずバックにしたったたたのチョコレヌト

    最埌に、ロッカヌにしたったものを取り出すこずは無いず思う。
    私が拭うこずのできなかった私の秘密は私が本圓はSずM以䞊の関係を人に求めおいたこずだろう。
    きっず、そんな関係の愛でしか私の気持ちが動かないこずも私自身の心が誰かを傷぀けお誰かを蟛い思いにさせおしたうだろう。それなら、ロッカヌの鍵を捚おお、2床ず秘密を明かすこずは無いだろうし、バックにしたったたたの溶けかけたチョコレヌトを垰りに食べるたびに、ほんの少し電車の䞭で矎味しいずいう痛みず溢れ出す幞犏床がチョコレヌトの䜓枩で心を溶かすだろう。
    涙を流す時、それはこころの悩みではなく、食べ物の悩みだったら良かったのに。

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