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ディオニソスの憂い 《詩》

    さすらいさむらい

    アートの鑑識眼ってなんだろ

    アートが醸し出す
    過去でなく 今でなく 未来でないもの

    「醸し出す」の文字どおり
    それは 所与として そこにある

    人は
    それを評価する基準をつくる
    点数 〇△×
    値段をつける
    オークションにかける

    量で測れないものを作ったのに
    尺度によって
    客観的にあつかうのって

    そんなに
    そんなに
    周りが気になるの?

    アーティストは
    評価や値段を
    気にするようになったとき
    その作品を 説明する


     
     
     
    日常と思索のあいだに生まれたものを書き留めています。 詩、旅、少しのエッセイ、ときどき哲学ホラー。 それらのあいだを浮遊しながら、漸層的に世界を体感していきたいと思っています。 その体感を、少しでも共有できたらうれしいです。

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